本日2回目の更新です。

 

昨年、バンクーバーファッションウィークに出展され、世界的に注目を浴びた

釜谷春菜さん。

釜谷さんは着物、特に留袖をドレスにリメイクされています。

私は昨年、凱旋個展を拝見しまして、自分の留袖をリメイクする決意をしました。

 

 

この留袖は結婚の際、実母があつらえてくれたもの。

 
とても気に入っていましたが、還暦を過ぎ、親戚の結婚式におよばれする機会は
もう二度とないと思うんです。
 
それに、私の身丈で作ってもらった着物ですから、他の人にお譲りしても合うかどうか。
(私は153cmしかない)
 
ずっと「着物は着物の形をしてこそ」と思っていましたけど、
日の目を見せず箪笥に仕舞い込んだ上、私が亡くなったらゴミになるかも……

なんて考えたら、着物の形にこだわる必要はないと考えを改めました。

 

そのドレスが出来上がったとお知らせをいただき、受け取りに伺ったのです。

 

 

この裾模様が

 

このように。

 

後ろ姿。

家紋がポイントです。

 

ボレロも作っていただいて、上からはおると落ち着いた雰囲気になります。

 

 

後ろ姿もいい感じ。

 

五つ紋で、余った家紋はこんなふうにストラップにしてくださいました。

 

 
親は私に着物をあつらえてくれる時、紋付は全て旧姓(実家)の紋で作ってくれました。
関西では「女紋」と言って、祖母から娘、娘から孫へと家紋を受け継ぐ習性があるのですって。
苗字が変わっても、紋は受け継げるということで。
 
亡き母も喜んでくれていると思います。
 

 

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