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2021年の今日の記事
ニューヨークから始まった
シティカクテルの旅
時々、
ウィスキーの旅
を
織り交ぜて
あちこち移動します
旅をしているような気分と
飲めなくても飲んだような気分を
感じていただけると嬉しいな
初めましての方は、
気分は5番街 からも
ご覧になってみてくださいね
こんにちは
スコットランドの
ウイスキーの旅は今日も続きますよ
スコッチウイスキーは
大きく分けて
6つの産地で造られています。
北部ハイランド
北東部スペイサイド
南方の港町キャンベルタウン
大都市近くのローランド
西側の島々アイランズ
スコッチの聖地アイラ
今日は、
険しい山々に囲われたハイランドとは
打って変わった、
穏やかな自然風景が広がる
ローランドへGo
ローランドには、
スコットランドの主要都市があり、
人口も産業も集中していましたから
ウイスキー産業が非常に栄えました。
1689年～1788年までの100年間で、
スコットランドで建設された蒸留所は31。
そのうちの25が
ローランドに建設されています。
（ちなみに残りは、ハイランドに5、アイラ島に1）
そのため当時は、
スコッチウイスキーのほとんどが
ローランドでつくられていると
言われるほどだったんです。
ところが…
1707年、
スコットランドと
イングランドが併合すると、
酒税がびっくりするほど
跳ね上がりました
ハイランド地方の蒸留所は
重税を逃れるため、
密造という方法をとります。
ローランド地方は
大都市が近く、
役人の目が
届きやすかったため、
密造ができませんでした。
このピンチに、
ローランド地方の蒸留所は、
あることを思いつきます
苦肉の策ってやつですね…
安い穀物を使って
原料のコストダウンを
したらいいんじゃない？
早速、大麦に比べて安い
トウモロコシなどの穀物を使った
ウイスキーを作り始めます。
これが、
グレーンウイスキーの始まり
と言われています。
ここでウイスキーを
簡単に説明
端折ってますからね
モルトウイスキー
大麦麦芽（モルト）が原料
グレーンウイスキー
トウモロコシやライ麦、
小麦などの穀類が主原料
ブレンデッドウイスキー
モルトウイスキーと
グレーンウイスキーを
ブレンドしたもの
1860年、
アンドリュー・アッシャー
という酒商人が
ブレンデッドウイスキーを
誕生させます。
モルトウイスキーの
強すぎる個性を
グレーンウイスキーが
包み込んだ
新たなウイスキーの誕生です。
ただ、
この時のグレーンウイスキーは
品質があまりよくなかったので、
単体で飲まれることはなかったとか。
そのため次々と
蒸留所が閉鎖されていきました
ところで、
こちらのウイスキーは、
もちろんご存知ですよね
ジョニー・ウォーカーは、
複数の蒸留所の原酒を混ぜてつくられる
ブレンデッドウイスキー。
今日は、
ジョニー・ウォーカーに
原酒を提供している
グレンキンチー蒸留所に
行ってみましょう
原酒を提供している…って
前にも聞いたことがあるな～と
思ったあなた、正解です。
それは、
アイラ島蒸留所巡りの時ですね
グレンキンチー蒸留所
グレンキンチー蒸留所は、
ミルトン蒸留所という名前で
運営されていましたが、
ライセンスが与えられた
1837年に改称しました。
スコットランドの首都
エジンバラから
東に30kmほどのところにある
大麦畑に囲まれたのどかな場所に
この蒸留所はあります。
ここのツアーに参加すると、
胸がキュンキュンするんですって。
ツアーガイドさん、
参加者全員の名前をきちんと覚えていて、
随所で名前で呼びかけてくれるとか
”こういったところが
大型観光施設では味わえない魅力なんだ”
と…友人が申しておりました
左から、
グレンキンチー12年、
タトゥーエディション、
ジョニー・ウォーカー ゴールドリザーブ
タトゥーエディションは
日本では手に入らない
グレンキンチーなんですって
一度は訪ねてみたいですね
お気に入りを紹介しています。
立ち寄ってみてくださいね
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