どうもこんばんは、一狐です
雪が積もってバイクシーズン終了のお知らせが・・・
KSRも冬眠させることにしました
前回の続き
オイル交換のついでにACEWELLに付いている油温計を機能させます
KSR PROはエンジン内のオイル通路(オイルギャラリ)に直接アクセスできないため、ドレンボルトにセンサーを付ける事で油温を測ります
一般的にオイルパンの油温はオイルギャラリの温度と比べて0~5℃程度低いと言われますが取り付けできないので仕方ありませんね
用意する物はこれ
デイトナ(DAYTONA) オイルテンプ用センサーフィッティング M12×P1.5 34910/デイトナ(DAYTONA)
ACE6552に付属の温度センサーをドレンボルトに変換するアダプタ
締め付けトルクは20Nになってます
絶対にアルミのアダプタは買っちゃダメ
アルミ製の物は一度試しに買ってみた事がありますが15N手前で折れました
シールテープを巻きます
巻き方があるので注意が必要
以前会社で巻き方を知らないシャインが作業した際、テープの一部が油圧レギュレーターに引っかかって油圧が上がらないトラブルが発生しましたので要注意です
取り付けてオイル入れます
配線の経路はこんな感じで
付属のコードで十分足ります
これでようやく油温計が機能しました
バーグラフでも表示されるので、油温表示にしていなくてもなんとなく分かるのはかなりありがたいです
抵抗値を変えて擬似的にオーバーヒート状態にしてみると
設定した油温を超えると油温警告ランプ、バーグラフが点滅します。油温表示だと油温も点滅しますが
ノーマルエンジンのKSRでは気温33℃を超えるような状況でも油温が90℃を超える事はありませんでした
ボアアップでもしない限りオイルクーラーなんてまるで必要無し
ノーマルエンジンだと冬場油温が上がらなくてそっちの方が大変です
エンジンに手を入れないのであれば油温計はエンジンが暖まったかどうかの判断位にしか機能しませんが、せっかく付いている機能なので勿体ないですよね
次は電圧計と言うか、電圧・バッテリー警告の表示
メーター設定の際、b-on b-off b-hiの電圧設定があります
説明書には警告LEDが点灯、点滅と書かれていますが、これ間違いです
警告LEDではなく液晶のバッテリーアイコンが点灯、点滅します
b-onの電圧以下になるとバッテリーアイコンが点灯します
エンジンが動いているのに点灯すると発電不良や電力の使いすぎで、バッテリーが干上がります
b-off電圧以上の電圧になるとアイコンは消え正常に充電しています
B-HI電圧以上になるとレギュレータの故障など過充電で、アイコンが点滅します
これ、翻訳ミスじゃなくて原本から間違ってました
英文の方もバッチリLEDと書かれていますw
後、電圧表示にするとアイコンが点灯しますがこれは正常な動作みたい
海外製品なので良くある事なので気になったら販売元に聞いてみるのもアリです
バイクのパーツメーカーは対応が親切がクソ悪いかの極端な場合が多い様な気がしますが、エースウェルの日本代理店はかなーり優秀な方だと思います
今回の事とは別件でに問い合わせした際、対応が早く親切でした
ホームページを小綺麗に飾って過去のレース実績をアピールしてるメーカーほど対応が悪く、一元様お断りな態度をされる事が多い気がしますw