三日目は朝から松山城の周りをぐるりと歩いてみた。

城側から望む南堀端。

 

松山市というのはその中心に城🏯があり、周りを伊予鉄の路面電車がぐるりと取り巻いていて住宅地などもその沿線に多い。

そこから離れた地域でもやはり伊予鉄の郊外電車やバスもあり交通の便は非常に快適。

というか、伊予鉄どこでもいるな。 

関連会社に船会社もあるから、ここで航空会社を傘下に収めれば陸海空制覇である。

オレンジ色の旅客機が松山市の制空権を手中にするのもそう遠い未来ではあるまい。

日光浴してる連中

 

堀はいやに🦢白鳥🦢が多く、また亀🐢の甲羅干し用のスペースが設置してあり愛媛県民の優しさを感じられる。
しかし城の縄張りの大きいのなんの

古町(こまち)口登城道。

 

ほぼ半周した北側に古町口登城道というのがあったが変態みたいな急傾斜だったので登らず写真を撮るに留めたが、この7時間ほど後にある理由でまたこの場所に来るとは予想だにしなかった。

ところどころにこういう子規の句を刻んだ石碑が設置してある。これは平和通のもの


東雲神社すぐ傍にいる加藤嘉明公。

 

東雲学園前から大街道方向を見たもの

 

1時間ほど歩きロープウェー商店街に出て昼飯でリンゴソースつきの唐揚げ定食とあんこかけのよもぎ団子を食べる。
リンゴソースと唐揚げは合うのか正直ちょっと不安だったが甘味も酸味もさほど強くなく丁度よい塩梅だったのでうまい。
よもぎ団子も軽く炙ってあって香ばしくこれもうまい。

昼ご飯はここ「みつのもり」さん。


ちなみにここ、ロープウェー商店街でこの日坊っちゃんプリンの店がオープンしテレビの取材が来ているのを見かけ、夜のニュースで自分が映り込んでいるか期待したが別に映っていなかった。

なぜかこっちの表記はロープウェ「イ」。なぜちがうのだ…

 

軍人の秋山兄弟のみならず俳人の子規さんも異様に強そう。

 

松山城へはこのロープウェーorリフトで楽に登城できるのだが、私は高所恐怖症気味のくせに気まぐれ😸でリフトを選択し非常に怖い思いをした。


景色を楽しむどころではないのだ



当時の侍はこんなきつい道を通勤路にしていたのか…

もっともロープウェーの降り場から天守はさほど近くなく、城の内曲輪をけっこう歩かなければならない。途中に休憩所がもう一つあるほどだ。


入場券の売り場から天守。

松山城は全国に12箇所しかない現存天守のひとつ。
宇和島城もそうだから愛媛県に訪れるだけで現存天守のマスを一気に二つ埋められる。まあ、今回私は埋められなかったワケだが…。

 

鉄砲狭間から下方を覗く

 

なんと防犯カメラ付き。これなら敵の忍も容易に忍び込めまい

 

天守。縄張りの大きさに比して小ぶり。

 

松山城というのは四国一の城という割に天守はけっこう小ぢんまりとして優しげですらある。

伊予人は穏やかで明るく、温和である…という古来からの愛媛県民の気質がこの城一つにも表れているようだ。

 

城の中は次から。

2日目・後半。

 

空港行きリムジンバスと間違えて普通の路線バスに乗ってしまったが、どっちみち行先は同じなので大した問題にはならず。

松山市駅・松山駅・大街道・道後温泉駅などからリムジンバスはいくらでも出ているので空港へのアクセスは非常に容易であろう。

 

飛行機は見るのは好きだけど乗るのは絶対イヤ

飛行場で聞くエンジンの爆音というのは景気が良くていいぜ

 

松山空港は離陸ラッシュだったのか、アイス食いながら見てる間に5機ほど飛び立っていった。

それを見届けたあと空港内をぶらっと散策。

愛媛県の空の玄関口、というだけありあっちもこっちもみきゃんがいる。

2Fショッピングゾーン入り口にいるみきゃん。

こちらは1Fロビーのみきゃん。空港でいきなり蛇口のみかんジュースが飲めるサービスが光る

ゲームコーナーもみきゃん一色。

 

どこを向いてもオレンジ色だらけ。もう、滑走路もオレンジ色にしていいんじゃないのか?でも県のイメージカラーとしてここまで定着した例は他に類を見ないだろう。愛媛県といえばオレンジ。オレンジといえば愛媛県。もう他の色など考えられまい🌈。

空港外の住宅街にある海軍の掩体壕。

達筆で「極天隊」。練成隊だった戦闘四〇一飛行隊の壕だろう。

 

松山空港の前身は海軍松山飛行場。元が陸軍飛行場の伊丹空港と似たようなものである。飛行場としての敷地は当時より狭くなっており、飛行機の駐機エリアや誘導路は現在住宅地となっているが往時を偲ばせるものはいくつかある。その一つがこの吉田町に残る掩体壕だ。

 

後ろから。普通に畑になっている。


ちなみに掩体壕とは飛行機を敵の爆撃から守るために収納しておく壕である。
長崎県大村市にも残っているがそこは公園の遊具代わりとして使用されており、この吉田町のものも指定文化財という割にすぐ後ろで野菜作っていたりする

でも、そういうのも平和のひとつのカタチとして望ましい姿ではある。

よく見たらマンホールの図柄…みかんの花じゃないのか…⁉全然気が付かなかった

 

