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ルヴァンカップ第3節、東京にとっては2試合目。平日アウェー磐田での一戦でした。
スタメンを見たときのワクワク感は格別でした。最終ラインに柳、山田!GKは大久保択生!久々登場
ネイサン・バーンズ!そしてワントップに永井謙佑!どういうサッカーになるんだろう?と思いました。
相手もルヴァンカップならばターンオーバーしてくるはずで、フレッシュな対決に期待も膨らみました。
始めてJ1のピッチに立つ選手たちの緊張、それを乗り越えて手応えをつかんでいくさまを見守るのは
サポーターにとっても格別。選手には、どうか思い切ってどんどん貪欲にトライしてほしい、そう思いました。

【GK一発退場、思わぬアクシデントであっという間に逆境に追い込まれる】
実際には、そんなサポーターのワクワク感が一気に吹っ飛ぶ試合展開でした。前半11分、ジュビロの
早めのクロスから放たれた小川航基のヘディングを、GK(タクオ)がこぼしてしまいました。
大きく体から離れたボールに、詰めたのはまたもや小川。蹴り込まれてあっさり先制されてしまいます。
最初のセーブがうまくいかなかったタクオに、焦りが生まれてしまったのでしょうか…。この後、試合の
キーとなるシーンでまたもや失敗してしまったのが、タクオでした。

18分、またもや相手のミドルレンジのパスに走り込んだのがジュビロのアダイウトン。CBで出場した
(背番号36)が追いかけていったところ、ペナルティエリア内に侵入されてしまったところで
タクオがアダイウトンに手をかけてしまいました。これがファウルで一発レッドカード!GKが退場し、
おまけにPKを献上するというもっとも恐ろしいシーンが現実のものになってしまいました。久々です。
サブGKがスクランブル出場。バーンズは渋々アウト。PKは小川に決められてしまい2-0。
20分で、東京は絶体絶命の窮地に追い込まれてしまったのでした。

【持てる力を発揮して、必死に抗う選手たち。サポーターも燃えた!!】
味方が一人減ってしまった中で、東京の選手たちにとって苦しい展開が続きました。ジュビロはワイドに
ボールを回し、東京の選手をよく走らせる動きをしてきました。立ち上がりのバタつきこそ、時間の経過と
共に薄れていった東京でしたが、さすがにワントップ永井と、サイドバック含めジュビロのボールを
獲りきることが出来ません。隙を突いてジュビロがタテに入れてくる、セットプレーも襲ってくると。
GK波多野にとっても厳しい展開だったと思います。何とか失点を免れ、ハーフタイムを折り返しました。

もとより、スタメン構成から見ても今日の東京のテーマが「チャレンジ」という性格を帯びていたことは
間違いないと思います。サポーターもそのつもりでいたのでしょうが、試合展開としても理不尽に
選手たちが窮地に追い込まれると、俄然燃え上がって応援にも一層熱がこもることになりました。
このメンバーだから、この展開だから、「勝ちたい!!」サポーターの意地が爆発したのでした。

選手たちはジュビロのボール回しに段々と疲れてきます。まして経験不足どころかJ1デビューの選手も
たくさんいるほど。後半17分に三点目をたたきこまれると(しかも小川のハットトリック達成!)、試合の
趨勢は決したと言えました。それでも、選手たちはそれぞれの局面で闘い続けてくれました。シュートは
相手ゴールを襲い、ポストに当たること幾度となく。吉本がヘディングで一点を返すまで…気持ちの
こもったプレーを続けてくれたのでした。試合後も拍手。さすがに平日に磐田まで来て、選手たちに
文句を言うようなアホはいませんでした。純粋に勝利を目指して、逆境に抗い続けた90分。この経験は
今日出場した選手たちの糧になってくれると思います。サポーターとしても、闘いきりました。

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2017年4月26日(水)19時KO 磐田(静岡)・ヤマハスタジアム
 1-3 磐田
【東京】大久保択生、室屋・吉本・山田・柳、高萩・田邉・バーンズ・阿部・中島、永井
交代はバーンズ→波多野、永井→ピーター・ウタカ、高萩→内田
多摩川クラシコは後付けの企画なわけですが、本物の「エル・クラシコ」、スペイン、ラ・リーガ(リーガ・
エスパニョーラより短くて便利なフレーズですね・笑)の二強、レアル・マドリーとバルセロナの対決が、
先週末にマドリードのサンティアゴ・ベルナベウで行われました。昨日録画を観直したのですが…。
・・・素晴らしかったです!!

