「私」が生まれてから
「今の私」になるまでを振り返る
『私が「私」になるまでの話』
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《第79話》マタニティーブルーで号泣!甘え下手な私の産院での生活。
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「いい子にならなければ…!」
のまま大人になったあなたへ、、、
もう1つの魂が目覚める
セカンドソウル心理学
セカンドソウルカウンセラーの
こんのなおみです。
セカンドソウル心理学とは…
→全13話、一気読み!【セカンドソウル心理学とは】まとめ
初めての育児。
私の中にある情報と言えば、
産院で看護師さんから聞いてきた
オムツや服の交換の仕方と
おっぱいのあげ方、
抱っこの仕方、
沐浴の仕方…くらい。
その他のことは何もわからず、
育児本や雑誌、
ネットで調べるしかありません
しかも、
大切な大切な我が子、
間違った方法で
育てるわけにはいきませんよね…
そう思っていた私は、
看護婦さんに言われた通り、
3時間おきに
右と左のおっぱいを5分毎交代であげて、
育児本に書いてあることに沿って
おっぱいの時間に重ならないように
お昼の前後に沐浴して、
夜もできるだけ9時には布団に入り、
朝も早めに起きる…
そんな風に、
常に時間を気にした育児生活を送っていました。
勿論、子どものことは
かわいくて愛おしくて仕方なかったのだけど、
子どものことを
よく観察しながら育てていたか?と言うと、
そうではなく、
後になって友達に
「オムツなのかおっぱいなのか、
泣き声で何となくわかるよね!」と言われて
そういや私は泣き声でなんて判断していない…!と
衝撃を受けるほど、
時計と育児本に合わせてばかりで、
子どもの様子なんてよく見ていなかったのです
今振り返ってみると、
赤ちゃんに対してそうしていたように、
私自身に対しても、
「正解」ばかりを探しては、
自分の気持ちや考えよりも
「こうしてはいけない!」「こうあるべき!」
と言ったルールを重視していたんだと思います。
やっぱり相手は鏡、なんですよね…
しかも、
1ヶ月検診を終えたら
里帰りしていた実家からアパートに帰りたかった私。
アパートに帰ったら
全部私がしなきゃいけないんだから!と、
実家にいる間も、
赤ちゃんのお世話に関しては
私がすることに頑なだったんです…
もうホント、どこまでも甘え下手
ちなみに、
私が早くアパートに帰りたかった理由は、
早く夫と3人での生活を始めたかったから。
早く赤ちゃんをパパと一緒に過ごさせてあげたい、
早く夫を赤ちゃんと一緒に過ごさせてあげたい…
そんな風に思っていた記憶ですが、
これを書いていてふと思ったのは、
私が夫と一緒に過ごしたかったのだ、
と言うこと
夫のそばが私の居場所だったのかもしれません。
アパートに戻ったらきっと、
赤ちゃんと夫と3人での
幸せいっぱいの生活になるに違いない
そんな風に期待に胸を膨らませていた私は、
想いを叶えて、
1ヶ月検診を終えるとその足で
アパートに帰ったのですが、
夢に見ていた
アパートでの育児生活の始まりは、
それはそれは壮絶なものでした…