年の瀬に思うこと | 組織学習経営コンサルタント池本克之のブログ「今日も絶好調!」

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ドクター・シーラボとネットプライスの2社を上場させた池本克之がビジネス哲学やライフスタイルを発信するブログです。

 

かつて、営業マンをしていた頃の話です。
担当したお得意さんの1つに
印刷屋さんがありました。


社員は100名ほどいたでしょうか、
結構な規模の工場があり、
業績も好調な会社でした。


その後、社会的に
ペーパーレスだ、エコだといわれ
印刷業界は強制的にIT化が進みました。


そこで、Web制作や集客プロモーションに
業態を転換した会社も多くあります。


年の瀬になり、今年は特に
年賀状をやめるお知らせが
多いように感じます。


そして、「ご挨拶」という名目で
カレンダーやタオルを配る光景も
かなり減った印象があります。


ムダなようで実は重宝がられたり、
意外と使われるモノだったりするのですが、


考えてみればカレンダーやタオルには必ず
その会社のロゴが印刷されています。


無地のタオルはまだいいのですが、
無地のカレンダーはただの束ねた紙です。


ここでも従来の印刷の仕事が
減っていることに想いを馳せます。


社長は元気かな?
あの会社どうなったかな?
そろそろ代替わりしたか?


年が替わるタイミングは、
ふと昔のことがよぎったりします。
普段に比べて手が空くこともあります。


親、兄弟はもちろん、
古い友達、お世話になった先輩に
年賀状でなくても連絡が
取れるタイミングです。


「ご挨拶」という風習も
日本のいいところでしょう。


そして、これなら印刷もいらないのですから。