感動の勉強会 | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

 

今日のお話しはパリ・フィトアロマ協会の勉強会のお話し♡
どんな協会なのー?と思った方はクリック♪

 

IPAP協会の勉強会が終わりましたー!!!

感動のフィナーレを迎えて、嬉しくなっちゃったので

いろいろ語らせてください。

 

そもそもIPAP協会ってなにさ、という方のために。

 

私は「健康になるんだったらどんな方法でもいいじゃん」

と思っています。

だから、アロマでもハーブでもお薬でもなんでもいいんですよ。

結果オーライ。

 

でも、西洋医学、東洋医学、アロマテラピー、フィトテラピー

ジェモテラピー、ホメオパシー、フラワーバッチなどなど

たくさんのツールがあるのに、横のつながりがない!

みなさん、ひとつの分野の学びを深めるけれど

横断することや俯瞰する機会がなかなかない!ということに気づきました。

 

ないならつくっちゃえ!と思って立ち上げたIPAP協会。

みんなが学んだ「健康になるための知恵」を持ち寄って

あーじゃない、こーじゃない、お話ししようよ!という協会です。

だから、IPAP協会認定講座というのはないんですね。

「健康になるんだったらどんな方法でもいいよね」

と思ってくださっている方にお集まりいただいている集団です。

 

今年度から「勉強会」というのを始めました。

じつはずーっとやりたかったこと。

いろいろ試行錯誤したのですが、みなさんにフィットした形が探せなくて。

やっとできそう!というところでいよいよローンチです。

 

昨年10月のお話会でリーダーさんを決めました。

スタッフもバックアップしながら

リーダーさんに勉強会をリードしてもらう。

リサーチが得意でお仕事が速い&正確なUさん

空気をサクっと読んで、コロコロと議論を回していけるOさん。

立候補してくださった時点で、もう成功だな、と思いました!

 

それ以降、何度もスタッフ会議を続けて

「(アロマの)協会ごとの違い」というテーマで

学ぶ精油の禁忌、事故を起こした時の対処法

妊婦やこどもにはどのように使うと教わるのか

何を学ぶのか、何時間授業があるのか、いくらかかるのか

などなど、徹底調査することになりました。

 

アンケートに答えて頂いた方にだけ、勉強会の参加資格が与えられます。

(IPAP協会は参加型の協会なので、参加した人だけ得をします)

そのアンケートのまとめ、なんと150ページになりました!!!

プリントアウトした方がいらっしゃったのですが、3cmほどの厚み!!!

 

アンケート自体、年末のお忙しい時期にみなさん取り組んでいただいて

本当に本当に感謝しております。

みなさんが口を揃えておっしゃっていたのが

「こんなにちゃんと教えてくれていたんだ!」って。

 

どの協会も「理念」に従って

そりゃあもう、きちんと練られて作られた教材です。

あっちよりこっちの方がいい、と世間で言われていても

「教えることが少ない」のではなくて「その理念を貫いているから」

それがしっかりとわかるアンケートになっていました。

 

そこからまとめ作業をして、レイアウト・デザインを整えて

中身の編集はいっさいせずに、すべてシェア!(もアンケート提出者のみ)

 

私もそうですが、もうみんなびっくり。

既存の協会に入っていたら、その情報は詳しくなるけど

他のことは知りませんよね。

蓋を開けてみると、いろいろな違いが。

 

違うのは当たり前ですが、こんなに違うの?

あっちとこっちで言っていることが違う。

アロマって何?と迷子になるのも当たり前です。

だって正解がないから。

 

勉強会で参加者さんがおっしゃったのですが

アロマをピラミッドに例えると

下から見ると四角形

横から見ると三角形

よーくみれば絵や文字が書いてあったり。

でも、ピラミッドはどこからみてもピラミッドに違いない。

どこから見るか、なんですよね。

 

四角形だ、三角形だと言い争っても解決にならない。

両方正解ですから。

 

そしてこれも参加者さんのお言葉。

「これからの時代、もう「どこの協会」っていう括りじゃなくて

誰に何を習うか、何をどう伝えるかの方が大切」ってその通りです!

 

150ページのアンケート結果で

参加してくださったみなさまが、いろんなことに気がついて

「大変だったけどやってよかった」とお話しくださって、感無量♡

 

4ヶ月の準備を経て、勉強会当日。

もう、アンケート結果の時点で(いや、リーダーが決まった時点で)

成功は決まっていたのですが、リーダー2人は緊張されていました。

勉強会は、スタッフ会議で「読み合わせはしない」ことになり

リーダーが「みなさんにこれを聞きたいよ」という本音トークに。

 

「こういう使い方はダメだよ、って言われたけど実はやっていることは?」

「やってみて失敗しちゃったことは?」

というところから、みなさんの経験でいろーんなところに話が膨らみました。

 

精油のアレルギーや植物オイルのアレルギーの話

介護施設での話、薬局での話

10年前の精油が売ってた話、香りで気持ち悪くなった話

マスクスプレーの話...。

 

協会員さんはさまざまなお仕事をしています。

アロマ講師の方も、介護施設でアロマを取り入れている方も

薬局勤務の薬剤師さんも、中医学、ハーブ、食の仕事をされている方も。

それぞれ「精油エピソード」があって

ご経験をお話ししてくださり、本当にためになりました。

 

私、こういうことがしたかったんですよ。

だって一人で経験できることって限界があるじゃないですか。

それを持ち寄ったら、いろいろな追体験ができ、自分のお仕事にもいかせます。

相乗効果しかない!

 

ずっと、興奮しっぱなしでした。

この勉強会、リーダーのおふたりが本当に綿密に準備してくださり

場の雰囲気も素晴らしく、みなさんがちゃんと参加できていて

オンラインなのに、リアルであっているかのような熱量!

リーダーには本当に本当に感謝しかありません。

 

私はひとりでは何もできない。

IPAP協会立ち上げた当初は

勢いだけでひとりで頑張ってみましたけど

みなさんのリアルな言葉を引き出すのは本当に難しかった。

 

5年目にしてやっと、IPAPがどういうものだか

協会員さんにも伝わり、積極的にご協力くださるようになりました。

スタッフの方にも恵まれて

いい雰囲気の中、協会員のみなさんにも満足感を得ていただける

意味のある団体として成長できたかなと思っています。

 

双方向のコミュニケーションが円滑になり

「みなさんの知りたい」をご提供できるようになりました。

 

4月22日は理学療法士で骨盤底筋ケアのスペシャリストの先生による

骨盤底筋ケアのセミナーをやります!

8月26日はそれを受けての智美による

フランス女性の婦人科ケア(更年期)のお話しを。

こちらは、詳細決まりましたらお知らせします。

 

あと、昨年度の「真正ラベンダー精油28社比較プロジェクト」

のまとめとして、7月に5日間セミナーを行います。

 

他にIPAP協会では、お話会、勉強会があり

フランスの健康に関する記事の翻訳のニュースレターがあり、と

盛りだくさん。

「これ聞きたい!」「これやって!」を実現するのが

IPAP協会の活動なので、協会員さんの声を募集中。

ご興味のある方は、ぜひぜひ下のページからご入会ください♡

 

 

 


ほっと一息♡