天中殺期間の対策*⑤「金運と健康編」 | イケジイのおもしろ玉手箱

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天中殺の対応策

⑤「金運と健康編」

普通の生活をしていると、「金運と健康」とは全く別次元のものと考えていましたが、ここでよ~く考えて見ましょう。

若いときは健康でお金がない時代、晩年期は病気がちだが、多少蓄えがある、中には異常にお金が余っている人もいますが、あるからと言って、そうジャブジャブと使えるお金ではありません。

20代~50代は働き盛りとともに、遊び盛りとも言えますが、自由に使えるお金があると、贅沢をしたり、お金は物に変わったりします。

その裏側には、お金がなければお金を稼ぐために元気に働ける若さがありますから、手持ちが少なくともあまり感じないのかも知れません。

また、子育て期間中は子供にお金が掛かり、お金があると子供に投資する出費と化していきます。

塾や習い事など、子供の迷惑を顧みず、自らの幼少期にやりたいことが出来なかった悔しさから、子供に自分の夢を託しているようなものです。

しかし、加齢すると、今度はお金があっても老後が気になり、先々が心配でお金を使えなくなるのです。

特に年金生活に突入する頃になると、身体のあちこちにガタがきて、病院通いや思うように動けない状態では、若いときのようにお金を稼ぐことはできません。

仮に働こうにも働き場所がないとか、給料や時間給も安いですから、労働と収入がアンバランスになりますから、やりたい仕事や効率よく働くことは不可能です。

こうして考えて見ると、若く元気なときの稼げるお金と、稼げない晩年期のお金とは当然「お金の重さ」がまったく違ってくるのです。

健康について言えば、
若いときは元気でスタミナもあり、身体の臓器も新品同様で、あまり故障もしないでしょうが、晩年期になると、足腰は弱くなり、視力も低下、臓器もあちこちにガタがきて、身体に力が入りません。

身体に痛みがあると、人間は弱気になりますから、すぐ病院へと駆けつけます。もちろん医療費は無料ではありませんから、稼ぐどころか、お金の放出につながります。

入院だの手術だのとなれば、半端なお金ではありません。しかし、晩年期はそれらが何時やってくるかは、事前に予想すらできませんから、常に万事に備えてなければなりません。

身体の痛みとか病気は「突然の来客」なのです。
予期せぬ出金も「突然の来客」です。

*天中殺期間中の金運
後天運で「禄存星」と「司禄星」が巡ってきている時が金運期間中になります。
天中殺期間中でなければ、金運が活発に展開されるようですが、ここに天中殺が加わると、厄介になります。

*事例としては
①突然の出費
②予期せぬ出費
③結果を急ぐと多額の出費
上記のうちではやはり①と②が一番多いようですね。

主な出費を上げれば、冠婚葬祭、お祝い、謝礼、お詫び、自分以外の家族関係の出費、親、兄弟、子供、配偶者、親戚関係などで発生するでしょう。

また事業家であれば、得意先や仕事先での冠婚葬祭や仕事上の予想外の出費など。

個人的には病院代、重症になると手術代、怪我や事故などによる臨時的な出費です。

このように天中殺の金運とは、「予期せぬ出費」か「突然の出費」が多いのですが、では入る方はと言えば、あまり期待できません。
何故なら「結果が無」の時ですから・・・。

また事業家の場合は、仕事は予定通り終了したとしても、何処かにクレームが発生し、そのために値切られたり、余計な出費などで、予定通りの金額が回収できないような事態も発生してきます。

さらに天中殺の金運とは「借金」も金運の仲間なのです。
この期間に「借金」すると、殆ど相手の言いなりになりますから、自分にとっては不利な条件となり、極力避けなければなりません。

③の結果を急ぐと多額の出費
例えば「協議離婚」などに見られますが、一時を争うような問題が発生すると、最終的な決着は「金額」になります。

例えば、
普通に離婚できれば、300万円でと言う場合でも、ここに何時までとか、期間を限られるなどの理由によれば、300万円では決着が着かず、500万円になりますよと、いやいやもっと多額になるケースもあるかも知れません。

それでも解決が優先であれば、金額は上がっても期間内に決着をつけなければなりません。
ですから天中殺期間内の「金銭問題」では、時間を掛けてじっくりと向き合いながら、解決する方法を模索すべきなのです。

*健康について
天中殺はどなたでも、12年間の内の2年間、12ヶ月の内の2ヶ月、12日の内の2日間に発生しております。

この内、健康を脅かされるのは「月天中殺」です。
子丑天中殺(12月7日頃から2月3日頃)
寅卯天中殺(2月4日頃から4月5日頃)
辰巳天中殺(4月6日頃から6月6日頃)
午未天中殺(6月7日頃から8月7日頃)
申酉天中殺(8月8日頃から10月7日頃)
戌亥天中殺(10月8日頃から12月6日頃)

上記は月天中殺のおおよその期間です。

いつも懸命に仕事をしていると、1年の中でも天中殺期間に「疲れが出やすい」と言われています。

また運気の落ち込みも伴いますから、身体のだるさや精神的な不安定もあるなかで、「結果も無」となれば殆どの方がモチベーションは下がります。

月の天中殺は、一般の方は殆ど気付くこともなく突入していますから、自然に「うつ状態」になって来ます。
また自分だけが落ち込む場合と、周りに影響を与える場合もあるのです。

例えば社長さんが天中殺に突入すると、社長のモチベーションが下がると、社員全員に波及したり、自分の家族や得意先関係にも影響がでてきます。

一家の長も同じようなもので、父親や母親の天中殺期間は少なからず家族や子供たちにも影響を及ぼしているのです。

影響を及ぼすとは言っても、遠く離れている場合は別ですから、傍で一緒に仕事をしているとか、暮らしている場合に起きやすい事例です。

病気は老若男女は問いません、生きている人間であれば当然のことでしょう。

また精神の不安定時は、注意力も散漫になり勝ちです。
当然事故や怪我なども、この時期に発生しやすいのです。
ただ厄介なことに、天中殺の事故や怪我は、普通時より重くなりやすいのです。

特に車の事故は、自身が加害者の場合もありますから、被害者だけとは限りません。
もし、加害者になった場合は、警察沙汰や問題がこじれる恐れもあり、解決には時間が掛かるかも知れません。

何れにしても、加害者、被害者を問わず、交通事故も他の病気と同じように、突然やってくる出来事ですから、「自分を守るのは自分」を忘れず、自己の体を守らなければなりません。


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