「主役降板」 | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

演奏活動やレッスンについてつらつらと書いていきます。

「主役降板」

 

周りを立てると
見える風景が変わるかも。

 

緊張してしまう要因のひとつは

自分が中心という考えかただと思います。

 

さよなら私」(みうらじゅん)の
「主役降板」というタイトルで
このような説明がされています。

さよなら私 (角川文庫)

今からでも遅くはありません。身の回りのだれかを主人公に抜擢し、自分を脇役と考える生活方式に切り替えてみてください。またひとあじ味違ったストーリーが展開するはずです。


「主役降板」というタイトルが

わかりやすい表現だと思います。

 

それぞれのパートの役割は
しっかり果たさなければなりませんが、
自分が他人のサポートをするという観点を持つことで
不適切な緊張感は和らぐと考えます。

 

これまでもご紹介してきた本からも見て見ましょう。

 

「12歳から始めるあがらない技術」(鳥谷朝代)

「あれ?思ったよりみんな、こっちを見ていないかも」(p129)

 

「失敗」と思ったことが起こると、「この世の終わりだ〜」くらいに追いつめて考えてしまうかもしれませんが、もちろんそんなとはありません。

人前の発表で「失敗」だと思ったことが実際に起きても、みんなの人生、何ひとつ終わることはありません。(p225)

 

 

人前で「あがらない人」と「あがる人」の習慣(島谷朝代)

あがらない人は、ミスしても誰も聞いていないと思う。
あがる人は、ミスしたら誰かに怒られると思う。

 

 

幸いにも、と申しますか、
残念ながら、と申しますか、

そもそも周りはあなたに興味がありません。

 

「承認欲求に振り回される人たち」(榎本博明)

人に関心があるようでありながら、結局、関心があるのは相手の目に映る自分の姿であって、相手そのものにはまったく目が向いていない。ゆえに、相手からどう思われているのだろうと自分の評価を気にするばかりで、相手の立場や気持ち、体調などにはまったく気づかないし、そもそも関心すらないわけです。
相手の目をそれほど気にしているのに、実はその相手のことは見ていないということがわかったでしょう。
自分にしか関心がないのです。(p207)

 

それぞれのパートの役割を果たした上で、
周りのサポートをするという考えが
不適切な緊張感を和らげるひとつの方法です。

 

 

 

ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

↓ぜひ応援よろしくお願いします↓

にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

PVアクセスランキング にほんブログ村