「今日こそは怒らないようにしよう！」
毎朝起きる度にそう思うのに、
想いとは裏腹に
自分の中から湧きあがってくるイライラを
子どもに向かって爆発させては、
「こんなに怒ってばかりの私は
なんてダメなママなんだろう」と自分を責め、
これ以上イライラしないようにと
「怒り」の感情を抑えようとしていませんか
「怒り」の感情を抑えようとするのに
やっぱり抑えられなくて、
くり返しイライラを爆発させる自己嫌悪で
子育てが苦しいものになっていませんか
実は、
イライラを爆発させないようにと
「怒り」の感情を抑えようとすることは逆効果
子どもにイライラを爆発させてしまう
「怒りんぼうのママ」ほど、
『「怒り」を消化できていない』と言うことを
あなたは知っているでしょうか
いつもの方も、はじめましての方も
ご訪問ありがとうございます！
子育てを苦しいと後悔で
終わらせたくないママのための
心の奥にある愛に気づき
ママと子どもの「幸せ力」を育む
【幸せママ塾】主宰
こんのなおみです。
子どもにイライラを爆発させているのに
「怒り」が消化できていないってどういうこと？
子どもにイライラを爆発させることって
「怒り」を消化しているってことじゃないの？
そんな風に思ってしまう方も
多いかもしれませんが、
イライラを爆発させてしまうことは
「怒り」を消化しているワケではありません。
と言うのも、
イライラの爆発は、
あなたの中にある「怒り」が
急激に噴出したものであって、
あなたの中に生まれた「怒り」を消化して
小さくしたりなくしたりしているワケでは
ないからです。
爆発したイライラの発生源は
子どものせいではない！？
ここで少し、
子どもにイライラを
爆発させてしまうしくみについて
お話していきますね
あなたが子どもにイライラを爆発させた時を
振り返りながら
読んでみて欲しいのですが、
イライラが爆発した
子どもの言動を目にする前に、
そもそもあなたの中に
イライラが存在していたことはないでしょうか？
例えば、
・子どものちょっとした言動に
イライラを爆発させてしまったけど、
振り返ってみると、
子どもの言動の前に
私の中にはモヤモヤしたものがあって、
それは帰宅する前に職場で感じた
同僚へのイライラした気持ちだった。
と言うのは
継続でサポートさせていただいている
クライアント様のお話ですが、
・嫌なことがあってクサクサしていた時に
子どもがおもちゃを散らかしたことで
イライラが爆発してしまった、とか
・仕事が忙しくてピリピリしている時に
子どもが牛乳をこぼしたことで
イライラが爆発してしまった、とか、
・時間がなくて焦っている時に
子どもがぐずったことで
イライラが爆発してしまった、とか…
そんなことが
あなたも身に覚えがありませんか？
実はそれは、
一見子どもの言動が原因で
イライラしたように見えて、
子どもは
あなたの中にあるイライラを刺激して
爆発させただけ…
そもそもあなたの中に存在していたイライラが
子どもの言動がキッカケで爆発しただけで、
そのイライラの発生源は
子どもとは別のところにある、
と言うことなんですね
と言うことは、
あなたの中でイライラと言う
「怒り」が発生した時に、
その「怒り」を消化することができて
あなたの中にイライラが存在していなければ、
子どもが刺激してきたところで
爆発しなくて済む…
つまり、
子どもにイライラを爆発させてしまうのは、
発生したイライラを溜め込んでしまうほど
『「怒り」を消化できていない』から、
と言えるのです
「怒り」を消化できないのはナゼ？
では、
イライラを溜め込んでしまうほど
「怒り」を消化できないのはどうしてでしょう
理由はいくつかあるのですが、
それらに共通するのが
「怒ってはいけない」と
「怒る」ことを禁じていることです。
私達の中に発生した感情は
どんな感情でも、
しっかりと感情を
感じたり出したりすることで
消化することができるのですが、
「怒ってはいけない」と
「怒る」ことを禁じていると
自分の中に「怒り」の感情が発生しても
感じることも出すこともできず
消化できないので
発生した「怒り」をそのまま自分の中に
溜め込むことになってしまうんです
じゃあ、
どうして「怒る」ことを禁じているのか？
と言うと、
そこには
私達がこれまで育ってきた環境が
関わっているのですが、
「怒り」の感情って不快なので、
いつまでも自分の中に
溜め込んでおきたくはないもの。
だから、
「消化する」ことができない分、
他の方法で自分の中から出そうとする…
それが「爆発させる」と言う方法だと言う
ワケなんですね
と言うことは
見方によっては、
イライラの原因に見える子どもは、
あなたが心の中に溜め込んでいるイライラを
爆発させて出すことを手伝ってくれている、
とも言うこともできるんです
子どもにイライラを
爆発させてしまうのをやめるには…
と言うことは、
子どもにイライラを爆発させてしまうのを
やめたい！と思うならあなたがすることは、
「怒ってもいい！」と
「怒る」ことを自分で自分に許可して
「怒り」を小出しにしては
あなたの中に溜め込まないようにすること
「怒ってはいけない！」と
「怒る」ことを禁じれば禁じるほど
あなたの中に溜まっては
行き場を失った「怒り」が
爆発しやすくなってしまうので、
反対に「怒ってもいい！」と
「怒る」ことを許可することで
「爆発」しなくてもいいように
「消化」していくんです
とは言え、
「怒ってはいけない！」と
「怒る」ことを禁じていることは
無意識のことで自分では気づきにくいこと、
「怒ってはいけない！」と思っていた時期が
長ければ長いほど
「怒り」の感情を感じにくくなっては
消化することも難しいこと、
「怒り」を小出しにするとは言っても
子どもや家族の前で出すことはしたくないこと、
などから、
カウンセリングや
セルフカウンセリングで
まずはあなたの中の
「怒り」に気づくことから始め、
あなたの中にある「怒り」を
消化していくことがオススメですよ
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「爆発させる」ではない
「怒り」を消化する術を身につけることで
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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
おわり