ジャムセッション 〜 The Days Of Wine And Roses (酒バラ) | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

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以前の記事
楽譜の擦り合わせはポイントを絞って
楽譜の擦り合わせはポイントを絞って(補足)
で、

セッションで曲の打ち合わせを手短にする場合、
ポイントを絞って、コードの擦り合わせをするように、と申しました。

これについては、曲毎に個別に当たる必要があります。


随時、セッションでよく取り上げられる曲について、そのポイントをご紹介して行こうと思います。


今回は、
「The Days Of Wine And Roses(酒とバラの日々)
です。

セッションの現場では専ら「酒バラ」と言われます。


「酒バラ」の打ち合わせポイントは、
11~14小節目です。



ここのコードは

|Gm7|C7|Em7♭5 A7|Dm7 G7|

もしくは

|Gm7|Em7♭5 A7|Dm7|G7|

です。


以前は半々ぐらいだったのが、最近は前者の方が圧倒的に多いように感じます。


「青本」こと「ザプロフェッショナル スタンダード ジャズ ハンドブック(伊藤信吾編)」が後者の進行であることが影響していたのかもしれません。


楽譜が無い、もしくはそれぞれが違う楽譜を持っている、という場合、
この11~14小節目のコードを合わせてから演奏を開始すると良いでしょう。


全員が「黒本」こと「ジャズ・スタンダード・バイブル(納浩一著)」を見ている場合は、
両方のバリエーションが書いてあるので、どちらにするかを打ち合わせる必要があります。


YouTubeの動画で、前者と後者の比較をしようと思ったのですが、
調べた全てが前者もしくはそのバリエーションなのでやめました(;^_^A


現状では、特に断りがない限りは、前者だと思って良いかもしれません。


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