天中殺期間の対策*⑥「妊娠・出産編」 | イケジイのおもしろ玉手箱

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天中殺の対応策

⑥「妊娠・出産編」

本日の「妊娠・出産編」では、天中殺期間の妊娠と出産について述べてみたいと思います。

天中殺期間と言えども、夫婦の営みの中では、運良く子供が授かったり、出産も当然です。
天中殺期間は受胎しにくいとも言われていますが、若くて丈夫な女性であれば、それだけ受胎の可能性は高まります。

よく「出来ちゃった婚」などが挙げられますが、以外に多いのがこうしたケースです。子供が出来たために、未完成の若い男女が結婚に至るケースです。

この場合は、愛と言うより子供のために「無理やり婚」となるだけに、一緒に暮らし始めても長続きは望めません。
そのために結婚後2~3年の内に、婚姻は精算され、夫婦は別々の道を歩まなければなりません。

20代前半の母親は、子供と共に社会の荒波に放り出され子育てと将来不安との戦いが待ち受けているのです。
運良く母方の実家が子育てに協力してくれれば、母子共に安定した生活になるかも知れませんが。

社会的には、国が「母子家庭」を支えていますから、そう惨めな生活にはならないでしょうが、子育てしながら生計を立てなければならない母親は、大変な労苦を強いられることになるでしょう。

*天中殺期間の受胎
母親が周囲に受胎の報告をすると、目出度く受胎できておめでとうございます。と周囲も喜んでくれるでしょう。

「待望の子供が授かって良かったね」
「元気な子供を期待していますね」

などと周囲から様々な期待の言葉が寄せられます。
母体は一日一日と子供の成長に夢を馳せ、次々と子供を介した夢が膨らみますが、同時に元気に生まれるまで不安と戦わなければなりません。

母体が受胎すると天中殺期間でなくても、これだけの不安材料は付きまといますから、もし天中殺期間であれば、一体どうなるでしょう?

普段でも天中殺期間は本人がナーバスになり、ほんの些細な出来事にも敏感に反応しているのに、さらに妊娠しているとなれば、当然お腹の子供にも何らかの影響を与えているはずです。

母体がイライラすれば、子供も同じようにイライラし、母体が喜べば子供も喜び、母体が悲しめば、子供も同時に悲しんでいるのです。


そうです、受胎期間中は「母子は一心同体」なのです。
まだこの段階では母子は一体であることを、認識する必要があるのです。

*妊娠4ヶ月に入ったら「胎教」を
母体の精神安定剤は何と言っても「胎教」でしょう。子供のために素敵なリズムを聴かせると共に、自分自身の癒やしのためにも効果的です。

不安やイライラから少しでも解放するためには、散歩と胎教が一番でしょう。
この場合、胎教と言っても「音楽」とくに賑やかな曲ではなく、センスのある「クラシック」をお薦めします。

しかも、お腹の子供にも聴かせるように、オーケストラやBGMやステレオなどの迫力のある音楽は、きっと子供さんも喜ぶはずです。

5ヶ月が過ぎる頃になると、リズミカルな音楽に合わせてお腹の中で足をバタバタさせて踊り出すかも知れません。

逆に賑やかな、ラジオの甲高い声を聴かせると落ち着きのない、ナンセンスなリズム感となり、どこか間が抜けたような子供になっても不思議ではありません。

音楽を聴かせた子供さんは、生まれてから曲を聴いただけで、リズムをいち早くとらえ、センスのある日常の生活リズムや音感などで、無類の強さが発揮されることでしょう。

*出産について
最近の母子手帳によると「妊娠39週」で出産と聞かされましたが、私が子供時代には「十月十日」と聞かされていました。

妊娠39週を日数で換算すると、273日ですから、十月十日を日数にすると、約310日約40日の誤差が生じ、この差は一体何でしょうね??

昭和の時代は、人間の寿命も「人生50年」と言われていましたが、現在の平均寿命は80代の後半です。

戦後70年も経つと、経済発展と共に食糧事情も大きく変わり、現在では食べ物に苦労することは殆どありませんから、
この差は「食糧事情」の影響かも知れませんね。

さて本題に戻りますが、母親が天中殺期間中に男子出産の場合は、特に問題はありません。

よく「難産」や「逆子」などを予想し、怖がる人もいるかも知れませんが、女子の出産は「母離れできない娘」になるかも知れません。


幼少期は何時も母にべったりとし、母が側にいないと不安になったり、結婚後も頻繁に実家に戻り、何かと母親を頼りにし、自立できない傾向が見られます。

この症状を無くすためには、10代の前半に親元から離し、なるべく自立心を身につけさせなければなりません。
中学から遠くの学校の「寮生活」や、場合によっては祖父母のもとに預けてみるのも効果的です。

父親が天中殺の時の「女子出産」は何ら問題ありません。
ただし「男子出産」の場合は、容易に父親を越えるような育ち方は出来ないかも知れません。

幼少期は父親が中心になって厳しく育て、10代の後半には親元から離し、寮や自活させれば順当に育つ傾向です。

いずれにしても天中殺期間中に子供が生まれたら、ぜひ「お宮参り」をお薦めします。

災厄を避けるには「神頼み」ではありませんが、子育てには人間界の力だけではなく、神さまの力も利用させてもらいましょう。

 

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