南海トラフ地震臨時情報が発表され、非常時の備えを改めて確認することにした。

そこで、自宅にあるJackeryという充電装置(1534Wh)で電子レンジが動作するのか不安だったので、電流波形観測も兼ねて実験!

電流と電圧と波形観測の機械を準備しました。

黄色の電源ケーブルは電子レンジへ。

電子レンジをスタートすると、1,081Wを表示。

ちなみに冷凍食品は「ニップン よくばりプレート」で2食を1個づつ解凍しました。

「鶏めしとチキン南蛮」は500Wで5分10秒

「ハンバーグ&ナポリタン」は500Wで7分20秒です。

電流の波形観測をしたところ、綺麗な正弦波ではありません。きっと、電子レンジ特有のものだと思います。

冷凍食品2食分で使用した消耗した電力は、バッテリー容量から100-84=16%でした。

防災やアウトドアなどでこのバッテリーは利用できそうですが、冷凍食品なら10個程度しか解凍できないことがわかりました。

 

 

 

100倍の電圧に昇圧する耐圧試験変圧器を破格の値段で譲り受けました。

通常の価格は126,000円です。

まずは、本体カバーに塗装の剥げたところがありますので、塗装します。

角のところは使用時に擦れて塗装が落ちやすいので、新品のように仕上げました。

次に運搬用台車の作成です。

この変圧器の重量は16kgもあり、かなり重いですから運搬が大変なので台車が必要になります。

そこで、自宅に有った廃材を使って作成しました。なお、取っ手とキャスターはモノタロウで購入です。

アルミ枠は制御系の電源装置を分解したケースの一部です。

このような感じで台車に載せて運搬します。

 

 

 

今日は西小学校の受電設備を点検しました。

キュービクル周りは草だらけ。それも「ドクダミ」という臭い草。茎を触るだけで手が臭くなります。

停電時刻まで時間がありましたので、ねじり鎌を使って除草完了。

キュービクルの扉も開けやすくなりました。

地絡方向継電器の動作電流、動作時間を測定し、その後は校舎各階の電気分電盤の絶縁抵抗測定を行いました。

 

 

クランプ型の電力計が手に入りましたので、これを使って自宅の電力使用量を把握します。

(横河製CW240)

まず、ブレーカーの負荷側の2線にクランプを接続し、電流を測定します。

そして、単相3線式なので、中性線とU、Vの電圧をクリップで端子にかませます。

測定開始です。

5分毎に明日の同時刻まで測定を記録し、一日の使用電力を把握します。

接地抵抗計を購入しましたので、自宅の敷地で接地極を打って、測定してみました。

まずは補助極CとPの杭を打ちます。

主の接地極を2か所に打ちます。

《10畳の縁側前》

《玄関前》

測定結果です。

目標のD種接地(100Ω)には届きませんでした。

 

接地棒の長さをもっと長くすれば、接地抵抗が下がるかもしれません。

予想では1,400mmの接地棒で100Ω以下になりそうです。

 

 

 

 

 

今日は年に1度の受電設備停電点検です。場所は市内の中学校。

保護継電器の動作確認や機器の絶縁抵抗測定、清掃が主な仕事です。

キュービクルを開けると、早速異常を発見。力率改善コンデンサと変圧器の間に「つる草」を発見。

充電部分につる草が接触すると、保護回路が働き、停電します。そして、機器の破損になれば、相当期間の停電となりますので、エアコンはもちろんパソコンや照明が使えなくなり、学校の運営に支障になるところでした。

侵入場所はここです。キュービクル下の通気口から3本のつる草が入っています。

夏の時期は草の成長も速いので注意が必要です。

 

 

30年ほど前に購入した「ネズミ駆除器」です。

裏面に型式が書いてありました。

MODEL:PR3L

メーカーの広告から原理は「電灯線にネズミが嫌がる電磁波の電流を流し、本体前面から超音波を発信する」とのこと。

フロアの照明にもなります。

【結論】

取付けから30年経過しますが、屋根裏でネズミの運動会は聞こえません。効果はあると思います。

現在も購入できるようですが、形状は少し変わっています。

 

 

「トレチノイン0.1%」を塗布して人体実験をしています。7月6日の塗布開始から3週間がすぎましたので、現況報告です。

《7月6日の状態》

《7月26日の状態》

毎晩寝る前に5cmくらいの円状にトレチノイン0.1%を塗布していますので、その範囲が赤くなって薄皮が剥けたような状態です。

写真中央のシミは薄くなった感じがします。

 

秋月電子から高精度抵抗が納品されましたので、アクリル板に取り付けたターミナルへハンダ付けします。

絶縁抵抗計校正回路は架橋ポリエチレン絶縁電線を使用しています。

私が保有するデジタルメルチメーターでは120MΩ以上の抵抗値は測定できないため、この校正器は単品最大100MΩの抵抗素子を直列に接続して既定の抵抗値にしています。

よって、2000MΩを作るには20個の抵抗素子を直列にする必要があるので、写真のようにターミナルブロックを使っています。

校正器のチェックには、ターミナルブロックの締付け部分をチェック端子とすれば簡単に抵抗値を測ることが出来ます。

落書きだらけですが、とりあえず完成です。

落書き部分をテプラで貼ればカッコよくなると思います。

 

接地抵抗計や絶縁抵抗計の校正に必要な抵抗計校正器を作ります。

とはいっても標準抵抗は高価なため、温度特性の変化が少ない抵抗を使って作成します。

校正されたマルチメーターで1kΩが1.1kΩであるなら、接地抵抗計で測定して1.1kΩと表示すれば接地抵抗計の誤差が無いわけです。

アルミケースにアクリル板を固定する角材を取り付けます。

次に接続端子の加工です。アクリル板に8mmの穴を開けます。

端子を秋月で購入して取り付けました。

ケースの大きさは横幅28cmです。