吉田町から空港に戻るとまた離陸ラッシュで今度は四機飛び立っていき、それを見送ったあと空港内のレストランで夕飯。

小さいけど飛び立った直後。

空港内レストランCHEF'S KITCHENで出迎えてくれるコックみきゃん。

 

店内もにぎやか。うれしい。

 


愛媛特産のじゃこ天うどんと鯛めし。


昼・夜と続けざまにうどん食ってるがうどん好きなので結果的に良し。ホントは「今治焼豚玉子飯」を食べたかったが品切れ中らしく注文できなかったのだ。

個人的好きな果物はびわとみかんのツートップ。


空港からはバスで松山市駅まで引き返し、路面電車で大街道まで乗って松山三越のジュンク堂にちょっと寄ってから宿に戻る。

これは空港内にあったもの

 

それから、松山市は俳都というだけあって屋内外問わず俳句ポストというのが設置されており自作の句を投函できるのだ。

私も一句ひねろうと思ったが上手いものが思いつかず、今年の年末にまた愛媛に来るときの宿題になっている。

2日目はこれで終わり。

3日目は松山城。

 

4月30日、松山滞在2日目。

 

2日目はあまり眠れなかったのでそれほど元気じゃなかったが、そんなことお構いなしに外出。天気のいい日に外にいれば元気になるというものよ。

朝に少し松山城の堀を散歩。

 

当初の計画ではレンタルバイクで宇和島以南へ向かうつもりでいたのだが連休で閉店していたり間の悪いことに水曜日定休(この日は水曜日)だったりでやむなく断念。

もっとも、愛媛は毎年でも来たいくらい気に入ったので宇和島はまた来年にしてもいい。

小さな精密機械のような街、宇和島市

小説「花神」で主人公・村田蔵六が「宇和島の頃は楽しかった」と述べていたり、

当代一の蘭学者と謳われながら鎖国政策を批判したかどで永牢の申し渡しを受けていた高野長英が破牢後、一時宇和島に潜んでいたりと、何かと話題に困らない市である。

 

JR松山駅の5倍くらいデカい伊予鉄の松山市駅。

 

そして、愛媛入りしてまず向かったのが愛媛県イメージアップキャラクター・みきゃんのグッズショップであるみきゃんパーク🍊

ここに来るために愛媛県に来たといっても過言ではない。

 

行くには松山市駅から伊予鉄の郊外電車に乗り梅津寺駅で降りればいい。

南堀端から松山市駅に向かう途中、花園町にある子規生誕碑。

 

余談ながら伊予鉄の松山市駅とJRの松山駅はまるっきり別物で、松山市駅の立派さに比べると松山駅などあってないようなもの

というか、松山市は完全に伊予鉄の天下である。

 

この郊外電車のみならずバス・路面電車も全てオレンジ色

 

駅のすぐ裏が海。

まさしくエメラルドグリーン

 

梅津寺駅は裏手がすぐであり、やろうと思えばホームから直接飛び込むことも可能だろう。そんなバカはいないと思うが…。

 

憧れたみきゃんパークの裏。

 

表。みきゃんファンにとっての聖地といえる。

 

みきゃんパークは梅津寺駅のすぐ前という素敵な立地。

だが、入る前に松山市出身の日露戦争の英雄、秋山好古秋山真之兄弟の銅像が付近にあるので見に行く。

陸軍騎兵少将・秋山好古像

 

海軍中佐・秋山真之像

 

せっかくなので自分も写っておく

 

小説「坂の上の雲」の主人公は秋山好古・秋山真之・正岡子規のいずれも松山市出身の三人だが、個人的に最も好きだったのは好古。

平和の象徴を見つめているようだ

 

ちなみに世界最強だったロシアのコサック騎兵を撃ち破った秋山好古少将の視線の先にはみきゃんパークがあるというオマケがつく。

 

みきゃんパークは二階建てで上はパフェだとか愛媛特産のみかんジュースなどが楽しめる。

そして一階は丸々みきゃんグッズの物販エリアでどこを向いてもみきゃん・こみきゃん・ダークみきゃん・こダークみきゃんで占められている。

 

もう全部買ってしまいたいくらいだったが涙を飲んで一万円分の土産を買う。

もっとも、他の店でもみきゃんグッズは買ってたりするからトータルで二万円くらいだろう。

蛇口をひねってみかんジュースを注ぐという愛媛以外で出来ない体験。もちろんおいしい。

 

飲んだといえばもはや伝説となっている蛇口から出るみかんジュースも飲んでおく。

愛媛といえば🍊🍊みかん🍊🍊と即答されるレベルのため、街中にオレンジ色が溢れかえっている(主に伊予鉄のせい)ほど。

 

そして同じくみきゃんありとあらゆるスポットに顔を出しているが、県を挙げてみきゃんを旗頭に愛媛をPRし結果としてこの上ない大成功を収めているのだから他の県も見習うものがあるだろう。

 

何でもないはずの自販機すら撮りたくなるみきゃんファンの男

 

梅津寺から松山市駅まで戻ったあとは地下街でこれも愛媛名物という肉うどんを食べ、どこへ行くか考えあぐねたあげくちょうどいい所に空港行きの路線バスが来たので松山空港🛫へ向かうことにする。

 

全部行き当たりばったりである。