「私」が生まれてから
「今の私」になるまでを振り返る
『私が「私」になるまでの話』
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セカンドソウル心理学
セカンドソウルカウンセラーの
こんのなおみです。
セカンドソウル心理学とは…
→全13話、一気読み!【セカンドソウル心理学とは】まとめ
私が入学した作業療法学科は、
1学年40人ほどのクラス。
課程を修了すると、
作業療法士の国家試験受験資格が
得られると言う学科です。
作業療法士とは、
『障がいと折り合いをつけながら、
活き活きとした生活を送れるよう、
仕事、遊びなど
日常生活の中での活動(作業)を通して、
心と体を元気にするリハビリテーション』を
行う人のこと。(参照:日本作業療法士協会)
今考えてみると、
人の活動(作業)の分だけ
幅がある仕事なので、
活動分野は
本当に多岐にわたっていて、
きっと工夫次第で楽しみながらも
必要な人のお役に立てる
素敵な仕事だと思うのだけど、
なんせ当時の私にとっては、
お父さんの言いなりのままに
進ませられた道…そんな気持ちが強かったの。
無事入学はしたものの、
大学受験の
「合格」を目標に進んできた私は、
ここから先の
進む目的を見失っていました
そんな作業療法学科の
担任の先生は、
偶然にも、
私が受験した
前期・後期日程共に
面接官を務めてくれた先生。
そんな先生が
「2回も受験していたから、
入学式で顔を見てホッとしたわ~!」と
私に伝えてくれたのだけど、
そんな先生に
私が話したのは、
「私は作業療法士に
向いてないと思います」
もうホント、
前期も後期も受験しておいて
どの口が言う?って感じですよね
しかも
まだ基礎科目で、
言ってみれば、
作業療法の「さ」の字も知らない頃。
そんな時期にも関わらず
そう話したのは、
もはや意思なく進んだ
私の中で感じていた違和感と、
お父さんの言いなりで進んだ
この道から逃れたい気持ちの
現れだったのかもしれません…
かと言って
大学を辞める勇気もなかった私
数学が好きだと言う私に
先生がくれたのは、
「今はエビデンスが求められる
時代だから、
好きな数学を活かせるんじゃない?」と言う言葉。
先生の
その言葉があったからこそ私は、
もしかしたら、
ここで私も何かやりがいや目的を
見いだせるかもしれない、と
なんとか前に
進むことができたのかもしれません…
でもね、
作業療法学科の特性もあってか
興味のある分野もでてきたりして、
何とか大学生活も
楽しめるようになっていったんですよ