2010年製 VersaPro VK10EB-B を使えるマシンに | モノづくりの日々

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またも骨董PCを入手。
NECのVersaPro 2010年発売モデル VK10EB-B。
CPUは Celeron U3400というpassmarkスコア500程度の弱々CPU。

Windows7モデルだが、起動してみるとWindows10 proが入っていた。これはラッキー。デジタルライセンス認証が可能なのでOSを再インストールしても大丈夫。
もう少し確認してみるとOSは32bit版のWindows10 で、バージョンは1803とすごく古い。

このままでは役に立たないのでとりあえず更新。
まずは22H2までバージョンアップ。これが12時間以上かかる……
お次は64bitシステムにアップグレード。そしてこれもたっぷり2時間かかった。

その後HDDからSSDにシステムをクローン。
これまた1.5時間ほどかかり、これまでの作業で既にほぼ一日潰している。何故かネットワークドライバを認識していないので、ネットワークカードが悪いのかと思って手持ちのカードと入れ替えてみるが、Bluetoothは認識するもののwifiは検出出来ない。
あれこれ入れ替えやら接点復活剤で接点を磨くなどといった作業をして元のネットワークカードに戻す。
Bluetooth機能は非搭載だが何とかドライバを認識。無事wifiに繋げることは出来た。
centrinoは懐かしすぎでしょ。

 

メモリを増やそうと手持ちのDDR3を入れてみたが、規格が少し新しいらしく、BIOSでは認識するものの、起動せず。仕方ないのでジャンクショップで対応のメモリを仕入れることにして元に戻しておく。



Linuxを入れる予定だが、一応ここまで苦労したので復帰できるようバックアップを取ろうとコントロールパネルからシステムイメージを作ろうとする。USB2.0に外付けSSDを繋げてバックアップを取ろうとするが、転送速度の関係なのかエラーが出て完了しない。
SSDなのに30MB/sしか出ないとは…

仕方ないのでバックアップソフトを使ってシステムバックアップをとる。


ここまでたどり着くのに既に一日半。何とかLinuxをインストールするところまで。
これも起動USBに対して本体のUSB規格が2.0なのでインストールさえも時間ががかる。
今回はLinux mint MATEを入れてみる。


いつも通りの手順で進めると、出来るっていうからWindowsとのデュアルブート設定でやってみた。ドキドキしたが何とか無事デュアルブートも機能した。
Windowsでは動画もカクカクしてしまうが、Linux mint MATEでは快適。また新たなディストリビューションを見つけたら試してみよう。