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楽譜の擦り合わせはポイントを絞って の補足。
楽譜の擦り合わせをする際は、
大きく異なるポイントのみをチェックするように申しました。
でも、楽譜を見比べると、たくさん違う箇所があるので、ポイントは絞れない、と思われるかもしれません。
そのポイントについては、個別のケースに当たらなければならないので、一言では申せません。
しかし、ポイントにならない箇所については一般化出来ます。
必要な知識としては、
同じ意味でも複数の表記があるものについて覚えること、
代理コードについて知ること、
コード進行の大枠での意味合いを知ること、
が挙げられます。
これについても音楽理論書などで内容を確認する、という地道な作業が必要です。
内容はあまりにも膨大なので、内容がきちんとまとめられている書籍で確認してみましょう。
ここでは、大雑把な捉え方のみ申します。
「G7」は
「Dm7-G7」というようにIIm7-V7に分けたものも
「D♭7」(「裏コード」と言われる代理コードの内のひとつ)も
も概ね同じ、と捉えられます。
ただ、
代理コードは機能(役割、意味合い)が同じコードの仲間ではありますが、
各々はやはり別のコードなので、シームレスに使い分けられる、と考えることは適切ではありません。
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