エコセラピスト!? | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

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ネット記事のお話なのですが

アメリカでは「エコ不安」が深刻化し

専門のカウンセラーが求められているとのこと!

想像の斜め上をいく世界でした!

 

まず、「エコ不安」とはなんぞやですが

気候変動などで地球はさまざまな危機に直面しています。

森林火災とか大洪水とか地震とか。

そんなニュースも多いですよね。

それに伴い、人々にも心理的な影響が出てきていて

地球環境に対する不安・恐怖を相談する人が多くなっているそうです。

 

エコ不安で従来のカウンセラーに相談しても

カウンセラー自体が「エコ」に関する知識が不足していると

解決できないという問題が生じているとか。

たしかに。相談している内容がちんぷんかんぷんだったら

いくら「こころ」の専門家だとしても

解決法はでてきませんよね。

 

記事内では、フロイトのメソッドは

エコ不安には合わないようだ、と書いてありました。

各心理カウンセラーにはそれぞれの解決法があり

フロイトのメソッドだけじゃないのですが

「無意識」下に抑圧されていた感情や記憶を意識して

それを受け入れることで気づきや症状の軽減を目指すというのが

「エコ不安」と相容れないとのこと。

 

詳しいことは専門家じゃないのでわかりませんが

そもそも「エコ不安」は外部の

しかも私たちの力ではどうにもならない力によって起きている現象が

私たちのこころを不安にさせているのですものね。

 

どうしてこんな話をしているかというと

「エコ不安」なるものが出てくるだろうなーと考えたことがあったから。

私も環境についてはちょっとだけ気にしています。

ゴミを出さないようにエコバックを持ち歩き

二酸化炭素を出さないように火・ロウソクは使わない

(フランスは多くの家庭がオール電化です)

プラスティック容器じゃなくてガラス容器を選んだり

生分解性の素材を選んだり

野菜などは皮などもなるべく使い切る

などなど、実生活でできることはしています。

 

私1人の行動なんて、地球規模で何にも変わらないし

私がしている行動も

別の角度からみると実はエコではないってこともあり

時に、やるべきなのか、どうなのか?と自問することもあります。

でも、自己満足と言ってしまうと悲しいですが

やりたいからやる、やることに意味があると思うからやる

というところで、納得していたりします。

 

ニュースなんかを見ますと

グレタさんを筆頭に、環境活動家の主張を聞いたり

自然災害の映像を見たりすると

大きな力にならなくても、やった方がいいんじゃないかな、と。

 

ただ、そうじゃない人の行動にヤキモキしたり

そうじゃない人に自分の主張を押し付けたり

そうじゃない人が多いことに絶望したり

あちこちで起きる自然災害に恐怖を覚えたり

エスカレートしていくと「エコ不安」はあるなーと思ったのです。

 

今回記事を読んで、すでに「エコ不安 eco anxiety」という言葉があり

2017年の時点でアメリカ心理学会で取り上げられていたと知り

さすがアメリカ、となぜか感心するとともに

専門のカウンセラーが必要になるほど

深刻な人もいるんだなと、ちょっと驚いています。

 

フランスは、多分アメリカほどではないですが

カウンセラーはすごく身近。

 

心理カウンセラーも、さまざまな得意分野がありますよね。

こどもの問題であっても、幼児期なのか、思春期なのか

ことばの問題なのか、からだの問題なのか

いろいろな専門家がいます。

 

こころの不調は、ありとあらゆるものからもたらされているので

それに特化したカウンセラーが必要となりますよね。

 

私自身は心理カウンセラーではありませんが

感情について注目しているので

エコ不安というのも新しいキーワードとして

興味深いテーマだなと思います。

今後、どのようになっていくのか、見届けたいと思います。

 


先週ですが、パリは桜が満開🌸