算命学の大運＊
「幼児期の初旬条件②」
「大運」と言えば、あまりポピュラーではありませんが、算命学を鑑定してもらった方はご存知と思います。
大運は、10年単位で巡ってくる運命ですが、その一番最初の大運を「初旬」と呼んでいます。
また、大運は独自の運命形態で、男女でも違いがあり、生まれ月や生まれた日により、それぞれ異なるのです。
調べるときは一人一人チェックしなければなりませんが、手間の掛かる業務です。しかし、お子さんの特長や行動などをある程度把握しておけば、才能開花や行動にも役立ちます。
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大運初旬条件
（大運の初旬に着目して下さい）
④年干支の欄に「対冲・刑・害・破」が表出している人
「努力型」
自分の目的が明確になれば、忍耐強くやり遂げていく傾向です。多くの事柄より、一つに集中してこそ、エネルギーが発揮され、目的が複数ありますと半減します。
友人に対する接し方は和合性や献身性、さらに犠牲的精神から、奉仕的な活動を得意とします。
賑わいや積極性には欠け、マイペースなところが強く現れるかも知れませんが、善し悪しではなく、自らの性格が表面化したものと捉えて下さい。
基本的には「集中力」に優れており、独自の世界を持っているのです。分析力、熱心、集中力、忍耐力、探求心など、外側の広がりより、内側に広がる才能なのです。
また慎重で野心家でもあり、天性のリーダーシップの資質が備わっております。
⑤月干支の欄に「対冲・刑・害・破」が表出している人
「依頼型」
幼少期は心の動揺が強く現れ、自信のなさから依頼心や甘えなどが見られるでしょう。
人間、自信がないとどうしてもネガティブに考えたり、誰かに縋りたいと思うのは大人も同じです。
子供さんにとっては心の成長期ですから、人格を形成する大事な時でもあるのです。
そんな時代に厳しい環境が待ち受けていたら、当然自信のなさに現れても不思議ではありません。
反面学びも多くなり、厳しい環境も一時的であり、周囲が甘えを許すと、大切な人格の形成に支障が出てきます。
一定のレベルでの甘えは必要ですが、それ以上の甘えを許すと、本人のためにはならないでしょう。
⑥日干支の欄に「対冲・刑・害・破」が表出している人
「質素型」
多くの友人や仲間より、気の合いそうな友人との交流を得意とします。
派手な遊びより、室内でゲームや読書、あるいは物作りなどに興味を示し、質素な人間性を形成していきます。
エネルギーの燃焼は、外側より内側の燃焼効率が高く、スポーツや習い事などの分野には、あまり興味を示さないかも知れません。
決して派手さはありませんから、側にいても存在感すら感じないかも知れませんが、おとなしい幼少期です。
しかし、物を大切に扱うことや蓄積する喜びなど、兄弟愛や協調精神から、愛情豊かな奉仕の精神を学ぶことになることでしょう。
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⑦大運の初旬に何も存在しない人
「実直型」
素直で無邪気な子供さんらしい幼少期です。
友人に対しても偏りもなく、自然に振る舞い明るく陽気に過ごせる環境を好む傾向です。また周囲に自然に溶け込み、活発で博愛精神に富んだ存在感を醸し出します。
子供らしい素直さがあり、主張すべきは主張し、相手に対する思いやりなど、一歩譲れる大人びたところもあります。
幼少期の好奇心から、様々な分野に興味を持ち、遊びも学びも吸収力豊かに蓄積していきます。
どんな環境にも順応していく力量を備え、特別な学習や習い事にも、自然に適合していく素直さがあります。
しかし、上手い下手とは関係ありません。
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