テスト期間を利用して、バッテリー、内野、外野の3班で回している野球ノートをチェックしているのですが、現3年生は書ける選手が多く、全てをチェックするのにものすごい時間が掛かります。
この時間は無駄ではないので、時間が掛かれば掛かるほど嬉しいです。
このノートを見ていると、「さすが結果を出せる選手は書くことも違うなぁ」というよりは、「こういったことが書けるから、結果が出やすいんだなぁ」という印象を受けます。
たとえ結果が、今、出ていない選手でも間違いなくものになるだろうと確信させてくれます。
では、まだ何も知らない1年生のノートをご覧ください。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170525/22/ikedabaseballteam/6f/50/j/o0960053313945760097.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170525/22/ikedabaseballteam/a3/6b/j/o0960053313945760106.jpg?caw=800)
当然ですが、まだ「書けない選手」しかいません。
書き方の特徴としては、目標に期限設定がない、具体性がない、目標達成のための手段が書かれていない(もちろん知らないので)といった感じです。
一言で言えば、とにかくアバウトです。
目標に期限がないと人は頑張れませんし、目標が具体的でないと逆算して計画が立てられません。さらにどんな手段を選択すれば自分がゴールに近づくかの知識もなければ、計画さえ立てられません。
野球で結果を出すことは、勉強で結果を出すことよりはるかに難しいです。
逆に言えば、野球で結果を出せるプランが立てられるなら、勉強は間違いなく納得いく結果に繋げられると思います。(進路部長がおっしゃっている両立もこういうことでしょうか?)
先輩たちのノートを参考にして、早く「書ける選手」になってもらいたいです。
では、そんな3年生のノートを少しだけ紹介します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170525/22/ikedabaseballteam/b1/5c/j/o0960054013945760108.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170525/22/ikedabaseballteam/e1/23/j/o0960054013945760118.jpg?caw=800)
「書ける選手」のノートを一言で言えば、とにかく気付き力が高いです。
先ほど挙げたポイントは押さえながら、プラスαで細かいところまで気付き、しっかりと考えられています。
そんな「書ける選手」の考え方は私も参考にさせてもらっています。
これと同じことで、「声を出せる選手」もすごく貴重です。
ここで言う「声」とは、「ナイスボール!」とか「ウェーイ」等といった賑やかし用のものではなく、的確な指事や想定されるプレー等、野球を知っていないと発せられない言葉、またはしんどい状況で声を出さない方が楽なときに腹の底から出すものを指しています。
良い「声」を出せる選手も多いので、明日からの最終章が楽しみです。
ここから甲子園出場が決まる7月末まで、息継ぎなしの無酸素運動で駆け抜けようと思います。
※選手のOFFを無くすわけではありません。笑