現在小3のエビ。
周りにはだいぶサンタの正体を知っている子が増えてきました。
ちょっと前に、エビを含む小3の子供3人にオンライン授業をしました。
その時、子供たちがサンタさんから何をもらうかという話をし始めまして。
エビともう一人の男子が希望のプレゼントを嬉々として教え合っていたら、
唯一の女子が、
「ねえ、サンタってお母さんだよ？知らないの？」
って、ハッキリと言っちゃった！
男子二人と私は、それについては一切触れず。
「クリスマス楽しみだね～」
で、終わらせました。
・・・・・・・・・
気の利いた言葉が言えなかったっ！！！
さらにエビの場合は、毎年親がヘマばかり。
今年は我が家に届いたレゴの箱を見られました。
もうバレてるんじゃないかと思いつつも、
ふとした時に、サンタを信じているような発言をするので気が抜けません。
去年は、サンタさんにすでに頼んだ本を買ってあげたら、
「サンタさんにも頼んじゃったから2冊になっちゃう～」
と、本気で言っていたし。
今年は、サンタさんにメールを送るという話をしたら、
「ママはフィンランド語が分かるの？」
と、これまた真顔で言ってきたし。
うーむ・・・・・
バレてるのか、バレてないのか・・・
互いに茶番をしている気もするのですが、
ひとまず小6までを目標に頑張っています。
さて、毎年サンタ業務は私の担当。
マグロは全く役に立ちません！
今年のイブもマグロは早々に布団に入っていました。
「プレゼントが楽しみすぎて寝られない～」
というエビが本気で寝付くまで私は待機。
去年まで一緒に寝ていたエビですが、
今は別の部屋で寝ています。
本当に寝付いたのか確認がとりにくく、
今年は難易度が上がっております。
そして、エビが寝たとしても気が抜けません。
普段は一度寝たら朝まで起きないエビが、
なぜかクリスマスだけは夜中に頻繁に目を覚ますのです！
私がプレゼントを置く瞬間に目を覚ます可能性もあります。
家に電気がついていたり、私が起きている状態で
プレゼントを発見されたら困るのです。
エビが目を覚ましたとしても、
真っ暗な寝静まった家でなければならない！
そう考えた私は、
寝る前のストレッチやら目薬やらナイトルーティンをすべて終わらせ、
一旦家中の電気を消して寝る体制。
暗闇の中、布団の中でしばし時間を過ごし、
目が闇に慣れてきたころ、隠してあったプレゼントを脇に抱え、エビの部屋に向かいました。
目が慣れたとはいえ、暗い部屋の中。
速攻マグロさんにつまずいてよろめき、床に手をつきました。
これは危険だと思い、そのまま
這って行きました。
真っ暗な家の中で、
プレゼントを抱えて床に這いつくばっている私。
サンタ業も楽じゃありません。
エビの部屋の前に着いて、ハッとしました。
エビの部屋のドアは開けっ放しにしてあります。
なんと、そこから光が漏れていました。
え・・・？
起きてる・・・？
しばし私は床に這いつくばったまま、
エビの部屋の様子を伺っていました。
この時、誰かが部屋の電気をつけたら、
悲鳴をあげたことでしょう。
エビが「キクラゲ」と呼んでいる
ナイトキャップをかぶったおばちゃんが床に這いつくばっているのですから。
一体何の光なのか？
様子をうかがっていたら、
どうやら窓から漏れてきている光のようです。
エビの部屋はすりガラスで、カーテンをしていません。
真っ暗闇でエビの部屋を見たのが初めてだったので、
外の光がこんなに入ってきているとは知りませんでした。
カーテンつけてあげたほうがいいかもな・・・
と、サンタ業をしていて発見がありました。
現在エビはロフトベッドは使用しておらず。
夜には狭い床に布団を敷いて寝ています。
床いっぱいにエビの布団がある状態。
足元にプレゼントを置く予定でしたが、
下手するとエビの足の上にプレゼントを置いてしまうかもしれません。
しばし考えた結果、
今年はエビの部屋の前にあったツリーの下にプレゼントを置きました。
その昔、格安で買ったIKEAのしょぼいツリーです。
プレゼントを置いたところを記念に写真に撮りたかったのですが、
サンタしか知らないような写真を残しておいては危険なので諦めました。
プレゼントを置いた私は、暗闇の中、
再び這って自分の布団まで戻りました。
翌朝、爆睡していたら、エビに起こされました。
彼の手にはレゴとカップ。
レゴ公式ストアで買ったからか、
レゴのカップもおまけでついてきたのです。
「見て見て！サンタさんにもらったよー！！」
寝ぼけながら、
「サンタさん、来たんだね・・・良かったね・・・」
と言ったら、
「枕元になかったから、僕、何か悪いことをして今年はサンタさんが来なかったんだと思ったの。そしたらツリーの下にあった！！」
うんうん、
事情があったからね。
寝ぼけながらも、すっとぼけて、
「サンタさん、何くれたのー？」
と聞いてみたら、
エビが、「は？何言ってんの？」というような顔で、
「ママが注文したレゴだよ！！ほら！」
・・・・・・・・・・
ママが注文したレゴ？
一気に目が覚めました。
え？ママが注文したって、
ママが買ったってバレてる？？？
やはり・・・・やはり・・・
こいつのせいかっ！！？
エビはすぐに出て行きましたが、
私はその後しばらくショックで呆然としていました。
互いに茶番(？)を頑張っていたはずなのに・・・
エビもつい口が滑ったのかもしれません。
真夜中に床を這う苦労を考えたら、
来年にはサンタの正体をバラしてしまおうか？
クリスマスの朝、
私はそんなことを切ない気持ちで考えていました。
がっ！！しかし！！
その日、さらに茶番を続けてみたのです。
「ちゃーんとエビちゃんが欲しいものをサンタさんが持ってきてくれて良かったね～」って。
そしたら、エビが、
「最初、ママはサンタさんに何でもいいですって注文しようとしてたじゃん。もし、それでデュプロが来てたら僕泣いてたよ。ちゃんと欲しいもの注文しといて良かった～」
※デュプロ＝小さい子用のレゴ
・・・・・・はっ！！！
もしや、エビは、
「サンタさんにお願いする」を、
「サンタさんに注文する」
って言ってんのか！！
彼の日本語の微妙さがこんなところに・・・・
ってことは、朝言ってたのは、
ママが（サンタさんに）注文したレゴ
ってことね。
おおおおおお！！！！！
まだいける！
この子はまだいけるぞー！！
茶番なのか何なのか分かりませんが。
我が家にはまだ、
サンタさんが存在していることになっています。
来年も床を這って頑張ります！！
エビは茶番じゃなくて
本気で信じている可能性もかなりある。
シルクのナイトキャップは
里依紗ちゃんの真似をしてかぶり始めたけど、明らかに髪質よくなるよ！！
黒はキクラゲに見えるからおすすめしないかな。
色んなお店で売ってます！
