キャロット祭り
まずはカタログ、動画、測尺から評価付け。
ツアー見学で評価補正をして最終評価を下した後、高評価馬の中から出資する仔を決めたい
【評価#01~10】
筆者の独断と偏見で、回収率を予想。
以下の通り5段階で評価していきたい。
【評価方法】
予想回収率から評価
S 1000%以上
A 300%~
B 100%~
C 50%~
D 0%~
#01 プライストトゥパーフェクションの23(父キタサンブラック)メス
<価格>12.5万円/総額5,000万円
<評価>SABCD
<生日>2月11日
<測尺>体高156.5㎝、胸囲177.0㎝、管囲20.6㎝、馬体重463㎏
<短評>さすが名門キャロットクラブ。募集馬#1に相応しい馬を持ってきた測尺、柔軟性、適度な大きさの腹袋、ともに目を見張る。やや腰高ではあるが、馬体バランスはよく、これに筋量が追いついてくると、素晴らしいスピードが出せるのではないか。母は米国GⅢ芝1600ⅿの勝ち馬。
#02 イーデンキーの23(父エピファネイア)牡
<価格>17.5万円/総額7,000万円
<評価>SABCD
<生日>3月26日
<測尺>体高153.5㎝、胸囲175.0㎝、管囲20.7㎝、馬体重448㎏
<短評>父エピファネイアの子は今年の春GI4勝で、市場では再び人気沸騰。本馬は良い馬ではあるが、募集価格7,000万円の馬としてみると少し厳しくみてしまう。馬体のメリハリがもう少し欲しく、背中の凹みも気になる。3月下旬の生まれで今後どう変わり身をみせられるか。母の全姉に英芝短距離GI2勝のテンソヴリンズ。母父であるNo Nay Neverは、現役時代の2歳時に米国馬としては珍しい欧州遠征を敢行し、13‘モルニ賞でGI勝利するなどして、スプリンターとして6戦4勝で引退。現在は欧州で人気種牡馬となり産駒は短距離が多いが、日本での代表産駒はユニコーンライオンが宝塚記念2着に入るなどの中距離適性をみせている。
#03 ケイティーズハートの23(父エピファネイア)メス
<価格>17.5万円/総額7,000万円
<評価>SABCD
<生日>3月20日
<測尺>体高151.0㎝、胸囲173.0㎝、管囲19.4㎝、馬体重430㎏
<短評>本馬の全兄は、説明不要の21‘年度代表馬エフフォーリアまた半姉のペリファーニアも桜花賞3着と、この血統の能力の高さを見せている。ケイティーズ牝系。だが本馬は、管囲が細く、筋量もまだまだ不足。高額である事から、1代での回収は難しいのではないか。ただ、活躍できなかったとしても血統からアワブラ入りはほぼ確で、仔の出資まで見込んでの投資であればよいのではないか。
#04 フロアクラフトの23(父エピファネイア)メス
<価格>12.5万円/総額5,000万円
<評価>SABCD
<生日>5月1日
<測尺>体高156.0㎝、胸囲174.5㎝、管囲19.6㎝、馬体重423㎏
<短評>5月生まれでまだ体が幼いが、立ち姿のシルエットは良く、ここから上手く肉付き出来れば全体的にバランスの良い身体になってくるかも。体重は標準的なサイズにはなると見る。歩きは手先だけで動き、体全体を使えているように見えず、あまりバネを感じなかった。このリッチダンサー牝系は本馬の他に、今回は#11コントラチェックの23、#13バウンスシャッセの23が募集された。母フロアクラフトの父はフジキセキで2013年オークス5着、芝1400~2000mを4勝。母の産駒は6頭ともキンカメ系で2勝が最高で全て牝馬。7番仔の本馬も牝馬だが、キンカメ系以外は初めてなので傾向が少し変わるか。
#05 アールブリュットの23(父キズナ)牡
<価格>20万円/総額8,000万円
<評価>SABCD
<生日>4月9日
<測尺>体高156.5㎝、胸囲170.5㎝、管囲19.3㎝、馬体重441㎏
<短評>全兄はダービー卿CT勝ち馬のパラレルヴィジョン。2コ上の半兄アンフォルメルと叔父のメートルダールは個人的に縁がある血統。4月生まれで体は小さいが、肩やトモに盛り上がった筋肉。このままもっと体が大きくなると、すごいパワーを持つ馬になるかもしれない。成長イメージはドリームジャーニー。だが、管囲が細く怪我のリスクがあり、8,000万円はさすがに評価が高すぎる印象。
#06 ウラヌスチャームの23(父キズナ)メス
<価格>12.5万円/総額5,000万円
