今回の東京旅行のメインイベント

本日2回目の更新です。

10月8日から10日にかけて2泊3日の東京旅行。

メインはなんだったかと言うと、10月9日(日)月組『グレート・ギャツビー』千秋楽の観劇と、この公演で退団される月組 副組長 夏月都さんのフェアウェルパーティ出席でした。

 

当初、日帰り強行軍のひとり旅を考えましたが、三連休の真ん中に夫をほったらかして「自分だけ東京に行きますわ」というのも気がひけるではないですか。

そこで夫も巻き込み三連休フルに夫婦で東京旅行となりました。

初日とと3日目は夫婦で行動。中1日は夫は放し飼い状態、夫にとっても悪い話ではなかったようです。

 

さて、月組『グレート・ギャツビー』の東京公演千秋楽は無事に終わりました。

 

 

 

 

 

フェアウェルパーティ@帝国ホテル

 

そして退団された夏月都さんのフェアウェルパーティが帝国ホテルで開催されたのでした。

 

 

会場は帝国ホテル光の間。

 

 

ウェルカムボードは明るいお花でしつらえられていました。

人が横に立たないと大きさがわかりませんが、人間の背丈ほどある巨大なものなのですよ。

 

 

 

 

美しくおいしいお料理

 

まずは6時30分からお食事が始まりました。

帝国ホテルのシェフの解説をお聞きしつつ味わうお料理のおいしいこと、おいしいこと。

おいしすぎて夢中になったのと、同じテーブルで顔を合わせた皆様との会話が楽しすぎて、お料理の写真を撮り忘れてしまいましたよ。

 

オードブルとデザート(つまり、最初と最後だけ)何とか撮影できました。

 

・まぐろと、アトランティック、サーモンのキューブ 菜園仕立て

 

・フロマージュブランのムース フルーツとともに

 

 

 

舞台に関する会話がはずむ

 

私が座らせていただいたテーブルでは、なっちゃんをお待ちしている時間、会話がはずみました。

 

主な話題は『グレート・ギャツビー』の解釈。

原作を読んでどう思ったのか、翻訳者によって受ける印象が全然違うこと、宝塚版の『グレート・ギャツビー』はどうなのか、あの場面をどう思う?などなど様々な意見が出まして、それぞれのご意見にお互いが「なるほど!」「そういう見方もできるんですね」と納得したり感心したり。

時間が経つのがあっという間でした。

 

メンバーのお一人はフェアウェルパーティの司会を務められた、仲野好重先生。

仲野先生は給付型(返済不要)奨学金と人間教育で大学生を支援する人間塾の塾長でいらっしゃいます。

 

日頃から多感な大学生の指導をなさっている仲野先生は、なっちゃんを待つ間は自在な話術で会場を沸かせ、なっちゃんが到着してからはいろいろなエピソードを引き出して、ファンの皆さまになんとも言えない暖かな気持ちを湧き上がらせていらっしゃいました。

 

また光栄なことに、元月組組長 憧花ゆりの さんや、なっちゃんの同期の早花まこ さんも同じテーブルのメンバーでした。

 

憧花さんは2008年月組トップスター瀬奈じゅんさん主演で再演された『グレート・ギャツビー』で、物語を急展開させるマートルを演じておられました。マートルの役作りに対する小池修一郎先生のダメ出しが、当時は若すぎて、言葉としては理解できてもなかなか体現できなかったそうです。そして今回の『グレート・ギャツビー』をご覧になって、当時小池先生が憧花さんのマートルに対して何を求めておられたのか腑に落ちたそうですよ。

 

また、早花さんは、私が「最初に見た時も、原作を読んだ時も、登場人物、特に女性陣の誰一人好きになれなかったんですよ」と申し上げたのに対して「私も!同じです!」とおっしゃってくださいました。わー!早花さんと同じ意見だなんて、嬉しい〜。

早花さんはエフエムあまがさきで「早花まこのハリネズミラジオ」を担当しておられることもあり、私のことを「先輩!!」と持ち上げてくださり、申し訳ないやら嬉しくてニヤけるやら。

 

