無事にえひめ県民手帳を手に入れた長崎県民の私は南堀端から路面電車で道後温泉へ。

余談ながら長崎の路面電車とは結構な相違があり地元の人は「市内電車」と呼び、乗降時の交通系ICカードのタッチは長崎電気軌道が乗車時と降車時の2回に対し伊予鉄は降車時のみの1回

おかげで初めて乗った時は長崎の癖でICカードをパシパシタッチして

「反応しねえな…?」と困惑してたり。

道後温泉駅のスタバに対抗してか長崎の蛍茶屋車庫にはロイヤルホストがある

 

見よこの行列

 

道後温泉♨に着いたはいいものの本館の方は大行列で別館・飛鳥之湯の方へ。

 

こっちは割と空いていた

 

正直、温泉に入りたかったというより伸びた髭を剃りたかっただけなので本館でなくとも構わなかったりする。

一時間に一回変形する坊っちゃんからくり時計

 

あの鳥居はなんだ

 

ひとっ風呂浴びてスッキリした後は道後温泉商店街をぶらぶら。湯上りで夜の街を歩き回るのは気分がいい。

 

このくらいの幅のアーケードの方が落ち着く

 

入浴した飛鳥之湯出てすぐ前である

 

夕飯はうどんの「名代 つるちゃん」で肉うどんとカツ丼のセット。うどんばっか食ってんなオイ。

うどんは1~3玉まで選べて値段は変わらない。

 

色がキレイ

 

旅気分で浮かれて普段めったに酒を飲まんのに伊予柑サワー🍊を飲む。さらに調子に乗ってそれから都合3杯頼んでしまった。

犬と酔っ払い、正直どっこいどっこいだと思うが…

 

酔ったままで伊佐爾波神社というのを見に行ったが夜なのであいにく閉まっており、代わりにと言ってはなんだが道後温泉駅まで戻る途中の中嶋神社というのを見て賽銭箱に100円玉を投げ入れてくる。

暗すぎてよくわからぬ

 

なんだかホラー風に写ったが、墓場で爆竹で遊ぶのが当然な県の民からすれば今さら怖いものなどないのだ。

夜のからくり時計

 

温泉街は夜でも賑やかで楽しい

 

愛媛県ではおなじみの全面オレンジ色の電車

 

この日が最も歩数が多く3万歩と1日の最高記録を叩き出した。

さぞ足が痛かろうと自分でも思ったが😼別に痛くもかゆくもなく😺、次の日も性懲りもなく歩き回ることになった。

次の日(5月2日)は天気が良かったので再度松山城天守から松山市街を見下ろしたり、道後公園や正岡子規記念博物館など本日の復習のような形になるのである。

つづく。

 

下城するとその足で愛媛県庁に入ってみる。

なんかムードがすごい

 

歴史を感じるねえ

 

この愛媛県庁舎、昭和四年の建築でこれ自体が文化財。中もクラシック感たっぷりで映画ロケでも使われているらしい。

ミラーがみきゃんの耳と一緒で葉っぱ。

 

(おそらく)これ一台の特別仕様である


建物として威容に満ちているが正面にみきゃんのラッピングカーが停めてあるのがなんともいえずフレンドリーで愛媛県らしい温かさがある。

初見でこう読むとは100%わからない大街道(おおかいどう)

 

県庁の横らへんである


次いで大街道近くの坂の上の雲ミュージアムを見学。
日露戦争を描いた「坂の上の雲」は言わずと知れた司馬遼太郎の傑作。


読んだのは確か中学か高校の頃で、血の気の多い年頃だったから軍人である秋山好古・真之兄弟のパートに目が行き俳人・正岡子規のパートはさして面白いと思わなかったが年を取るにつれ子規の魅力に気づき、松山市民が子規を愛する気持ちがよく分かったものだ。

書き出しはこう。


…伊予松山というところは領内の地味が肥え、物実りがよく、気候が温暖で、しかも郊外には道後の温泉があり、すべてが駘蕩としているから、自然、ひとに戦闘心が薄い…
 

司馬氏はこう松山市を評しているが、私はこれで愛媛の地が好きになったといってもいい。
あまり関係ないが各巻のサブタイトルも簡潔ながらイカしており、最後の

「雨の坂」など物語の終わりのタイトルとして非常に秀逸

 

