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10年ぶりに、リーグ戦、アウェーカシマでの勝利。
やはり今年のFC東京は、強いです。コンビネーションや戦術を抜きにしても、開幕戦で見せたサッカーは
新戦力が前評判通りに活躍。既存の選手のモチベーションも高く、非常に高いクオリティーでした。

【新加入選手の評価、それぞれ】

・大久保嘉人
存在自体がチームのグレードを引き上げてくれる、Jのクラッキ。キャリアを重ねて人間的に磨かれ、
個人的には「キング」ことカズを想起させる存在感。シュートのキレは一級品。練習から切り裂くような
弾道を描いていました。試合の中では常に周囲を鼓舞し、最後まで狙い続ける姿勢は相手の脅威。
これまで対戦してきてイヤだった大久保嘉人が味方にいることの価値を、改めて思い知りました。

・高萩洋次郎
ボランチでの出場も抜群の存在感。長い手足を操り中盤でボールを奪い、落ち着かせる様子は
相手・鹿島のレオ・シルバより上じゃないかと思います。前半最後はミドルシュートのおまけつき。
完全にサポーターを魅了したでしょう。この日のパートナーは橋本拳人。ここの組み合わせの妙も、
今後の東京の楽しみです。高萩は見ていて楽しいですね。今後が楽しみです。

・永井謙佑
右サイドハーフでの出場、攻守によく走りダイナモぶりを見せつけました。相手にとってはやはり脅威。
ロンドン五輪での1トップ縦ポンのイメージもありますが、中盤でもなるほど活きるものだと思いました。
シーズン中、永井の快足に頼ることがきっとあると思います。力がありますね。

・林彰洋
見るからに頼もしい安定したゴールキーピング。P.ジュニオールの決定弾を左手一本ではじき出し
勝利に貢献してくれました。ウノゼロ勝負で決定的な仕事でした。今期はGKで頭を悩ます必要は
なさそうです。良かった…。

このほか、勝負を決めるシュートを放った中島翔哉、オランダから復帰した太田宏介、俊足を活かし
チームを何度も助けた室屋成、挙げればきりがないほど、全員が集中したプレーで王者鹿島の上を
いきました。開幕戦といってチームが固まりきらない状況もあったのでしょうが、それにしては内容の
濃い好ゲームだったと思います。今シーズンのFC東京は、本当に楽しみです。優勝しちゃうかも…。
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2017年2月25日(土)14時KO 鹿嶋・カシマサッカースタジアム
 1-0 鹿島
【東京】林、室屋・森重・丸山・太田、高萩・橋本・河野・永井・東慶悟、大久保嘉人
交代は河野→中島、東慶悟→前田。
明日から今シーズンのJリーグが開幕する。
今年もFC東京と一緒に闘う週末がやってくる。

今年のFC東京はようやく、2020・TOKYOに向けてようやく!本気で優勝を狙っているようで、
例年にない大補強が行われた。「やるときやらねぇとか、ダセェよ!」と言われるまでもなく、
「これでやれなきゃダセェ」状況に追い込まれていることは承知している。

僕がFC東京を応援するのは、東京生まれで地元・江東区猿江に東京ガスが来たのも
あるけれど、それ以上にJリーグとかサッカーをもっとメジャーにしたいからだ。
地元東京でサッカーのことを話す人がもっと増えてほしい。
そしてそれは、日本中がそうなることに直結するのではないか。
味スタの観客動員は「日本がどれだけサッカーの国なのか」を測るバロメータなのではないか。

東京の街がサッカーに染まらなければ、日本はアルゼンチンとかスペインみたいにならない。
人生をサッカーに捧げたサポーターなんて共感してもらえないし、想いは継がれないし、
日本で文化になっていかない。野球を追い越したい。

そのためには、FC東京に強くなってもらうことが一番なんじゃないか。
FC東京とかサッカーのことを好きになってほしくて色々やってきたけど、結局そこがないから
話を聞いてもらえないと分かった。だからさっさと優勝して、無敵のトーキョーになってくれないと困る。
簡単にクラブワールドカップを獲ってほしい。

MSNみたいなどんな選手だってコマとして使いこなして世界一になるような夢を描いている。
大久保嘉人くらい軽く取り込んでなじませてトーキョーの(ための)サッカーをしてもらわなきゃ困る。
優勝なんて当たり前だ。やっとクラブがその気になったか。

いっしょにいこう、東京!
12月にもなり、今シーズンの振り返りをやっていきたいと思います。
の2016年シーズンは、まさに「激動の一年」でした。トップチームはACLを闘い、J3でセカンド
チームの挑戦も始まり…高みを目指す中で新たな試みが重なり、未知の体験を重ねていきました。
いくつかのテーマに分けて、語るべきことがたくさんあります。思いつくままに書こうと思います。

開幕から振り返り、まずは監督人事の話です。
昨年のシーズン4位を受けてACLに出場。好成績で終えた前年までの監督、マッシモ・フィッカデンティに
替え、クラブが新監督に迎えたのは、2010シーズンにJ2降格の憂き目を味わった城福浩
誰もが「えっ!?」と思ったに違いありません。この「えっ!?」にはいくつかの意味があると思います。

2010シーズン以降、東京ファンの城福さんへの思いというのは、愛憎こもごもではないでしょうか。
「東京をJ2に落とした監督だから、もう二度と御免こうむりたい」という人もいるでしょうし、「俺たちと共に
痛みを味わった監督に、是非リベンジの機会を与えて、成功してほしい!」という人もいるでしょう。
相反する思いをもつファン双方にとって、6年ぶりという決して日浅からぬこのタイミングでの「復帰」は、
いずれにしろ意外なものと言えたのではないでしょうか。つまり前者のような人にとっては「えっ!なんで?」
となり、後者のような人にとっても「このタイミングで大丈夫!?」という感想を持ったと思います。

このタイミングでの就任に不安を感じる理由をいくつか考えると、①前任の好成績が高いハードルに
なっていること、②2010シーズンのトラウマがファンにとってまだ癒えておらず、時期尚早であること、
などが挙げられます。そんな不安をはらんだ状況に関わらず、クラブが掲げた目標はズバリ、優勝。
高まるサポーターの期待の手前、そう言わざるを得なかったという事情もあったかと想像します。
城福新監督の不退転のプレッシャーは、開幕前からパンパンに膨れ上がっていたと言えます。

このプレッシャーに押し潰されたのか、過密日程のマネジメントがやはり難しかったのか…結果的に、
城福さんに率いられたチームは瓦解してしまいました。2010シーズンに近いような、わずかのところで
勝ちきれない試合が続くと、チームは監督解任に踏み切り、シーズン当初に描いていた青写真とは、
大きく異なる道を歩むことになりました。最終的に9位に落ち着けることはできたのですが、力を発揮
し切れなかったシーズン前半、とりわけACLをその体制下で戦ってしまったことは、悔いを残しました。

この点については、来シーズン着実に巻き返したいところです。現場をよく知る参謀が暫定的に就任し、
そのまま翌シーズンも指揮を採って優勝、というのは鹿島の石井監督に重なります。
そのようになることを期待しましょう。