毎日のビンチェを営業していて思う事。
ビンチェはもちろん飲食業だから、
ビンチェとしての料理の
美味しさはとても大切だと思う。。。
そして料理と同じ位に大切なことは、
お店の居心地の良さとか、接客とか、清潔感とか。。。
自分で実行して、スタッフに教えて、
維持していくことはとってもとっても難しい。
特に接客とかについては、その形や
その接客用語とかを必死になって教えても
大きな効果が見込めないのかなぁ～と思っています。
だって、例えばスタッフ全員が
ある接客用語を使って、
同じように丁寧なおじぎが出来たとして、
本当のそのお店に沢山のファンが出来るのか。。。
逆にそうだとしたら、こんなに簡単なことはない。
もちろん、最低限の接客用語や
印章業としての立ち居振る舞いは必要なこと。
じゃ～何をどうしていけばいいのか？
今、私たちがやろうとしていることは
お客様やスタッフたちに気遣いが出来るように
所々でそのこだわりを形にしていくこと。
私自身は大雑把な性格なんだけど、
気楽に難しいことは抜きにして。。。と
思いたいところなんだけど、
やっぱりお客様商売であり、
スタッフと一緒に仕事をするのだから、
ルールや考え方を見えるように形にしていかないといけない。
こんなこともやっています。
レジの中のお札の向き。
お客様にお札の向きを揃えてお渡しできるように、
レジに入れる時から、しっかり揃えて入れておくこと。
それと、納品伝票。。。
小さな飲食店では一括仕入れが出来ないので、
それぞれの取引先からバラバラに仕入をしています。
現金仕入れがあったり、買掛であったり、
前振込であったり、それぞれ決済方法もバラバラ。。。
よく見かけるのは、伝票差しに差してあったり、
蛇腹の中に入れてあったり。
飲食業の現場って、いつもバタバタの事が多く、
あと事務処理とかって慣れていない人も多く、
伝票の整理なんかしてられない！
ということも多いのだけど、
でもね、それは大きな組織では
仕入する人がいて、経理してくれる人がいて、
という分業で、
現場は極力、接客と調理だけやってればいい。。。
というところも多いと思うのだけど、
私はこれが一番気を付けないといけないところだと
思うんだ！
商売をしていて、お金を払って仕入れして、
お客様からお代を預かるということを
一貫で解っていないといけないと思う。
その点、今の私は望んでいる訳ではないのだけど、
全てのことをやらないといけないから、
当然、伝票処理も振込もやらないといけない。
毎日、毎月の仕入額を明確にして、
毎日の損益を大雑把でも把握しておくために
発注書や伝票を毎日計算している。
だから、効率良く仕事するためには
きちんとしたルールを作っておく必要があるのです。
私のいない時にそこらに伝票を放置されたりしたら、
もうそれだけで大変な仕事になってしまうのです。
だから専用のファイルを作っています。
まぁ～普通のビジネスだと当たり前の事なんだけど、
飲食業ってなかなかこういう事が徹底できないこともある。
伝票だって、ただファイルに挟んでおくのではなく、
日付順に向きを揃えて。。。
という細かい所をお願いしておく。
こんな細かいことなんだけど、
その都度、一人がやってくれれば大したことではないのに、
後で月単位で、ぐちゃぐちゃの伝票を捜し出して
整理して並べ直して調べていくとなると
これが一仕事になってしまうのです。
こういったことも一事が万事。
飲食業だからって、細かい事務仕事をしないでいい。。。
なんてことはありません。
財布を預かっている身であれば尚更の事。
。。。飲食業だからって、
料理してればいいんだ、
お皿運んで、お皿洗っていればいいんだ、
愛想振りまいていればいいんだ、
新聞読まなくてもいいし、ＰＣ出来なくていいか。。。
それじゃぁ～いけないですものね。
。。。と、自分に言い聞かせています！(笑)
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