どこから語り始めて良いか、切り取ることが出来ないほど、濃密な90分のストーリーとして、なかなか
見られないような極上の一戦となりました。クラシコの醍醐味というのは決着がつくことにもあると思うの
ですが、そういう意味でも後半アディショナルタイム97分のメッシの決勝点には価値があると思います。

前半はどちらかというとバルサのペース。それでも先制はレアル。マルセロのクロスをセルヒオ・ラモスが
シュートし、ポストに跳ね返ったボールを反対側にいたカゼミーロが押しこんだもの。カゼミーロはその前
のシーンでメッシを倒し、イエローカードを貰ったばかりで、何とも言えない勝負運を感じました。

先制されたバルサはまったく焦らず、相手ゴール前で一瞬のパス交換からメッシが高速ドリブルを開始
しており、そのまま相手DF陣をかわしてゴール。わずかな体の傾き、タイミングで置いていかれるレアル
DF陣、メッシの巧みさが際立ちました。この時、メッシはマルセロの肘打ちを喰らい、口から出血しており、
ティッシュ?か何かで口を押さえ、時にティッシュをくわえながらプレー(笑)。見たことのないシーンでした。
前半のアクシデントで言うと、ベイルが負傷交代して、21歳のスペイン代表、アセンシオと代わったこと
があります。ともあれ、両チーム譲らず1-1でハーフタイムを折り返します。

後半に入るとレアルがやや攻勢を強めます。しかしバルサGKテア・シュテーゲンがゴールを許しません。
ベンゼマのドンピシャヘッダーを足で止めたシーンなどは本当に驚きました。しかしそのテア・シュテーゲン
よりも凄かったのがレアルのGK、ケイロス・ナバス。再三のシュートをセーブして、こちらも失点を
許しません。両GKの素晴らしいセービングが、試合を引き締め、ゴールの価値を上げたと思います。

均衡を敗ったのはバルサ。ラキティッチがこぼれ球を拾い、一歩持ちだしたところから左足で相手の選手
越しに巻いたシュートでゴールを奪いました。このシュートもまた見事。試合時間も残り少なくなってくる
最終局面、レアルの猛反撃が始まりました。サイドから中から、再三持ちこんでバルサを押し込みます。
しかしそのレアルに思いがけないアクシデント。メッシを倒した(この日のメッシは、どの選手もファウルなし
では止められませんでした)セルヒオ・ラモスに審判は迷わず一発レッドカードの提示。
退場してしまいます。その前のシーンで、審判に思い切り顔を近づけて挑発的に抗議を行っていたラモス
の姿を思い出しました。きっと必要以上にレフェリーの心証を損ねていたのでしょう。

隠して追い込まれた絶体絶命のレアルでしたが、息を吹き返します。ベンゼマに代えてハメス・ロドリゲス
を投入すると、そのハメスが同点弾をたたき込みます。サイドに出たロングボールを拾ったマルセロが
中央クロスを入れると、ファーサイドからバルサDF陣の後ろを悠然と駆け込んできたハメスがニア一閃。
86分での同点劇でした。ベルナベウの8万人の観客が一気に勢いづき、バルサに容赦ないブーイング、
レアルには歓声で後押しします。ものすごい雰囲気の中、アディショナルタイム2分が経過。

最後のドラマはここからでした。自陣深い位置で繋いだボールを持ちだし、バルサのセルジ・ロベルトが
猛然とレアル陣内にボールを運びました。前に当て、さらに左サイドにオーバーラップした選手。パスが
出る、マイナス方向に折り返したところに待っていたのは、メッシ!!ゴール前中央、バイタルエリアほぼ
中央で、得意の左足を振りぬきボールをネットに突き刺しました。直後に、試合終了の笛。沈黙する
スタジアム、8万人の観客。歓喜にあふれるバルサの選手たち。その静寂との対比が、何とも言えません
でした。美しかったです。

