暮らしと算命学*「集から個への変化」 | イケジイのおもしろ玉手箱

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暮らしと算命学*

「集から個への変化」

 

世の中が急変して「集から個」へと移っていく段階では、まさに変動期であり、暫くは先の見えない「混沌とした世の中」が待ち受けています。

 

例を挙げれば、敗戦後の日本に似ており、昭和20年~25年頃までは、戦争で破壊された光景から復興へと舵を切り、一人一人が生きていくために必死で働き、バラック小屋からスタートし、ドラム缶のお風呂も見られたものです。

 

令和の陽の時代は、個人個人が生きていくための知恵を絞り出し、そして行動が始まりますが、成功する人と惨めな結果を招く人も、当然のように出現してくるでしょう。

 

平成時代=陰の時代(集団・女性的世界)=行動主体の時代

令和時代=陽の時代(個人・男性的世界)=精神主体の時代

 

令和は30年ぶりに「陽の時代」ですから、男性的な個の単位で物事が進んでいきます。すでにその兆候が現れてきていますから、一足早く個の単位で物事を押し進めて欲しいものです。

 

さらに陽の世界とは、最初に精神的な目的や目指す方向などが具体化しないと行動は難しく、例え間違っている方向であっても、結果が出るまで走り続けていきます。なあに、仮に道を間違えたとしても、途中で軌道修正すればいいのです。

 

人の生き方とは、他人の生き方を真似るのではなく、自分の目指す方向やビジョンをしっかりと胸に刻み、あとはぶれることなく信念を持って突き進んで欲しいものです。

1億人には、1億通りの人生がありますから・・・。

 

*くせ者(AI)登場で、今後の見通しは複雑に

訳の分からない「生成AI」が登場して来ると、AIの利用で人類がどのように変化したり、目指す座標値が明確に見えないと目標も捉えにくいものです。

 

現在大活躍のAIは、ロシアとウクライナの戦争で「AIドローン」の戦いへと進化しているようですが、AIソルジャーは軍人の代行も出来るとなると、世界中からとんでもないAIソルジャーが出現してくるかもしれません。

 

いや、もう既に水面下では進行しつつ、戦闘機で破壊行為をするより、ロケット主流の空中戦に移行しつつあるようです。

特にこちら方面では北朝鮮が最先端を走っているようですが、一方でその裏付けするのが「半導体戦争」かも知れません。

 

人間たちがAIに期待している部分では「行動の代行」、「知能の代行」は可能と考えますが、「心の代行」まで期待するようになると、神の領域である人間再生へと繋がるのでしょうか?

 

このように今後の成長の中心を成すAIの方向性も定まらず、暫くは迷走するかも知れませんが、余りにも実生活と乖離していてイメージすら掴むことが出来ません。

 

*人事を尽くして天命を待つ

陽の時代、すなわち個の単位で成功を掴み取るには、具体的にはスペシャリストやオンリーワンと言えるような、特殊な技能を身につけることが早道と言えるかも知れません。

 

自分がやりたいことや、目標とする夢の実現に向けて、コツコツと忍耐強く積み重ねることにより、いつの日か自信が持てるレベルに達したときに、神はあなたに微笑みながら、舞台を提供してくれるでしょう。

 

今や人生は100年の計として、目標を立てなければならない時代です。従来は60歳定年で、定年後は年金で悠々自適に生活できたとしても、これからは年金システムも安心とは限りません。

 

それこそ60歳過ぎたら「第2の人生」として、その人の生き方が問われる時代になるかも知れません。

 

陽の時代のポイントは、「精神の充実」や「心の満足感」、「夢の実現」などが挙げられますが、物質的な物を得たとしても、満足感や充実感は味わえないかも知れません。

 

また人々の意識にも変化が現れ、現実的な喜びより、精神的な喜びを自然に求めるように、意識にも変化が現れてくるものです。

 

私も算命学に出合ってから、当初は鑑定用のツールとして学んでいたようですが、教育に携わるようになると、算命学の学び方にも変化が見られ、占術の一つ一つが暮らしに直結した、生き方の手引きや参考書のように、受け止めるようになっているのです。

 

一般的に考えれば、鑑定であろうが教育であろうが中身は変わりませんが、立場が変わると見方にも変化が現れ、自身のニーズも異なってくるのかと、改めて学びの深さを痛感しているところです。

 

私を取り巻く算命学関係の書物は、現在では大切な友人であり、人生の師であり、究極は「座右の書」として私を支えてくれています。

 

周囲から何を言われようが、恐らく命が果てるまでお付き合いしなくてはなりませんが、算命学と出合って20数年になりますが、一日でも長く学んでいけたらと願っています。

 

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