イメージ 1
昨シーズン終了後、選手と話しをしたり、インタビュー記事などを見て感じたのが、選手たちが
自分たちの中で、チームとしての約束事を徹底できなかったということ。それは今のメンバー、
監督だからという点においてもですし、いつに限らずFC東京としての、という点でもあったようです。

FC東京が、昔から大切にしてきた泥臭さ、一生懸命さ、あきらめない気持ち。チャレンジャー・スピリッツ。
それは言葉にすればこうして書き連ねるだけのものですが、具体的にピッチの中や外での行動に
落とし込んで、「アリ」or「ナシ」と示すべきだったと。それができなかったと悔やむ選手たちの表情や
言葉が印象的でした。たとえば大久保嘉人選手や、他の選手たちにも、それを明示して徹底できな
かったのが、大きな失敗の要因のひとつなのでしょう。ピッチの中で常にモヤモヤしているように
見えたのも、そのあらわれだったのだと思います。合点がいった、というところです。

その点では今季、長谷川監督が、日々の行動の中における4か条を最初に示したのは、非常に
価値のある施策だと思います。小さなことから「アリ」・「ナシ」を明確にしていくこと。それが規律を
生み、強い組織を生むと思います。これって会社でもグループでも一緒ですよね。組織論というか。
まずはそこから。そこがあるから進んでいけるのだと思います。

※4か条は1.ガムをかまない、2.ソックスを上げる、3.必ず返事をする、4.早く練習場に来る。
イメージ 1
大補強も実らず、リーグでは「残留圏」と言って差し支えない13位に終わった2017年のFC東京。
これまでナビスコカップ(ルヴァンカップの前身)を二度、天皇杯を一度制しており、次こそは
悲願のリーグ制覇と、内外ともに近年は「優勝候補」の一角に必ず挙げられるほどになりました。

在籍する選手たちを見ても、首都をホームタウンに置いている強みもあって、年代別の日本代表
、またはその候補がスタメンを埋めます。資金的にも恵まれていないわけではありません。平均
観客動員もリーグトップ3に入りますし、年間チケット購入者の数は横ばいながら人気もまずまずです。

これだけの好条件をそろえながら、優勝できないのは何故なのか。数年来考え続けています。
FC東京が最初に優勝を意識させられたのは、昇格初年度の2000年シーズンだと思います。
あの時、チームの顔だったキング・オブ・トーキョー、アマラオが、昇格したばかりのチーム内に、
当たり前のように「優勝を目指さない」空気があることをとがめ、それではプロではない、と仲間
たちを諫めたというエピソードがあります。シーズンオフ間際にはそのアマラオが、マリノスからの
オファーを受けて、本気で移籍を考え、サポーターが必死に慰留するという事件もありました。

アマラオが語った、「本気で優勝を目指す」ということ。20年の歴史の中で、FC東京を取り巻く
人たちが、それぞれにどれだけ本気でそう思ってきたでしょうか。それは、優勝して初めて、わかること
なのかもしれません。それでも、最初に優勝するためには、本気で優勝を目指さなければいけない
気がします。自分の日常に置き換えてみれば、よく分かります。仕事に対する態度…生活に
対する、ハングリーさみたいなものですね。そこに向かって、真剣になることなのでしょう。

そのためにも、もっとFC東京を愛して、誇りを持って、それを高めていかなければいけません。
そんな気持ちで、シーズンに臨みたいと思います。もちろん試合の中ではうまくいかないこともある
わけですが、本気で悔しがった分だけ、優勝に近付けると思います。ちょっと「スカす」のは照れ隠し
なのですが、一回乗り越えないと、そろそろただダサいだけになってしまいそうですね。
…我が身につまされますね…(笑)。
イメージ 1
FC東京は今年20周年になるそうだ。
なるほど、エンブレムに刻まれた1999年から数えると、ちょうど20年目ではある。
でも、東京ガスサッカー部の創設は1935年だったはず。ヴェルディの1969年に対抗して、
サポーターは1935年をクラブの歴史の始まりと言い張っていた気がする。それはさておき。

辛酸をなめつくした2017シーズンが終わり、アニバーサリーを持ち出すまでもなく、今季の
FC東京はリベンジの心意気で捲土重来を期す。大補強も実らなかった。それを活かせない
クラブ、サポーター、選手…つまりFC東京を取り巻く全てに、何かが「足りない」「欠けている」
ことが顕在化した。注目を集める首都クラブだったことで、それがサッカーファンや、
サッカーファン以外の人にまで知られてしまった。

もう一度、FC東京がどうあるべきか、自分たちがどうしたいのかを見つめ直さなければならない。
引退した石川直宏が言うように、その上で「FC東京をもっと愛さないといけない」。ファンでも
誰でも、長くかかわっていると忘れがちな初心、最初にFC東京に出会った頃の純粋な気持ち。
もう一度、「FC東京が好きだ!」と言えるように、いつも心がけて進んでいこうと思う。

2月1日に、新しいことをまた一つ。ブログを書いてみた。続けます、と宣言できない意志の弱さ
はあるけれど(笑)。FC東京と同じで、一歩前に進むべきだろうか。