冬季間のトラブルのつづきのような感じだが?
ルーフに雪が積ったまま走行、ブレーキ時フロントガラスに雪落下!
慌ててワイパーを動かした瞬間、モーターやワイパーリンクが外れる。
又、積雪のあるままワイパーを作動させ破損、冬の風物詩のようなトラブル。
そしてなぜかヒューズが飛ばない?
車種によってはブレーカー機能で一時的にワイパーを停止させる車種を除き、
モーター音がして動かない場合はリンク外れやモーター内部のストップ機能
ギヤー部が破損と簡単にモーター故障と判断できる。(画像はT車アルファード↓)
しかし今回は違う。モーター作動音は全くしない。
モーターに負荷がかかった場合、ヒューズに異状なければモーター破損と判断し、
ちゃちゃと終わらせたい。(ろくに点検しないで・・・)
ワイパーモータカプラーで電源くらいは確認したいが、モーターにアクセスするには
雪や氷を取り除き、ワイパーガーニッシュも冬場は硬く外すのがは面倒だ。
今回はろくに点検もしないでモーターを交換、すると大誤算だった(汗)
しょうがなく回路図を引っ張りだしワイパーモーターまでの作動電圧を点検すると、
間欠/LO/HI全て0V、ワイパーモーター制御も三菱定番のETACS ECUで行っている。
嫌な予感がする、このETACS ECU故障だと7諭吉超えだ。。。
慎重な判断が必要になる。
実際にはワイパーモーターカプラーで電圧を確認するより、アクセス的に助手席
グローBOXを外すだけで簡単に点検できることが解った!
画像のETACS ECUカプラーの緑/青の電圧点検で確認できる。
配線図からも(Lo)5番(Hi)6番端子の電圧が出力されていれば
ETACS ECUは正常と判断できる。
正常復帰後 ETACS ECU電圧
↑5番 Lo8.5~Hi14Vで変化
↑6番 Lo14V~Hi21Vで変化
21V??憶測でしかないが、ETACS ECU内DC/DCで増幅させ電流を
下げることによる保護回路? 何を保護?モーターが生きてETACS ECUが逝くか?
今回はETACS ECUの不良だった。中古で対応し無事完治したものの、
忙しさにかこつけ反省!
ただ4月に入ってからも整備難民状態か?、DRで整備パック付きの車検の予約が
取れない、又はトラック系難民が勝手に「頼むわ~」と置いていく。
一つ終われば三つ入庫の事態、こんな時に限って難解な整備も舞い込んでくる。
つつく (-_-;)💦