<評価>SABCD
<生日>2月22日
<測尺>体高157.5㎝、胸囲175.0㎝、管囲19.8㎝、馬体重475㎏
<短評>背中の凹みがかなり目立ち、お尻が極端に上がっている。トモや肩に筋肉はそれなりにあるが、馬体バランスは良くない。母はルーラーシップ産駒で、1600m~2400mを6勝。重馬場の新潟牝馬Sを7馬身差圧勝、愛知杯3着と重賞級の力があった。
#07 シーブルックの23(父ロードカナロア)牡
<価格>20万円/総額8,000万円
<評価>SABCD
<生日>2月10日
<測尺>体高158.0㎝、胸囲184.0㎝、管囲21.1㎝、馬体重490㎏
<短評>馬格十分。歩きは軽やか、肩やトモの筋肉も備わっている。詰まった胴から繰り出されるスピードから、芝マイルで活躍ができるのではないか。8,000万円と高額ではあるが、元手以上の回収は十分可能。母は豪GI芝1600mのATCシャンペンS勝ち馬。
#08 ラッキーダイムの23(父ロードカナロア)牡
<価格>17.5万円/総額7,000万円
<評価>SABCD
<生日>3月2日
<測尺>体高157.0㎝、胸囲173.0㎝、管囲21.3㎝、馬体重478㎏
<短評>柔軟性は高そうだが、一線級で戦うにはパワー不足に感じて筋量がまだ欲しい。母米国輸入繁殖牝馬で、半弟ホットロッドチャーリーは米国GIペンシルベニアダービー勝ちやドバイWCなどGⅠ2着が4回、2023年より社台SSで種牡馬入り。本馬は2番仔。
#09 ラドラーダの23(父サートゥルナーリア)牡
<価格>25万円/総額10,000万円
<評価>SABCD
<生日>1月10日
<測尺>体高154.0㎝、胸囲179.0㎝、管囲21.0㎝、馬体重490㎏
<短評>半
兄はダービー馬レイデオロやレイエンダがおり、父がキングカメハメハからその孫のサートゥルナーリアに代わったのが本馬。母17歳と高齢時の産まれで、しばらく活躍馬を出せておらず、活力がなくなってきているのではないか!?と疑念を持ったが、本馬の出来をみると、まだこんな仔がだせるのか・・・と感心。測尺抜群、全体的な馬体バランスがよく、筋量、骨量も豊富。素晴らしい今回クラブ募集の1位タイの募集額も頷ける。兄弟クラシック制覇を見据える事が出来、この金額でも回収可能かもと思わせてくれる。ただ厳しい種牡馬成績レイデオロの弟ということで、種牡馬になったとしても売却額はそこまでにはならないかもしれない。 個人的には25万円はリスクが高く手を出せないが、活躍を見守りたい。
#10 カヴァートラブの23(父サートゥルナーリア)牡
<価格>15万円/総額6,000万円
<評価>SABCD⇒(9/1修正 SABCD)
母は愛オークス、オペラ賞と愛仏国でGI2勝。順調であれば、母同様にクラシックを狙える馬になれるかも。
募集額6,000万円を1頭のMAX額と個人的に線引きしており、最優先候補として検討。
ドゥレッツァの尾関厩舎でもう一度クラシック制覇を味わいたいが、自身のバツ無し最優先では抽選の土俵にも立てないかもしれない。
※画像は全てキャロットクラブ様より許可をもらって転載
■#11~20
#11 コントラチェックの23(父サートゥルナーリア)メス
#12 フェルミオンの23(父サートゥルナーリア)メス
#13 バウンスシャッセの23(父サートゥルナーリア)メス
#14 ビッグワールドのの23(父コントレイル)メス
#15 シーリアの23(父ドレフォン)メス
#16 ダイアナブライトの23(父ドレフォン)メス
#17 マリアライトの23(父ドレフォン)メス
#18 ルージュバックの23(父レイデオロ)牡
#19 アロマドゥルセの23(父レイデオロ)牡
■#21~30
#21 ディーパワンサの23(父ナダル)牡
#22 ランズエッジの23(父ナダル)牡
#23 ライフフォーセールの23(父サトノダイヤモンド)牡
#24 ピースエンブレムの23(父サトノダイヤモンド)メス
#25 シャンブルドットの23(父アルアイン)牡
#26 ピンクアリエスの23(父アルアイン)牡
#27 セレナズヴォイスの23(父クリソベリル)牡
#28 カイカヨソウの23(父クリソベリル)メス
#29 ランウェイデビューの23(父シルバーステート)メス
#30 ウルクラフトの23(父ニューイヤーズデイ)牡
■#31~40
