N社セレナ C25 バッテリーが時々上がる | 一休の整備記録簿

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日々の自動車メンテナンス記録

時々しか乗らない(2週間に1回)セレナC25 20年式 99000Km

時々乗るたびに充電を行う必要があり時間がもったいない。

高額でもいいのでハイスペックバッテリーに交換してほしいとご依頼。

現場の作業指示としては、

「2週間でバッテリー上がり発生、点検と性能の良いバッテリーに交換」

てなわけで85D23L(54Ah)を交換し、終わったと弊社の中堅社員君。

暗電流どれくらいだったと尋ねると、何それ??的笑顔!?

それ以上いうと嫌われるので、最近はいい人になってます(笑)

言われたことしかやらない、気がつかない、無関心、仕事に興味がない。

普通の日常(笑)

 

納車まで時間があったので夜な夜な点検してみると、みごな暗電流!

しかしこの暗電流の強弱が気になる?

 

 

一通り考えられる回路のヒューズを抜くが解消しない。

セキュリティーランプと波形の強弱が同じかどうか運転席で確認していると

車内から小さい音だがカッチン、カッチン、リレーの作動音のような音がする。

 

ちなみに某Nさんからの情報だどセキュリティーランプは60mA程度だそうなので、

2倍以上の暗電流が発生してる。

毎日使用している車なら問題ないと思うが2週間に1度の使用過程として

バッテリー54Ah(5時間率)で計算すると約15日程度しか持たないことになる。

まさに辻褄があう。

 

夜な夜な一人作業、オシロだと線で電流値が診れるから楽ちんだ。

電話もならないので落ち着て作業もできる。冬になると嫌だけど・・・。

そして音の部位を特定すると、運転席上のATコントロールユニットから

イグニッションS/WOFFでもカッチン、カッチン作動がしている。

音を聞いてね↓

 

 

波形の強弱と音も一致している。ナニコレ??

翌日、知り合いのDRスーパー工場長に確認すると、ATコントロールレバーの

位置検出がうまくいかないとカチカチいうらしい。しかしバッテリー上がりには

繋がるケースはないという。しかし今回は2週間に1度の使用頻度からだと計算上

辻褄があってしまう。

ATコントロールレバー位置検出は、アダプテーションや学習で改善できないかと

尋ねると、検出用スイッチの摩耗が考えられるのでATコントロールレバーと

ECUをセット交換が必要とのこと、金額は〇〇万以上の高額整備となりそうだ。

構造の詳細はまだ調べてないが、シフトレバーのアシストも行っている?

ATシフト重い車はこの予兆のようだ。

 

江戸から2週間に一度のマンション滞在でお車の使用の為、状況を説明し

今回はちょ~コスパのターミナルカットを取り付けで完了!

 

 

全ての作業において何かが足らない・・・、五感で感じろ!

感じるようになったということはジィジィの証かもな(笑)