試合全体を見ると、レアルが非常に心打たれるような懸命さを見せたと思います。エモーショナルに見れば、
やはりレアルに軍配を上げたくなります。ところが、です。バルサが、メッシが久々に、そんなレアルの必死
を上回る凄みを見せました。メッシのドリブルはこの日、レアルの誰もがついて行けませんでした。久々に
モンスターぶりを目の当たりにした気がします。MSNで勝ってきた近年のバルサ以前の、メッシの圧倒的な
存在感、あれです。また、バルサの選手たちの冷静にパスを回す姿、どんな相手でも自分たちのサッカー
をして、まるで簡単だろ?と言わんばかりに最後は勝利をさらっていく、あの静かな凄み。それを久々に
見ました。恐ろしいほど強いのですが、大舞台でも大したことをしていないような「普通感」でプレーする
あのバルサです。世界最強の。

これぞ、世界最高の一戦。堪能しました。凄かったです!!!
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【開幕から7試合を終えて】
第7節浦和戦で、昨年のトップ5との対戦を終え、3勝1分3敗と五分の成績で着地したわがFC東京です。
前節浦和戦のように、高萩、ウタカ、大久保(練習中のアクシデント!)の不在で落とすという惜しい試合も
ありましたが鹿島・川崎に勝利を収め首位・浦和とのポイント差は6。なんとか踏みとどまったというところ
でしょうか。ここからはリーグでも中位以下との対戦も増え、挽回を期したいところであります。

FC東京の現状ですが、いまだチームは発展途上中といったところです。新戦力の取り込みに腐心しており、
とりわけ大久保嘉人を軸とした攻撃の構築はまだまだ未熟。パスを受けたい大久保に、良い形でパスが
出ず、大久保に関して言えば「これぞまさに!」といった形でのゴールが見られません。やむなく前田を
使って、前で収める形を取り戻し、大久保を取り込んでいく方向に転換できたところです。守備陣の不調も
あって負けを重ねましたが、ようやくひと通りのトライアルも終わって、チームのリスタートとなります。

【つくづく大事な先制点。宏介の久々一発で優位に】
戦術面もさることながら、札幌戦で見せた逆転負けが嫌なイメージになっています。あの試合でリードを
先に奪ったのは東京でした。それでありながら、相手に主導権を引き渡し、気付いた時には勢いづいた
相手に抗えなくなっており、消極的なプレーに終始して非常に低調な内容で終わってしまったのでした。
展開が向かないとなると、勝てる試合も落としてしまう…もろいのもチーム作りの最中だからでしょうか。

この試合も、先制までのストーリーと先制の仕方がハマったという印象があります。立ち上がりから
相手とは五分の展開。サボらず粘り強く守り、太田のフリーキックで先制点を奪うと。流れもアシストも
関係ない、太田の左足フリーキック直接、という武器があるのは本当に大きいです。これが28分。
良い時間帯です。新潟に決定的なシーンは作らせませんでした。相手のクロスを無効化できるのも、
GK林の安定したキャッチングが大きく貢献しています。

先制後は守っていても、相手が点を取りに来るので相手陣内にスペースが生まれます。また前がかりに
なる前線と最終ラインの間も間延びして、スペースが出来やすいでしょう。オープンな展開になり、
それほど決定的な形がなくても(笑)、攻撃できますし優位にも立てるのです。後半に入ると、案の定
東京がリードを広げます。サイドからのマイナスのパスに走り込んできた橋本!スパッと決まって2点差。
最後は大久保嘉人が自ら獲得して決めたPKで追加点。吹田の悪夢を払拭する3-0のスコア、しかも
大久保がPKを決めるという完璧に借りを返す形での決着。嬉しかったです。

シーズンここまで、若干の不安もありましたが、ようやくチームの骨格が「見えてきつつある」FC東京でした
今後に期待します。大久保は、ゴールをどんどん獲ってほしいんですけどね…。

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2017年4月22日(土)16時KO 新潟・デンカビッグスワンスタジアム
 3-0 新潟
【得点】田、人、
【東京】林、徳永・森重・丸山・太田、梶山・橋本・河野・東慶悟・大久保、前田
交代は梶山→高萩、河野→永井、前田→阿部