冷却系統メインテナンス(その3) | はなぶさ日記

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ファンスイッチリレーの作動点検後、エンジンを始動させ水温を上げて水温計の針がH直前でもラジエターファンは回る気配無し。


でもこの水温でイグニッションオフにすれば立ち所にラジエターファンは回る。

ということでサーモスタットハウジングにある110℃温度センサースイッチと、ついでにラジエターにある97℃温度センサースイッチの点検。



事前にそれぞれの温度センサースイッチに繋がっているコネクタを外して直接センサーボディにアースするとファンは回る。

次に作動設定温度になった時に導通するのかを確認。


家のキッチンにある鍋でやると奥様に〇〇されるので、百均でアルミ鍋を購入。

水の中にテスターを繋いだ97℃温度センサースイッチを入れて加熱すると、沸騰直前の98℃前後で導通した。

少し作動温度が高い気もするが一応許容範囲なのでOKということにする。


次は110℃温度センサースイッチ。マニュアル通りクーラントを加熱する。


コイツが全く反応なしで導通せず。しかも本体に刻印された作動温度が何故か115℃?


届いた新品の温度センサースイッチの刻印は110℃。

早速交換してテスト走行で宮ヶ瀬湖まで。


水温計の針2/3辺りでラジエターファンが作動。この水温でイグニッションオフにしてもラジエターファンは回り続ける。これで2つの水温温度センサースイッチ、ファンスイッチリレーは機能していることを確認。

オイルパンのエンジンオイル温度センサースイッチの作動確認は次のオイル交換の時にやることに。

今年の夏前にラジエターリザーバータンクの底に溜まっていた錆混じりの汚れを見つけてから「冷却経路掃除しよう」と始まった「一つ直せば他が壊れる」の数々のモヤモヤもようやく解決するかと思うと胸熱。

この前クーラントに5%混ぜたMOTULのMoCOOL。


注入した日の辺りから気候も随分秋らしくなったので、その効果を判断するのは難しいけれど、
- 渋滞の中で水温上昇が少し遅い、ような気がする。
- 渋滞過ぎて走行風がラジエターに当たってからの水温下降が少し早い、ような気がする。
ということで効果が無い訳ではなさそうです。