続・ヘッドライトリレーは本当に明るい? | ガレージ 一狐亭

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前回の続き

ヘッドライトリレーを自作


材料

まずは大本のリレー

 

ここら辺が一般的かな

 

 

H4コネクタで一番入手しやすいのはデイトナから出てるのではないかと

 

ヒューズホルダーに

 

配線。H4の55/60W1灯なら1.25sqで十分。H7の2灯とかだと2sqの方が安心かと
 

 

後は端子


さて材料が揃ったら作ってみるよ
配線図はこれ↓
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誤作動を防ぐために、リレー電源の-はバルブと共通にせず、車両から出てるカプラに戻します ごく希にイグニションスイッチで-側も制御してるのがあるので、共通にすると点きっぱなしなんて事もあるかも

配線を実際に車両に当ててみて適当な長さに切り、カシメて取り付け

配線剥き出しはちょっと嫌なので配線を保護した方がいいかと思う

コルゲートチューブ、スパイラルチューブ、ハーネスチューブ、ハーネステープで巻く方法があるのでお好きなのを。今回は手持ちにビニールテープしか無かったのでそれを巻いた

 

バッテリーからヘッドライト付近まではメインハーネスと同じ経路で通し
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リレーはこの位置にセット。車両側から出てるコネクタとリレー側のコネクタはポジションの裏に回し

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最後に適当にテープで巻いて完成
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今回は以前2.0sqのコードを大量に買って置いたのを使ったのだけれど、すごく太くて固くて厄介(´・ω・`)

H4、1灯なら1.25sqを使うのが良いでしょう

 

使ってみた感想としては明らかにプラシーボの域を超えハッキリ分かる感じ

ただ、明るくなってるって事はその分発熱も増えているので、ホワイトとかブルーの色付き高効率バルブをリレー経由で使うとコネクタが溶けるなんて事もあるらしいので注意が必要かも?

 

 

自作するなら普通の既製品とは違う物もできるので、こんなのもできたりガレージ一狐亭営業中

ダイオードは一般整流で1N4003(1N4004、1N4007)あたりでいいでしょう。オルタの出力電圧は40Vを超えるので耐圧50Vだと危ないかも

コンデンサは50V220~1000μFあたり

この回路だとオルタネーターからの発電がある時(エンジンがかかってる時)のみLoを点灯させる

エンジンが止まればLoも消えるので、バッテリーには優しいけど故障とキー切り忘れの心配があるので

 

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これだとキーONではLo点灯せず、エンジン始動かパッシング(Hiへ一度切り替え)でキーOFFにするまで点灯を維持で、ダイオードHを省けばエンジンパッシングしてもエンジンをかけるまでLoは点灯しません

 

上の回路からオルタを省くと

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パッシングするまでLoが点灯しない某イージーな回路に

 

作るのが面倒、作れないない人はデイトナから出てるヘッドライトリレーハーネスキットがほぼ同じ回路

配線が多くなるのが面倒で自分が作った物はヘッドライト側にリレーを置いてるけれど、デイトナの方がバッテリー側にリレーが来るので狭いライト周りに設置しなくていい分楽かと。ちょっと高いけど

 

車用に出てる悪名高きサンテカのヘッドライトリレーもあるけど、誤動作の報告もあったりどうなんだろう

 

GT-8000Bの中身
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なぜかリレーが3つも使われてる
このリレーセット、ヒューズホルダーと配線が左右用に1つずつ入ってバルブまで付いて2000円を切るってのはちょっと安すぎ

 

某掲示板では配線が細いなんて言われてるけど、使われてる配線がAVS0.85なので1本15Aで左右独立してるので、許容電流は十分すぎますね。2.0sq1本で左右駆動するより安心

1つ買ってバイク2台に取り付けてもいいかも?

 

ただ、今回GT-8000B ゴールドを買ったのだけれど、付属してきたゴールドバルブ暗すぎ!

Lux値は手持ちの1000円で買ったイエローバルブと比べてなんと40%減!(当社比)

せっかくリレーで光量を30%UPさせておきながら、バルブで40%減らすとは流石悪名高きサンテカと言わざるを得ない


最近のバルブは純正のハーネスであらかじめ電圧降下してるのを前提に設計されているみたいで
バルブのパッケージにリレーハーネス不要って書いてある物をリレーハーネス使って点灯させると、発熱が増えるので注意
クリアー以外の色付きバルブを入れるとカットされた色が熱となる場合があるから、クリアーバルブを入れた方が無難
最悪プラスチックのライトだと溶ける可能性があるらしい