ボンビ柿本さんとのご縁&彩ひろみさんとのツーショット | 茶々吉24時 ー着物と歌劇とわんにゃんとー

 

 約40年ぶりのボンビ柿本さんとの再会

昨日の続きです。

 

昨日、大阪梅田 茶屋町のライブハウスE.S.Arrowdeさんで開催された

「大人の夏まつり」のアナウンスを担当させていただいたことはご報告しました。

 

 

 

このイベントは主催者であるドラマーの柿本秀明さん、

 

奥様でシンガーのボンビ柿本さんも昨日は会場にいらっしゃっていて、受付などのお手伝いをしておられました。

 

実は私はボンビさんとお会いするのは生涯で二度目。

そしてお会いしたら絶対にお話ししたいことがあったのです。

 

まずは終演後に、ツーショット写真をお願いしまして、その後で

個人的なお話を聞いていただきましたよ。

 

 
それは今から約40年前のこと。
私が大学2回生か3回生の秋、または初冬だったと思います。
 
私は箏曲部に入っておりました。
お琴を弾いていたのです。
当時、我が母校 神戸女学院大学の箏曲部の部室は、パインウッドと呼ばれる
純和風の離れにありました。
 
ヴォーリズ建築で有名な神戸女学院の中、メインの建物から離れたところにある一軒家に集まって
お琴を奏でる…
ちょっと浮世離れした、というよりひと時代タイムスリップしたような部室に集う部員たちは
みな概ね穏やかな女性ばかりで、仲が良かったです。
 
特に私が仲良くしてもらっていたのは、小学生からずっと同じ学校に通っていたM子(部長)、
副部長のK、渉外担当のYちゃん、そして会計を担当していた私。
つまり同学年で部の幹部をしていた4人が本当に仲が良かったのです。
単に仲良しというより、部を運営するために一致団結していたのだと思います。
 
演奏会の前になると、部員の演奏を聞いてダメ出しをする…
すると自分たちの練習ができなくて、仕方なく4人だけで合宿することがありました。
 
「その日」、私たちは神戸のとあるマンションにて合宿。
練習をしたのでした。
そして夜になって、誰がいうともなく、どこかに飲みに行こうということに。
私たちはそれまで、4人で飲み歩いたりしたことはありませんでした。
だってまだ十代だったのだもの。
ところがその日は、4人全員が誕生日を終えていて、20歳になっていたのです。
 
居酒屋などではなく、ちょっと気取った、大人のお店に入ろうよ、ということで、
神戸の北野坂を歩き、とあるお店の前で顔を見合わせ
「ここにしよう」
 
入ったのは高級ラウンジ(に見えた)。
まだ時間が早かったのか、なんと私たちが最初のお客さんで、その後も全然お客様が現れません。
(もしかしたら平日だったのかもね)
だからでしょうか、私たち4人は結構広いラウンジの、
ど真ん中にあったソファ席に案内してもらいました。
どう見てもそのお店で一番いいお席に座らせてもらったのです。
 
私たち4人は大人のラウンジ初体験。
一体、何をどんなふうに注文するのが「オトナ」の流儀なのか、訳がわからず、
メニューを見ながらヒソヒソ相談しつつ、注文しました。
何を飲んだのかは全然覚えていませんが、とりあえずお酒を注文したことは覚えています。
 
しばらくすると、店内のピアノからポロリんと音がしまして、振り返ると生演奏が始まりました。
「おお!」と感動していると、今度はドレス姿の(記憶では白っぽいドレスだったような)
綺麗なお姉さんが登場、歌い始めるではないですか。
 
「おおおおおおー!これが大人の世界かー」
 
4人は大興奮。
そしてお姉さんは歌がとってもお上手で、
私たちはお互いの話もそこそこに、思わずしっかり歌を聴いて拍手していました。
 
するとね、お姉さんが私たちに話しかけてくださったんですよ。
「どこからいらしたの?」と。
 
いろいろお話ししているうちに
「私たち4人とも20歳になったので、初めてこうしてお酒を飲めるお店に来たんです〜」
「あら!おめでとう」
 
ま、そういう会話があったのですが、そのお姉さんこそボンビ柿本さんだったのです。
 
なぜこんなに鮮明に覚えているかというと、名前を名乗られた時、
カタカナのお名前に戸惑っている私たちに向かって、
「貧乏暇なし!ボンビー柿本って覚えてくださいね」っておっしゃって、爆笑したからなんです。
(本当は「ボンビ」と伸ばさないようなのですが、私たちが覚えやすいように
 ボンビーっておっしゃったのでしょう)
 
それから幾星霜、何かのおりにいつも
「貧乏暇なし!ボンビー柿本」というフレーズを思い出しておりました。
そして「綺麗で面白くて歌がうまくて、あれがオトナの女性というやつだな、
私もちゃんとしたオトナになったらまたお会いしたいなー」と思っていたのです。
 
というようなことを、訥々とボンビさんにお話ししたのですけれど、伝わったかしらね。
とにかく、再びお会いできてとっても嬉しかったです。

 

改めて、柿本ご夫妻と記念写真をとっていただきましたよ。

 

 
よくよく考えると、ボンビ柿本さんはずっと歌っておられるので、
ライブに行けばもっと早く再会できたのですよね。
 
なんで40年間も そのことに気が付かなかったのかなー。私は。
 

 

  彩ひろみさんとのツーショット

 

さて、昨日はイベントの合間に、ひまり庵の高田聖子先生が、

参加者の皆さんのポートレートを撮影してくださいました。

 

私も、彩ひろみさんとのツーショットを撮っていただきましたよ。

(撮影:ひまり庵 高田聖子さま)

 

聖子先生は、浴衣ショーに出演される23名の着付けを担当されていて、

目がまわるくらい忙しいのに、撮影までもが完璧!

 

何もかも手早く、しかも美しく仕上げるひまり庵の高田聖子先生。

参加者の皆さんが「聖子先生大好き!」とおっしゃるのもわかります。

聖子先生は かっこ可愛い。

私も聖子先生の完璧さにすっかりファンになってしまいました。

 

着物の着付けを学ぶだけではなく、楽しいイベントに参加したり、

おしゃれな写真を撮っていただけたり。

高田聖子さんのひまり庵にご興味のある方はこちらへ。

   ↓

 

 

 

 

 

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