nanogen 3xなどの海外開発の育毛剤と日本
の医薬部外品の育毛剤の効果の差について
グロースファクターは日本でも周知されておりますがその中でも血管新生因子となるVEGFはほとんど知られておりません。ですが日本でもVEGFの育毛効果などの研究は行われております。
VEGFの血管新生因子の毛髪形成の研究を行った日本人研究者の発表
VEGFの育毛の役割について
日本でも行われているVEGFの医学的研究
通常は1日1回1ミリの塗布で内容量は30mlで1カ月用となっております。こちらはNANOGEN 3Xのみで育毛ケアを行っていただく場合の塗布量となり、現在行われている育毛ケアによっては成分濃度も3倍であることから使用頻度を2日に1度などにしていただくことも可能です。
Nanogen3xのVEGFはtransgenic Barley sh-polypeptide-9という植物性タンパク質から抽出された成分です。
また他に含まれている成分は以下となります。
スーパーオキシドディスムターゼ SOD
皮膚や毛根、毛髪の老化を抑えるための活性酸素除去のために配合されている成分
加水分解ルピナス抽出豆エキス Hydrolysed lupine extract
グルタミン酸ペプチドが表皮のタンパク質フィラグリンと細胞間脂質セラミド、コレステロールの合成を促進し、表皮の生成を促す。毛髪の成長因子に必要な幹細胞の生成を活発化させる成分
ナイアシンアミド nicainamide
水溶性ビタミンのビタミンB複合体の一つで熱に強く、糖質・脂質・タンパク質の代謝に不可欠である。頭皮の赤みや炎症の鎮静化、皮膚の保湿などに含まれる成分
水溶性ビタミンのビタミンB複合体の一つで熱に強く、糖質・脂質・タンパク質の代謝に不可欠である。頭皮の赤みや炎症の鎮静化、皮膚の保湿などに含まれる成分
ベータグルカン Beta-Glucan
ナイアシンアミド同様の消炎、保湿効果が含まれる成分。
ナイアシンアミド同様の消炎、保湿効果が含まれる成分。
グロースファクターのEGFの中でもVEGF(血管内皮細胞増殖因子)は日本ではガン治療などにしか知られていませんが上記のURLでご紹介をしているように日本人の研究者などによって育毛効果が確認されており毛髪の成長率はミノキシジルの234%というデータも確認されています。
一般的に高濃度ミノキシジルを使用されている方が多いと思いますがいくつかご理解いただく必要の事情がございます。まずはミノキシジルは濃度が高まると液体自体の粘度も高まり、塗布後、空気に触れると徐々に乾いていき、大変べとつきます。これは空気に触れると酸化して固まりやすくなるミノキシジル特有の性質です。
このべとつきによって毛穴内部に浸透するのに5~6時間は必要となります。この間はマッサージやドライヤーの使用を控える必要があります。またこのべとつきや粘度の高さが影響をしてご自身の毛穴内部に角化した皮脂などがつまっているとせっかく塗布しても患部である、毛乳頭に到達する成分は限られてしまい、効果が得られないばかりか塗布を繰り返し行うことでミノキシジル自体が固まり、毛穴を埋めてしまう場合があります。
毎日ご自身が行うシャンプーは毛髪がしっかりとした太さに成長するためのスペースの確保や以前生えていた2本目、3本目の髪が成長する隙間的な余裕の確保だけではなく育毛剤の浸透量も影響しますが高濃度ミノキシジルを多用すると固まったミノキシジルが逆に毛髪の成長を妨げる恐れもあります。
またVEGFがミノキシジルと異なる点としてはミノキシジルのように使用してしまった場合、血行促進効果は使用中止によって得られなくなってしまいますが一度新生された毛細血管は使用を中止しても消滅することはなく、その結果、ミノキシジルを使用中止して生じる毛髪の脱毛率(成長した髪が抜ける割合)が大変高いのですがVEGFの場合はしっかりと成長した状態であれば使用中止をしても圧倒的に毛髪が抜けない割合が高く、ミノキシジルのように半永久的に使用を続ける必要もありません。