お休みの日に埼玉の名門レーシングチームへ納品に出掛けた10月のある日。快調に東名、首都高を走り東北道浦和インターを降りて一般道に出たところで大渋滞に遭遇。
10月とはいえ夏日の中、遥か昔ならガンガン擦り抜けして前に出たのだろうけど、まったりとダンプの後ろでトロトロ走って止まってを繰り返していたら水温計の針があっという間にHを越える始末。
ええ、リザーバータンクからお漏らし始めました。リヤタイヤとスイングアームがクーラントでベトベトです。
ここで頭の中を過ぎる疑問「ラジエターファン回ってたのか?」ということで点検です。
冷却ファン系統回路を点検するための適当な配線を作って、
元々水温が高い時にイグニッションキーオフでファンは回るのでラジエターの97℃水温スイッチはOKと判断。
残るはオイルパンの120℃油温スイッチとサーモスタットハウジングの110℃水温スイッチ。
油温が120℃以下の時油温スイッチはオンになりファンスイッチリレーで110℃水温スイッチ側へ切り替えてファンが回る。
油温が120℃を越えると油温スイッチはオフになりファンスイッチリレーは97℃水温スイッチへ切り替えるのが正常。
だけど自宅で長くアイドリングさせる訳にはいかないので、確認は次のお休みの日会社へいってから。
ついでに藁にもすがる思いで、モチュールのMOCOOLを投入。