強引な中国人 | Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

あこがれの花の都パリ、フランスの優雅な生活~~と現実は大違い。
8年のパリ生活で、穏やかだった私は怒りマンボーへ変身し、お馬鹿で自己チューなフランス人に怒り狂う毎日。
きらびやかなフランスのダークな面々をまきちらす、怒れるフランス愚痴日記です。

アイコンママブロネタ「日々のできごと」からの投稿


なんか人種によって性格を特定するつもりはないけれど、お国柄ってやっぱりあるなぁと思う。
中国人の同僚が何人かいるけれど、中国で生まれ育った人の性格って、強引で自己主張が激しいなぁと思う。
中国人女性のYさんが去年入ったプロジェクトは、固定資産関係の処理が多いけれど、彼女はあまり固定資産をしらなかった。
それで去年、毎日一日数回、というかひっきりなしにメールや電話がきて、質問攻め。
私も自分のプロジェクトに忙しかったけど、こっちの事情はお構いなし。
今年お互いにプロジェクトが終って本社に戻ってきたんだけれど、なんか、自分がわからないところがあると、誰これかまわず捕まえて何時間も質問攻め。

しかも彼女の場合「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」みたいな入り方じゃない。
もし「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」と言われたら「今緊急対応してるから、午後からにしてくれる?」とかいえるけど、彼女は「これがおかしいんだけど!」といきなり本題に入るから、誰も断れない。
仕事の質問のみならず、仕事の愚痴で「XXXさんに言ったけど今頃になって返事がきて対応しろって言われて無理なんだけど!」とえんえんと話しているのも見かけたし、自分の娘の写真を人に見せる時も、いきなり私が見ているパソコンの画面の前に携帯を突き出す感じ。その強引さ、すごいわ。

しかも、私が彼女の質問に答えられなかったりすると、フランス人がするように口をぶっと鳴らしたり、プラトーンみたいに手を上げて「オーマイガッド」のポーズをとったりする。
彼女は3月に「こんな給与で働いていられない」と他社に転職することになっているのだけれど、ちょっとほっとする。

他のクライアント先にいた中国人女性もそっくりだった。自分もすごい中国なまりのフランス語なのに、私が話すとすんごいこと顔をしかめて「は???わかんないわ!」と何度も言っていた。
プロジェクトの進め方も、すごく強引で、説得するのを皆が四苦八苦していた。

ちなみに旦那のフランス人の友人の奥さんも中国人だけれど、彼女はもっとごっつい。
うちの旦那が彼女の旦那さんとほんの30分立ち話をしていただけで、うちの旦那の携帯に彼女から電話がかかってくる。
「私たち忙しいんだから!早く旦那をかえしてよ!」と。
うちの旦那が彼らの家に行ったとき、奥さんは旦那さんを罵倒している最中だったとか。

不思議と、フランス生まれの中国人やラオス、カンボジア人にはそういうところはない。
皆、なんか遠慮のような謙遜のようなアジアらしいやさしさを持っていて、かつフランスにちゃんと馴染んでいる感じ。
きっと彼らのご両親はフランスに移住してきて、必死で子供たちを育ててきて、2世である彼らはご両親の背中を見て育ったんだろうなと思う。

私も日本のよいところを子供達にうけついでいきたいなぁ。