モールス信号が打てる電鍵器もある


この後は近くにあるいかにもハイカラといった風の大正時代の館である萬翠荘を見る。そして隣にあるのが夏目漱石が下宿していた「愛松亭」の跡地にできた珈琲喫茶の「愛松亭」。

 

萬翠荘(ばんすいそう)。これも初見で読めるもんかっ

 

 

漱石珈琲店「愛松亭」。

 

道後温泉といい萬翠荘といい愛媛県庁舎といい、戦前からの建築物がかなり現存しているのも松山市の特徴。

じっと佇む猫


ちなみにこの愛松亭、店内を猫😺😸闊歩しており会計時などに邪魔してきたりする。
うれしい。


美味しそうに見えるだろう?実際美味しいんだぜ

坊っちゃん団子と珈琲で一服☕したあと県民でもなんでもないのに愛媛県民手帳が欲しくなり、大街道の松山三越に入っているジュンク堂書店で在庫を尋ねたがこの時期にはもう置いてないとのこと。

念のため松山市駅の伊予鉄高島屋に入っている紀伊國屋書店にも電話で確認したが同じ返事。


最後に発行元である県の企画統計課に電話をかけたところそこでは在庫を持っているとのことで城内を突っ切って朝通った「古町登城口道」すぐ前のNTTビルに間借りしている企画統計課へ。

かなりな苦労をしたのだ


そこまでして手に入れた愛媛県民手帳「日記編」「資料編」に分冊されており内容も充実していて読んでいて楽しい。
表紙も4パターンあって好きなものを選べる。

 

ここまでで2万歩ほど歩いていたが夕闇迫る中道後温泉まで向かうことになる。

 

前回の続きで松山城の内部。

中も趣たっぷり

 

階段に滑り止めの加工がしてあったり配電盤や消火器があったりと色々手を加えられている部分はあるものの基本的に江戸時代のままのため、

超歩きづらい。

城というのは

なんとなく訪れる観光スポットランキングで上位に食い込む。

そして私も島原城・平戸城・唐津城へ行ったことがあるがこれらは全て復興天守。中の展示物が見やすいよう建築時から配慮されているが気分としては今一つだ。

階段か梯子か区別がつかぬ


展示品もさすがの充実ぶり。もっとも城自体が巨大な展示品といえる。

具足。下級将校レベルの武士のものらしい

 

刀。銘は読みづらいが「和泉大掾藤原國輝」。

 

三代目藩主松平定長着用の鎧とのこと。

 

火縄銃体験コーナーというパワーワード

 

もちろん大喜びで構えてみた

 

城内の展示物はけっこう遊び心があり、籠城兵の気分が楽しめる「火縄銃体験コーナー」や「刀の重さ体験コーナー」などがありユニーク。

中でも面白いと思ったのが天守再建時に宮大工が書いたと思われる落書き

 

こういう顔の人いるよね…

 

「あ゛ーっ!!!マジむかつくぜあの作事奉行!!!落書きしてやるぜバーカ!!!」などと当時の宮大工が悪態ついていたかと思うと微笑ましいものがある。

切符の売り場すぐ近くにある井戸。


天守から下りたあとは少し休憩して、せっかく愛媛に来たんだからと伊予柑ソフトとポンジュースを飲む。見事にみかんだらけ🍊🍊

あまり酸味が無くておいしい

 

捨てるのがもったいないポンジュースの缶。

 

 

ロープウェーの乗り場を通り過ぎて下っていくと元の二之丸の所に出る。

ここは今は庭園として整備されておりこちらも見学。

ガラスの器に浮いているのがいかにも涼しげ。

 

確か何かの企画展でこういう趣向を凝らしていた

 

よく見えないがここには鯉も泳いでいるのだ

 

 

更に下りてくるともう地上で、ここは元の三之丸だが今は広大なグラウンド。この日(5月1日)は平日なので遠足に来ていたらしい子供の集団を見かけたものだ。

街のど真ん中に城があるので城を突っ切って通勤路にしている人もおり、なんなら県庁が城内にある(画像にも一部写っている)ので県庁西駐車場というのも普通にあったりする。たぶん職員の方はそこに停めているのだろう。

 

次は県庁~萬翠荘など