みなさん、こんにちは
先日の3月11日(金)で、『東日本大震災』が発生してから11年が経過いたしました。
震災から11年経過したことに対する様々な思いを、以下の記事で綴らせていただきました
毎年、”3月11日”を迎える時期になると、「防災」や「減災」についてを深く考える方々も多いかと思います。
科学技術がかなり進歩している現代であっても、自然災害がいつ、どこで、どれぐらいの規模で生じるのかを正確に予測することは、かなり難しいと言われています。
そのため、自然災害に対しては「いつ生じてもおかしくないという意識」を持ち、自分の命や大切な人の命を守る確率を上げるために「日頃から、私たちにできることをしっかりと行っておく」ことが、非常に重要であると言えるでしょう!!
そこで、あとりでは先日、避難訓練(防災訓練)を実施いたしました
今回は、「火災発生時」に、より安全に避難をできるようにするための訓練です
まず始めに、全員で防災ビデオの映像を見ながら、事前学習を行いました
ウルトラマンが登場し、火災が発生した際に必要な行動などを分かりやすく教えてくれます
映像を見終えた後は、避難をする際には”口元にハンカチ類をあてる”、”体を低い姿勢にしながら移動をする”ということが大切であると、職員が身振り手振りで説明をします
大事なポイントなどを説明した後は、いざ実践です
今回の訓練では、あとりの室内の数ヵ所に、壁と壁の間にスズランテーブを横にぴんと伸ばすように貼り、その下を潜るようにして、体を低い姿勢を保ったまま避難をしやすくする、といった形での訓練であります
みなさん、姿勢を低くした状態を保ちしながら、とても上手に移動することができております
煙を吸い込まないようにするために、口元にハンカチ類をあてながら避難するということも忘れずにできていますよ
これまでは、「決められた避難先にしっかりと避難をする」や「落下物などから体を守る」といった内容の避難訓練を実施することが多かったのですが、今回のように「避難をする際に必要な体の姿勢を維持する」といった訓練も、命を守るための行動としては不可欠であり、とても大切な訓練であると改めて思いました
「体を低くした姿勢を保ち、なおかつ口元にハンカチ類を当てながら避難をする」という動きであれば、あとりの室内でも実施をしやすいですし、利用者さんたちにとっても負担を少なく行えると思うので、避難訓練を実施しない日であっても、定期的にこのような訓練を行っていけると良いのではないかと、筆者個人的には感じましたね
また、16日(水)の夜には、福島県沖を震源とする大きな地震が発生しました。
この地震によって、東北地方を含めた各地で、複数の死傷者が生じてしまったと聞いております。
大きな被害を受けた方々に対しては心からお見舞いを申し上げるとともに、お亡くなりになれた方々には心よりご冥福をお祈りいたします。