「私」が生まれてから
「今の私」になるまでを振り返る
『私が「私」になるまでの話』
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もう1つの魂が目覚める
セカンドソウル心理学
セカンドソウルカウンセラーの
こんのなおみ です。
セカンドソウル心理学とは…
→全13話、一気読み!【セカンドソウル心理学とは】まとめ
姉弟で
唯一の女の子だった私は、
ばあちゃんに
とてもかわいがられていました。
小学校にあがった頃には
毎朝髪の毛を
おさげにしてくれたり、
冬には真っ赤なコートを
買ってくれたり、
しもやけになった足の指を
揉んでくれたり、
耳かきをしてくれたり…
とにかくたくさん
面倒を見てくれた記憶があります
大きくなってからも
「女の子は色々必要なんだよ」って
言いながら、
浴衣や着物や、
高価なネックレスを買ってくれたりして、
たぶんきっと、
ばあちゃんは、
姉弟の中で私に一番
お金をかけてくれたんじゃないかな…
そんなばあちゃんは、
自分の過去を語りながら
私達の前で泣くことが度々ありました。
と言うのも、
ばあちゃんは、
言ってみればいいところのお嬢さん。
学校の先生に
「女学校(今でいう中学や高校?)に
行ってみないか?」と言われるくらい
成績優秀だったらしいのだけど、
小さい頃にお母さんを亡くして
継母に育てられていたばあちゃんは、
学校に進学したい気持ちも
あったのに、
継母やお父さんに遠慮したのか、
そのことを誰にも話すことができずに、
進学を断念したのだそう…
そんな話をメインに、
じいちゃんと結婚して嫁いできてから
厳しい舅に厳しくされて辛かっただの、
お父さんが7か月で産んだけど
その出産が何日もかかって大変だっただの、
舅のせいで
子ども達を思うように育てられなかっただの、
農家の嫁でありながら
仕事に出ていたら
給料を全部舅に取り上げられただの、
とにかく口を開けば
辛く不幸な話のオンパレードで、
何度も何度も
話しながら泣いていたから、
ばあちゃんは
不幸でかわいそう…
そんなイメージが染みついています
辛く悲しいだけの話を
くり返し聞くのは嫌だったし、
途中からうんざりしていたけど、
私は「嫌だ!」とは言わず、
聞き流しては、
うんざりする気持ちを
そのままにしていたな…
話を止めてしまうと、
かわいそうなばあちゃんが
ますますかわいそうになってしまう…
そんな気がしていたのかもしれません
そんな私はいつからか、
私をかわいがってくれるのは、
ばあちゃんの満たされない想いを
私で代わりに癒すためだろう…
そんな風に思うようになって、
色々とお世話をしてくれる
ばあちゃんの気持ちを
ありがたいとは思えなくなっていました。
今振り返ってみると、
かわいそうなばあちゃんに
同情する気持ちと、
そのせいで私自身の気持ちを
抑え込んでいたことで、
拗ねていったんだろうな…
そんなばあちゃんの子どもである
お父さんもまたばあちゃんに
似たようなところがあって、
しっかり
負の連鎖を受け継いでいました。
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《第7話》自分の意見を押し付けてくる怒ってばかりの怖いお父さん。
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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
おわり