多くの人に聞いていただきたい!質問セミナーと癒しのメソッド | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

2月の日本セミナー・レッスンの一般ご予約承り中!

【⑴ セミナー 『ラベンダー徹底解剖!-ハーブ・精油・香料-』】
東京会場 : 2月9日(日)10時30分〜12時00分
大阪会場 : 2月14日(金)10時30分〜12時00分
 

【⑵ レッスン 『古今東西 癒しのメソッド-呪術と薬、自然療法-』】
東京会場 : 2月9日(日)13時00分〜16時10分(3時間)
大阪会場 : 2月14日(金)13時00分〜16時10分(3時間)
 

【⑶セミナー 『質問セミナー❶❷』】
❶東京会場 : 2月11日(日)14時00分〜15時30分
❷大阪会場 : 2月15日(金)10時30分〜12時00分
 

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こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

いきなりの余談ですが、パリのメトロの長期ストライキ。

やっと収束に向かってきました。

年金制度への抗議は続けるものの、メトロはほぼ動かすよ、って。

昔はストだとメトロがタダで乗れたのですが、今回は有料。

有料でホームに入って、人が多すぎて諦めても、窓口で交渉しなければそのチケットは無効。

 

ストをして働いていない職員は、お給料がもらえないので

なんと、地下鉄構内で「私たちにお恵みを!」と募金活動をしたりしていました。

ええええええ?どうなのさー?こっちは滅多にこない満員のメトロに有料で乗ってるっていうのに。

と思う人が多い中、「ご苦労さん」とお金入れていく人もいるんですよねー。不思議。

 

で、やっぱり収入激減で、ストに参加する職員も減ってしまったので

メトロとしても、この形は続かないと踏んだのでしょうか。

こんな裏話があっての、スト収束に向かう、でした!

めでたし、めでたし(?)。

 

さて。2月のイベント、ご予約受付中です。

実は、今、6つのセミナーの準備を同時進行中なのですが

今回の日本セミナー、いろいろ繋がるなと思っています。

 

普段やっているアロマテラピーのレッスンは

ちょこちょこアップデートしていますが

基本的には同じことを何回もやっています。

 

ですが、アップデートのために、いろいろな本やセミナーで

新しい話を聞いていると、「あ、これについてお話ししたい!」と思うことが出てきます。

それが、日本でやっている単発セミナーです。

 

今回、『質問セミナー』をやります。

あらかじめ、みなさまから質問をいただいて、それに答えるというもの。

これは、みなさまにお題を提供してもらっているので

今、必死で家中と頭の中をひっくり返して、答えを探しています。

 

ひとつ、面白い質問がありました。

 

ロバートティスランド氏が精油の特性は官能基だけの区別では不完全である

と主張しているのですがどう思いますか?というもの。

ここでの彼の主張の日本語のレジュメはこちら→

 

ティスランドさんはイギリスの方なので、英語です。

私は英語は得意ではないので、フランス語ほど理解できないのですが

この主張の論文をざっくりすべて読みました。60ページくらい。

 

読んでわかったのですが、精油の官能基だけではダメと言っていますが

特に電気座標軸は使えないよ、という解釈でいいかなーと思う内容でした。

電気座標軸って、知っていますか?

精油の成分「ケトン類」「アルデヒド類」「モノテルペンアルコール類」を

4つに分割した表の上に配置したものです。

これ自体は、私も習ったピエール・フランコムさん(フランス人)が作りました。

 

ティスランドさんにはお会いしたこともないですし

やはり英語なので、特に彼の文章を追ったりはしていません(ブログとか)。

ただ、一昨年に日本語で出版された『精油の安全性ガイド』

(15年くらい前のもののバージョンアップ)

を昔のも新しいのも読んでいますので、私の中では、彼がどういう立ち位置なのか

なーんとなくですがイメージがあります。

今回、この論文を読んで、なるほどなーと。

「こういう立場からこの主張をしている」ということがわかったのです。

 

電気座標軸を知らない方には???な話かと思いますが

アロマをやるなら、電気座標軸は知っておいていただきたい。

知っている方、使っている方は、私の質問セミナー、聞いていただきたいなー。

 

きっと、ティスランドさんの文章、前半で言っていることは

フランスで勉強した人じゃないと(イギリスでも学ぶのかな?そうは思えませんが)

わからないことがあると思います。

ヴァンサンのビオエレクトロニグラムのくだりです。

これは、私のマスタークラスで詳しく学びます。

 

電気座標軸がどうやってできて、どういう風に使うべきなのか

フランコムさんが今何を考えているのかわからないと

ティスランドさんの話、理解できないと思います。

というか、私もイギリス側の状況がわかっていないので

フランス側の立場から見たらこうですよーというのしか話せませんが。

 

で、この電気座標軸を理解するのに、今回たまたま時期が重なっている

『古今東西 癒しのメソッド』を聞いていただけたら嬉しいなーと。

これを聞いていただくと、ティスランドさんの話、もっとよくわかります。

 

ちなみに、ティスランドさんが参考にあげているフランスの本2冊

私も持っているので確認したところ、

すごく大事なところで、ティスランドさん間違えた翻訳しています。

そんなこと言ってないじゃん!ということが、言っていることになってる。

かなりショック。基本的なそして大事なところなのに!

これも質問セミナーでお話しします。

 

今日は、宣伝になっていますけれど、最近思っているのは

「教えてもらうものだけで満足してはいけない」ということです。

自動的にカリキュラムに組み込まれている教えてもらうものは

とっても重要です。それは基本。

でも、古かったり、世の中の見方は変わってきたり(特に海外で)

その裏の意味を考えないと、ちゃんと理解できなかったり。

 

私はもともと「これ」と言われても「これの裏」を知りたいタイプなので

ジャンルを超えて、いろいろな角度からアプローチします。

アロマテラピーも、それこそ古今東西でどのように受容されているのか

そういう視点で捉えるようにしています。

 

今回たまたまティスランドさんの論文を読んで

これを文字通り捉えたら、こういう風に取られるよね、と思いました。

実際に、レジュメの日本語訳で、みなさん動揺されていましたが

ティスランドさんが言っていることは、もっと大きなことだし

フランコムさんが作ったときでさえ

こんな風に捉えてもらおうとは思ってなかったのではないかな、と。

 

そのときのトピックをお話しする「セミナー」は一回限りです。

動画撮影をするので、配信も考えていますが(成功したらね)

永遠に配信し続けるつもりはありません(私が話したことも古くなりますから)。

ちょっとでもピンときた方は、ぜひ聞いて欲しいです。

今回はとくに「私ならでは」のセミナーなので、ちょっと自信があります。

(これまでもいつでも自信をもってお届けしていますよ!)

 

このティスランドさんの主張について、フランス側の意見はためになると思います。

『質問セミナー』は他にも、アロマやフィト、自然療法のみなさまの質問、素朴な疑問など

たくさんお答えしていきます。

参加する方はぜひご自身の???も私に投げかけてください(お申し込みの時に)。

もやもやが解決できると思いますよ!

 

セミナー、本当にエネルギーを全部投じて組み立てています。

毎回参照にする文献に目を通すのにものすごい時間がかかります。

その分、教科書に載っていない話や

載ってても一方的にしかわからなかったことを別角度から見る

など、私の中では特別なものです。

日本の方はあまり「別角度」の話を聞く機会はないと思いますので

ぜひいらしてくださいね!

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フランコムさんの電気座標軸とはコレのことです!