Deep in Paris♡ | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

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フランスは人種の坩堝といわれます。

パリなんか特に、いろーんな国出身の人がいます。

その人がフランス生まれでフランス国籍を持っていても

私たちがイメージする金髪の青い目の人は超レアで

だいたい、どこかの血が混じっています。

 

だからこそ、純日本人の私が住んでいても浮かない。

見た目が「外人」の人に慣れているんですよね。

 

そんなフランス暮らし20年の私ですが

もう少し在仏歴の長いオネーサンのお友達と

パリで異国旅しようよー!と盛り上がり、出かけてきました。

 

きっと、私の人生でも初めての、ディープ世界でした♡

 

行き先はBarbes rochecheartという2番線と4番線が交差する駅。

ここは、北に行くとアフリカ人街。南に行くとインド人街。

お洒落なパリのガイドブックでは「スリが多くて治安が悪い」で有名な場所。

 

今回の「海外旅行」はこの駅の北のアフリカが目的地です!

フランスに来たばかりの20年前、現代美術アーティストを紹介してもらい

しばらく日本語とフランス語の交換授業をしてたのですが

それがこの駅より北のSimplon。

駅前のアパルトマンだったので、足を踏み入れることもなかったのですが

アフリカの人たち「しか」いないのではないか、という街でした。

 

15年くらい前に近くを通ったら、道に布を広げて

みんなでメッカに向かってお祈りしていて

ここパリだよね?とびっくりしました。

 

友人も15年くらい前に迷い込んだ「市場」が

なんだかすごーいディープで

私とだったらあの辺にまた行きたい!ということに。

 

あらかじめ、google mapでアフリカンレストランの目星を付けたのですが

そんな駅前のじゃなくて、もっとディープな方に行こうよーとなり散策。

 

パリのもう少し中心にちょっとしたアフリカンな道があるのですが

そこよりもアフリカ出身の人たちが日常の買い物をするような本当の「地元」感。

 

なんだかわからないスパイスや

とぐろ巻いている乾燥ヘビ?みたいな食べ物

私もまったくわからない葉っぱ類(ハーブ)

これは鯵(アジ)じゃないだろうと思われるけどアジと書かれた巨大魚

ド派手な柄の布屋さん

30年以上前にタイムスリップしたかのようなオヤジカフェ

などなど、とーにかく在仏が長くても知らないよねーというものばかり。

 

友人がおそらく目指していた「市場」的な道があったのですが

短い道に3軒のお肉屋さん。

そこが、衝撃的なお肉の売り方で、驚愕のあまり写真も撮れなかった。。。

臓物や豚足、豚や仔牛の顔などが、もーのすごい数、積み上げられているんです。

 

3軒もあって、どこも大量の臓物で

でもよく見ると、肝臓などはちゃんと角が立っているし

腎臓や砂肝などの色も超新鮮。

帰りにも寄ってみましたが、あの大量のお肉が3分の1くらいしか残っていない!

みんな食べるんですね。どんなふうにお料理するんでしょうか?

 

八百屋さんでも、みたこともない野菜がたくさんあり

山芋っぽいものも何種類もある。

私も中華スーパーでよく買う「オクラ」ですが(アフリカの人よく食べます)

これがすっごい新鮮で、びっくりしました。

 

で、きゃーきゃー言いながら、ランチが食べられるところを探したのですが

意外になくて、ちょっと外れの方まで来てしまったんです。

Google Mapを見ると、グルジア(ジョージア)料理のレストランがあり

そこにする?と行ってみたのですが、先ほどまでのディープさが足りず

とても小綺麗でお洒落なレストランだったので、その日の気分じゃなくて。

(後日行きたいくらい、興味はある!)

 

友人がここどう?と恐る恐る覗くと、アフリカの人が食べている小さな食堂。

この友人とじゃないと絶対に入ろうと思わないし、友人も同じこと言っている(笑)。

他のどの友達とも行こうなんて絶対に思わない、地元感しかないお店。

パリとは思えません!アフリカに旅行した雰囲気!

 

覗いたときに食べていたのは、お店の人(笑)。

で、アジア女ふたりが迷い込んできたのに、フツーに接客してくれます。

特に笑顔もなく、かといって面倒くさそうでもなく

フツーの接客が「受け入れられている」感じでくつろいじゃう(笑)。

 

マフェというピーナッツ煮込みと、発音できないメニューを頼むと

後からアフリカの常連さんが次から次へと入ってきて、満席!

この時点で13時30分。

 

で、チキンウィングみたいな揚げ物とビールを飲んでいるテーブルがあり

あれ、美味しそうーなんて言いながら、こっちもおしゃべりに夢中。

すると、私たちの後から来た人にチキンをサーブしだして

そのテーブルのお兄さんも「あんたたち、俺らより前に来てたよね」なんて。

お店の人も「今やるから待ってて!」なんて言ってたんだけど

サーブされたのが15時です!そう、1時間半待たされたー(笑)。

 

アフリカ時間だよねーなんて、気にしなかったのですが

次から次へと常連さんが入ってきて

みんなアフリカンのミュージックビデオとか食い入るようにみたり

店内で(狭いんですけれど)いきなりジャージやTシャツを売り出す人がいたり?

もうなんだかわけがわからない(笑)。楽しすぎる。

 

テレビもどんどん音量が上げられて、私たちも大声でしゃべって

サッカーが盛り上がる頃に、退散しました。

17時だったので、3時間半も滞在。でも1時間半待たされたし(笑)。

 

お味は、アフリカン!という感じですかね。

私の口にはあまり合わなかったけど、でも全然不味いわけでもなく。

プランテーン・バナナの揚げ煮みたいのが付け合わせで

初めて食べたのですが(お店でよく売ってて気になってた)これはすごく美味しかった!

 

ちなみに、このお店、途中で食材を抱えて帰ってきた女性がいたのですが

お店の名前が「アントワネット」。この女性の名前かな?

この方も、フツーに接客してくれ、親切でした。

多分、アフリカ系の方って、こんな感じだと思う。今までもそうだった。

 

って、「アフリカ」という国はなくて、アフリカ大陸は広いですから

一緒くたにするのは失礼ですよね。

このお店はどうやらカメルーン料理っぽい。

ただ、店内のサッカー番組ではみんなセネガルを応援していたし

フランスには確か、セネガル人が多かったと思います。

カメルーンは英語圏で、セネガルはフランス語圏だったかと。

 

ちなみに、フランス人がよーく知っているアフリカは

北アフリカですね。モロッコ、チュニジアとか。

そこから下の西アフリカ、東アフリカ、中央アフリカ、南アフリカと

いろいろと個性もあるし、かつての統治国の文化も根強いのかな、と。

 

パリにいながら、異国情緒たっぷり、エキサイティングで

素敵な「旅行」の思い出が作れました。

ついつい「次はチキンウィング注文しようね」って言ったけど

またあそこ行くのー?と大笑い。

そして、夕刻も近くなった帰り道には、たくさんのアフリカの方が集まる

バー&レストランを発見して

「今日は初級編だったね」と続編があるかのように解散しました。

 

中東料理はわりと流行って身近に感じているのですが

アフリカ料理は最近とても気になります。

またスパイスの研究をしようかな。

まずはwikipediaで「アフリカ」のひとつひとつの国を把握したいと思います!



これが長い魚🐟なのか、蛇なのか🐍

カラカラのミイラになってらっしゃる