GRXクランクを自分でインストール | 還暦クライマー

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還暦を迎えたということ(もう過ぎているけど)と、ミニベロでヒルクライムしなくなったことから、ブログのタイトルを代えリスタートです。
それでも、山好きは変わらず、榛名山・赤城山をホームグラウンドに走り回ります。

ロードバイクグレードアップ計画の第2段です。
  ロードバイクに乗ると、毎回「11t,12tのギアっていらないな」と思います。代わりに15~19tの間が1t刻みで欲しい。となると12-25tのスプロケなんですが、山に上る時は28tも必要ですよね。そこで考えました。

 新しくラインナップされたシマノのGXRクランクならアウター46t インナー30tが選択できます。これに12~25tのスプロケを組み合わせてみます。
 ケイデンス90rpmで回した時の速度を見てみると

      ギア
  アウタートップ   51.7km/h   43.6km/h
  インナーロー 13.8km/h 13.6km/h

 

 と、最高速は実用上問題なく、登坂性も変わりません
また、平坦路の常用域である30km/h付近をみてみると、下記の様にクロスして使いやすく成る事が分かります。
 

      ギア
  アウター×19t   29.1km/h   27.5km/h
  アウター×18t   ー 29.1km/h
  アウター×17t 33.4km/h 30.8km/h
  アウター×16t   ー 32.7km/h
  アウター×15t 37.9 km/h 34.9km/h

 

しかし、常用域である30km/h付近でこんなにギアが飛んでいるとは思いませんでした。道理でギア選択に苦労する訳だ。


今回は、通販でオーダーします。持っていなかったクランク工具も、手配しました。
4日程で届いたので早速交換です。


まずは、クランクの交換です。

 

交換前

 

①ペダルを外します。
8mmの六角レンチで外すのですが、右側が外れません。ショップ行きも考えましたが、CRC556を馴染ませやっと外れました。

②アルテグラクランクを外します。
チェーンを内側に落とし、左側のクランクを緩め、専用工具でクランクボルトを外せばクランクが抜けます。
ちょっと固かったけど何とか外れました。

③GRXクランクを取り付けます。
ここではトルクレンチを使ってしっかり締め付けます。

④ペダルを付けます

⑤チェーンを取り付けます

チェーンをはめてインナートップで長さをチェックすると、長過ぎです。
チェーンリングがインナー・アウターとも4歯分小さくなるので、チェーンは2歯分カットします。

ついでにミッシングリンクも交換。

⑥最後にフロントディレイラーの調整です。
 高さを合わせて、あとはインナーロー、アウターロー、アウタートップの順に位置を合わせれば良いのですが、アウターローを合わせる為にワイヤーを引くと、インナーローでチェーンが擦れます。GRXはチェーンラインが3.4mmも外に成るので、アルテのFDでは無理があるのかもしれません。

 

交換後

 

12-25のスプロケは一旦試走してからにするので今日はここまで。

次は試走編?