KSR PRO 内圧コントロールバルブ取り付け | ガレージ 一狐亭

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どうもこんばんは、一狐です
最近VTRばっかりだったのでたまにはKSRも挟んでいこうかと

今までの原チャたちはには内圧コントロールバルブを装着していたのでPROにも付けようと思っていました
KSR110にはKTM の物を


GROMにはKTMの改造 した物を

それぞれ付けていたんですが、GROMに付けたまま売っちゃったのと今回もKTMって言うのも面白味もないんで別タイプの物を探していました

調べているとボールとスプリングのバルブよりリードバルブのレデューサーってのが良いらしい
リードバルブの内圧バルブを検索してみると、エアインダクションバルブを流用している記事を見つけました
ヤマハ純正 5FC-14803-00
スズキ純正 18450-41D01
こいつらを利用した物です

この中に入っているリードバルブ、すっごい見覚えがあります
VTRで交換したAIバルブやPROで外したAISバルブの中に入ってたような・・・


この中に入っているのは、ワンウェーイタイプのリードバルブ
こいつを利用すれば新たに買わなくても内圧バルブが出来るんじゃないかと言う事でチャレンジしてみました

構造はインマニの負圧でバルブを動作させるダイヤフラム、それに連結されたシャフトで2次エア側をONOFFするバルブに連結されています
そして逆流防止のリードバルブ

リードバルブ以外の物は邪魔なので外します
カシメられているので簡単には外せそうにありません
ある程度強引に力業で外していきます

ダイヤフラムのゴムはパッキンとして再利用するのでなるべく傷つけないように、ゴムとそれを押さえているプレートの間にニッパーを入れ缶詰を開くような感じで、カシメ部分を引きちぎります

問題は反対側ですが、中を覗くと

ロックワッシャーだけて止まっているので

適当なボルトを万力で押し込んでいくとロックワッシャーから外れてシャフトが抜けます
後はスプリングとバルブを引っ張り出すと

貫通するのでリードバルブだけの物になります


ゴムパッキンに成り下がった元ダイヤフラムを乗せてフタをしますが、このままだとインマニへ二次エアを吸い込んでしまうので塞ぐ必要があります
インマニ側、内圧バルブ側両方を塞ぐ必要があるので、元々繋がっていたホースを中間で切り適当な棒を入れて盲栓をします

適当な棒ですが、新たに用意する必要はなく既にスタンバってます

さっき取り外したシャフト
これホース内径にバッチリ合います
利用できる物はトコトン利用しましょう
私はハンダで埋めました


では取り付け
必要な物は内径φ12のホース約40cm


バルブを元の位置に取り付けます
この元AISバルブは出入り口共にφ12なので、エアクリ側は純正のホースをそのまま利用すると内径を変換することなく接続可能


エンジン側は両方φ12なのでKSR110の時みたいに強引に入れる必要は無し

これで完成です
NewKSR110やRPOなら元から付いているバルブを利用するのでホース代のみたった150円で内圧コンロトールバルブができます
作業だけなら1時間も掛からないのでとってもお手軽

耐久性に関しても純正採用されていた物なのでKTMのよりかは耐久性が高いんではないですかね?KTMは詰まるからリコールされてましたし

効果や燃費なんかはまた別の機会にでも
それではまた