とにかく観劇後にそのお芝居の感想を話し合うのがとっても久しぶりだと気がつきました。

コロナ禍で、友達と一緒に観劇しても劇場ではなるべく会話を控え、観劇後もお店などによらず、さっと解散することが多かったんですもの。

同じテーブルに座った7人が思い思いに舞台の感想を述べ合うことができ、ああ、これも観劇の楽しみの一つだったんだなぁ、と心から思いました。

 

 

ということで、パーティーがお開きになった後、記念撮影は本当に嬉しそうに写っています。

(撮影時のみマスクを外しています。また掲載の許可はいただいております)

 

向かって左から憧花ゆりの さん、仲野好重先生、私、早花まこさん。

 

本来ならば憧花さんと早花さんをセンターに撮るべきなのに、お二人が花を持たせてくださったんです。ありがとうございました。

 

 

夏月都さん登場

食事と歓談が落ち着いた頃、退団後のあれこれを終えられた夏月都さんが、千秋楽のご挨拶の時のお衣装、黒紋付きと緑の袴姿で駆けつけてくださいました。

 

の後はなっちゃんと書かせていただきますね。

 

なっちゃんは新型コロナが蔓延する以前は、お茶会ではなくトークショーを開催しておられました。

    ↓

 

仲野先生はなっちゃんのトークショーの司会をなさっていたので息がぴったり。

なっちゃんがファンにお伝えしたいと思っておられるだろうことを 滑らかに引き出しておられました。

 

主な内容は

・舞台を目指すようになったきっかけ

・宝塚歌劇との出会い

・宝塚音楽学校時代のお話(ゲストトーク 早花まこさん)

・舞台に対する思いの変化

・役との向き合い方や掘り下げ方

・管理職(月組副組長)拝命のとき考えたこと(ゲストトーク 憧花ゆりのさん)

・退団を決めたきっかけ

・ファンの皆さんにお伝えしたいこと

 

全ての質問に対して、なっちゃんは言葉をよく吟味し、丁寧に語っておられました。

以前のトークショーでも感じましたが、なっちゃんは本当に聡明な人ですね。

会話の詳細は、フェアウェルパーティーに出席された方達だけのものだと思うので、今回は具体的には書かないようにするべきだと考えております。

が、一つだけ、宝塚大劇場での退団者ご挨拶で触れていらしたことに関してのみ、ご紹介させてください。

 

 

なっちゃんは中学一年生の時に宝塚大劇場で観劇し、「絶対ここに入りたい!」と、そのあしで宝塚音楽学校の職員室に向かい「入りたいんです」と宣言。まだ受験できる年齢になっていないことを説明された後「せっかくだから記念に」と、宝塚音楽学校の願書をプレゼントしていただいた、と、ここまでは宝塚大劇場の千秋楽のご挨拶でお話しされました。

 

その運命の公演は真矢みきさん(当時の芸名表記)主演の『ザッツ・レビュー』。もしも初めて見たのが みきさんの公演でなかったら入団したいとまでは思わなかった可能性が大だと、なっちゃんはおっしゃいました。

そして、なんと昨日、東京宝塚劇場での千秋楽を真矢ミキさんが観劇されたのだそうで、なっちゃんは

「私の宝塚人生は真矢ミキさんで始まり、真矢ミキさんで終わるんだわ」と思ったのですって。


しかも

「最後のどんちょうが降りきる間際に、ミキさんが 私めがけて手を振ってくださった……ように見えて『おおおお⤴️』となりました」

もしかしたら、なっちゃんが宝塚を目指したきっかけエピソードを どなたかが みきちゃんにお伝えしたのかもしれません。

うん、きっとそうですよ、そう思いたい!


あまりにも可愛らしく、しかも気持ちがわかるエピソードでしたので、これだけご紹介しました。

 

楽しい時間がすぎ、フェアウェルパーティがお開きになった後、なっちゃんが一人一人をお見送りしてくださいました。

近くで拝見すると、改めて「顔が小さい!!」「目鼻立ちがクッキリしておられる!」とびっくり。

やっぱりタカラジェンヌは違いますね。

 

なっちゃんはきっと、今後どんな分野に進んでも人一倍頑張り、成功を収める方だと思います。

なっちゃんの今後のご活躍とお幸せをお祈りしております。

 

 

 

 

 

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