私と音楽と歌について書いております。
今回は高校編その1です。
~幼・小学編~はこちら
~中学編その1~はこちら
~中学編その2~はこちら
~中学編その3~はこちら
音楽科の高校
未知の世界の方もいらっしゃると思うので
説明しますね~
福井県で唯一の音楽科がある高校でしたが
現在、音楽科は残念ながら廃止されています。
授業は普通に5教科7科目+体育がありました。
選択授業(音楽・美術・書道)はなく
その変わりに
音楽理論とソルフェージュ(聴音・新曲視唱)
個人レッスン(専攻・副専攻・副楽器)
がありました。
私の場合は専攻が声楽です。
他の専攻としては
ピアノ・オルガン・ヴァイオリン・フルート・クラリネット
ハープ・チェンバロがあったのは記憶しています。
ハープは地元福井の企業が生産台数日本一(世界2位)だったりします。
クラスメイトで多かったのはピアノですね。
あとはオルガン、ヴァイオリンと続いていきますが
同級生でハープやチェンバロ専攻の人は居ませんでした。
先輩にハープ専攻の方が居て
かっこいいなぁ~と密かに思っていました。
副専は声楽専攻の人はピアノでした。
ピアノ専攻の人は声楽を学びます。
他は・・・鍵盤楽器の人は声楽を
そうじゃない人はピアノを・・・
といった感じだったような。
残念ながら記憶は曖昧です 笑
副楽器は本人の希望楽器が学べました。
第3希望ぐらいまで提出したような気がしますが
楽器は
ヴァイオリン・フルート・クラリネット・ハープ(ノンペダル)
は購入しないとダメだったので
私立の高校入学で既に親に負担をかけていると思った私は
買えと言われないだろうチェンバロを選択しました。
中学の時に吹奏楽部顧問から
「音楽をやるなら音楽科のある学校に行きなさい」
言われた意味は大学受験準備の段階で
ようやく理解しました。
音楽科では大学受験に必要な音楽科目が
普通に授業に組み込まれているので
特に苦労することなく大学受験準備が可能でした。
専門性のある科の利点でしたね。
各音大の試験傾向なども先生方は熟知しておられたので
バックアップ体制はしっかりしていたと思います。
ただ5教科+7科目のほうは
かなりゆる~い授業内容だったので
センター試験を受ける人達は
自分でより勉強をしないといけないような感じだったので
選ぶ大学によっては大変だったもよう・・・
そんなことを何も知らずに高校入学した私は
入学式当日、担任の先生から
「今から志望大学のアンケートを取ります」
と言われ焦ることになりました。
高校入学出来た~♪わぁ~い♪友達沢山出来るかな♪
と思っていたので
志望大学???????
そもそも音大って知らないよ?となり
唯一知っている地元の短大を記入することに。
このやり取りを後ろから見ていた母は帰宅後に
「大変なところに入ったわね・・・」と言い
「ほんとにね・・・」と返したのは
今でも強く覚えています。
「高校入学早々に志望大学を聞かれ
分からないから短大を書きました」
とのんきに杪谷先生に報告したことで
私の進路が決まっていきます。
そんな話の続きはまた次回。