あなたにとってプロ意識とは? | 組織学習経営コンサルタント池本克之のブログ「今日も絶好調!」

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ドクター・シーラボとネットプライスの2社を上場させた池本克之がビジネス哲学やライフスタイルを発信するブログです。

明けましておめでとうございます。

年始ですから、
目標や計画について書きたいところですが、
それはわかっていることでしょうから、

少し視点を変えて
プロ意識をテーマにします。

「あなたは何のプロですか?」
と聞かれたら、
多くの人が職業やより詳細な
仕事の内容を答えるでしょう。

調理師です。であったり、
和食の調理場で魚を調理しています。
といったことです。

確かに、対価として報酬を得ることは、
プロと言っていいでしょう。

では、
「あなたはどんなプロ意識を
持っていますか?」
に対しては、どう答えられるでしょうか?


あるプロスポーツのスカウトを
やっていた人が言っていたことを
思い出します。


「選手をスカウトする時は、
もちろんスポーツなので身体能力や
過去の成績をチェックしますが、
それだけではありません。


素行が悪い選手はリストから外します。
それは、あらゆる場面で言動に現れるので。

そして、
準備を怠らない選手をリストアップします。
例えば、練習が始まる何時間も前に来て、
ストレッチをする選手や

試合会場の隅々まで見て回って
プレーに影響がないかを
気にするような選手です。

中心選手になれなくてもそういう選手は
必ずどこかで貢献してくれることが
あるものです」。

この話からわかるように、
素行が良い=人としてやるべきことをやり、
やってはいけないことをしない人、

準備を怠らない人を
プロ意識も持っている人
と見ることができます。

考え方は様々です。
良し悪しではなく、あらゆる人が
私はこう考える、というものを
持っていていいのです。

人が集まって働く組織においても
その組織の考えがあります。

私は今年も
その一つ一つの考えを明確化することに
向き合っていこうと考えています。