こんにちは。アロマトローグのTomomiです。
2月の日本セミナー・レッスンの一般ご予約承り中!
【⑴ セミナー 『ラベンダー徹底解剖!-ハーブ・精油・香料-』】
東京会場 : 2月9日(日)10時30分〜12時00分
大阪会場 : 2月14日(金)10時30分〜12時00分
【⑵ レッスン 『古今東西 癒しのメソッド-呪術と薬、自然療法-』】
東京会場 : 2月9日(日)13時00分〜16時10分(3時間)
大阪会場 : 2月14日(金)13時00分〜16時10分(3時間)
【⑶セミナー 『質問セミナー❶❷』】
❶東京会場 : 2月11日(日)14時00分〜15時30分
❷大阪会場 : 2月15日(金)10時30分〜12時00分
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パリの老舗デパート(19世紀にデパートというものができた世界でほぼ最初のデパート)の
Bon Marché。左岸(地図でいうとセーヌ川の下)にあります。
右岸にはPrintempsとGalerie Lafayetteという大きなデパートが
二つ仲良く並んでいて、観光客はこちらに集中しています。
が、Bon Marchéは左岸のマダムたちの日常のお買い物スペースとしても機能していて
よりパリっぽいセレクトになっているんじゃないかなーと勝手に推測。
昔Bon Marchéのバイヤーの方の通訳をしましたが
高品質を求めるキラリと光る審美眼にさすがーと思いました。
いいもの、レアなものばかり。
私も、デパートならBon Marchéに行くことが多いかな。
食品館はこっちばっかり。(オペラのデパートはすごく混んでるんですよ)
欲しいもの、お土産ものは結構揃います。
で。このBon Marchéで
日本のビューティーアイテムをヨーロッパ中にディストリビューションしているBijo;が
2回目のPop-upを開催しております。
1回目、Bon Marché側も驚くほどの大好評だったのだそうです。
日本人の美しさの秘訣を、フランス人にご紹介するというのがテーマ。
インナービューティーにも力を入れていて
今回、ここでワークショップをさせていただきました。
いろいろ検討した結果、Bon Marchéの制約なくできることは?ということで
自然療法的お茶とハーブのマリアージュというテーマになりました。
(精油はいろいろと問題が出てきそうだったのでやめました)
フランスの自然療法では、緑茶はすごく注目されています。
彼らがよく飲んでいる紅茶やコーヒーよりも
健康や美容にいい成分が多いのですよね。
あ、だからといってペットボトルのお茶ではなくて
ちゃんと茶葉から淹れてくださいね。
以前、これもBon Marchéでしたが、全館をあげて日本をフューチャーした時に
八雲茶寮やHIGASHIYAをプロデュースされている緒方慎一郎さんのお茶のBarで
通訳のお仕事させていただきました。
(緒方さんはこの冬、マレにOGATAというすごいお店をオープンさせています)
その時、お茶のワークショップもやっていて、お茶についてかなり勉強させていただいたのです。
お茶はお茶で奥深く、日本にはとてもたくさんの種類のお茶があるので
ハーブと合わせなくても、いろいろな味を楽しめます。
が、やはりフランスに「緑茶文化」はまだまだ少なく、売っているものも限られていて
彼らの舌も緑茶の奥深さにはまだ慣れていないので(もちろんマニアはいますが)
いろいろな味を楽しめて、なおかつプラスαの薬理効果も期待できる
緑茶&ハーブのブレンドティも提案させていただきました。
もちろん、日々ハーブを飲んでいる中で、色、香り、味、薬理効果は知っておりますが
繊細な緑茶(淹れ方でこれもまた味も香りも変わりますし)と合わせた時の相性
どれくらいのバランスで合わせるかというのを、何度も実験しました。
最初は、おいしく淹れた緑茶に
しっかり出したハーブティーをひとつひとつ混ぜながら試飲。
緑茶はなるべく低温で短時間で淹れたいですし
ハーブティーはものによりますが、高温でそれなりの時間が必要。
なので別々に淹れて、その相性を見ていたのですが
実際にハーブティーのパワフルさが目立ちました。緑茶負けちゃうー!
そして、フランス人には「緑茶とハーブティーを別々に淹れて」なんて
面倒臭すぎておすすめできないので
一緒に淹れたときの、ブレンドの量や時間を実験。
私自身、こうやってちゃんと実験したのが初めてだったので
これまでの経験からの憶測と、若干違うこともあり、楽しかったです。
煎茶ブレンド、ほうじ茶ブレンドの両方、作ってみました!
実際のワークショップでは、緑茶の種類、化学から、どんな効能があるのかをお話ししつつ
まず単体の煎茶とほうじ茶を目の前で作って飲んでいただきます。
これも、それぞれの特徴を最大限に出そうと思ったら
温度と時間が大切なことを、目と舌で実感してもらう。
その上で、味に飽きちゃったら、こういうものもアリだよね、という提案をしました。
私がブレンドティーをプロデュースするのだったら
これもあれも入れてー、と想像は膨らみますが
フランス人が自宅で簡単に楽しめることを考えて
シンプルにしてみました。
フランス人には、きちんとしたお茶の淹れ方さえも珍しく、ハーブと合わせたものも、とても好評でした。
緑茶はカフェインが入っていて、苦いし飲まない方がいいと思い込んでいるフランス人が、やはり多かったです。
淹れ方でカフェイン少なくすることも甘みを強くすることもできるのは、目から鱗だったみたい。
ついでにマクロビオティック的日本の食事法もご紹介。
陰陽の食材表に質問が殺到でした☯️
みなさん、本当に興味を持って喜んでくださいました。よかったー!
ほーっとしておりまーす!
このイベントも結構直前に詳細が決まったので
2月のイベント準備と並行して焦りました!
でも、日本の美の秘密を緑茶を通してお伝えできたのでは。
次はいよいよ日本!
頑張ります💕