#31 エンジェルフォールの23(父モーリス)牡
#32 ポロンナルワの23(父モーリス)メス
#33 ヴィータアレグリアの23(父モズアスコット)メス
#34 アトミカオロの23(父リアルスティール)メス
#35 リラヴァティの23(父リオンディーズ)牡
#36 エリスライトの23(父リオンディーズ)牡
#37 ブリガアルタの23(父ヴァンゴッホ)牡
#38 ローガンサファイアの23(父ヴァンゴッホ)メス
#39 メリートの23(父アドマイヤマーズ)牡
#40 ネオフレグランスの23(父サトノクラウン)メス
■#41~51
#41 コンダクトレスの23(父ハービンジャー)牡
#42 デスティノアーラの23(父ブリックスアンドモルタル)メス
#43 サバンナズチョイスの23(父ミッキーアイル)牡
#44 プラチナブロンドの23(父インディチャンプ)牡
#45 ローズノーブルの23(父バゴ)牡
#46 パドゥヴァルスの23(父ポエティックフレア)メス
#47 クロウエアの23(父ミスターメロディ)メス
#48 ベルクワイアの23(父ルヴァンスレーヴ)メス
#49 アップライトスピンの23(父ルーラーシップ)牡
#50 〔マル外〕オリエンタルステップの23(父Ghaiyyath)牡
#51 〔マル外〕トゥープレシャスの23(父Sottsass)メス
募集馬・[関西] 41頭
■#52~60
#52 フィルムフェストの23(父キタサンブラック)牡
#53 ムーンティアーズの23(父キタサンブラック)メス
#54 レッチェバロックの23(父キタサンブラック)メス
#55 マジックアティテュードの23(父エピファネイア)牡
#56 シンハライトの23(父エピファネイア)メス
#57 リスグラシューの23(父エピファネイア)メス
#58 サークリングⅡの23(父キズナ)牡
#59 マラコスタムブラダの23(父キズナ)牡
#60 クルミネイトの23(父ロードカナロア)牡
■#61~70
#61 ココファンタジアの23(父サートゥルナーリア)牡
#62 ミリッサの23(父サートゥルナーリア)メス
#63 リカビトスの23(父サートゥルナーリア)メス
#64 ベルディーヴァの23(父ドレフォン)牡
#65 エリティエールの23(父ドレフォン)メス
#66 マルシュロレーヌの23(父ドレフォン)メス
#67 ブランシェクールの23(父ドレフォン)メス
#68 オーロトラジェの23(父レイデオロ)牡
#69 ヴィルデローゼの23(父レイデオロ)メス
#70 リャスナの23(父ナダル)牡
■#71~80
#71 ベルプラージュの23(父ナダル)メス
#72 ブルーメンクローネの23(父サトノダイヤモンド)牡
#73 トゥリフォーの23(父サトノダイヤモンド)メス
#74 パッシングスルーの23(父アルアイン)牡
#75 クルークハイトの23(父クリソベリル)牡
#76 ヒカルアモーレの23(父シルバーステート)メス
#77 マルケッサの23(父シルバーステート)メス
#78 スペクトロライトの23(父ニューイヤーズデイ)メス
#79 グリューヴァインの23(父モーリス)メス
#80 ティールグリーンの23(父リアルスティール)牡
■#81~92
#81 コルコバードの23(父リオンディーズ)牡
#82 スウィートショットの23(父アドマイヤマーズ)牡
#83 アドヴェントスの23(父サトノクラウン)メス
#84 リリカルホワイトの23(父シスキン)牡
#85 プルメリアスターの23(父ハービンジャー)牡
#86 エールデュレーヴの23(父ブリックスアンドモルタル)メス
#87 ムーングロウの23(父ミッキーアイル)メス
#88 ティンバレスの23(父アジアエクスプレス)メス
#89 レオパルディナの23(父オルフェーヴル)牡
#90 〔マル外〕レディオブパーシャの23(父Dark Angel)牡
#91 ヴォーセルの23(父Saxon Warrior)メス
#92 エトワールⅢの23(父Wootton Bassett)メス
募集馬・[地方] 4頭
■#93~96
#93 ジルズパレスの23(父クリソベリル)牡
#94 ペニーウェディングの23(父クリソベリル)メス
#95 バイラオーラの23(父ニューイヤーズデイ)メス
#96 シシリアンブリーズの23(父マインドユアビスケッツ)メス