こんにちは、青だんごむしです。

いつも当ブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

今更ではありますが、今回は当家を建ててもらったた住宅会社についてご紹介したいと思います。

 

本当であれば新ブログのほうで記事を書きたいんですが、時間が掛かりまくるために、間に合わせでアメブロで紹介することにしました。

 

 

青だんごむしは、2020年に注文住宅を建築しましたが、流れとしては2020年1月に初めて店舗へ足を運び、3月下旬に契約、7月に着工が始まり11月下旬に完成し引渡しが行われて現在に至ります。

 

工期の流れだけをみると、スムーズに進んでいるようにみえますが、色々とトラブルもありました。

入居してからそろそろ4年が経過しますが、青だんごむしがこの工務店を選んでよかったと思うことを正直にお話します。

 

 

 

なお当家の建ててもらった工務店には、既に当ブログの存在は知られておりまして、本日の工務店紹介をブログに投稿する件についても認知していただいてます。

 

しかしながら、勝手に紹介していることには変わり無いので、良い事も良くない事も書かせてもらいます!!

 

新ブログ では住宅会社名を当初から公開していますが、アメブロ内で公開するのは今回が初めてになります。

 

 

  建築中に発生したトラブルや施工ミス

 

住宅の建築中は、どの住宅会社も必ずは何かしらの施工ミスが1つはあるものです。むしろ完璧な会社ほど何か隠されているんじゃないかと不安になります。

 

当家も新築の建築中に色々とトラブルや施工ミスがあり、入居後にも床下の施工ミスがあったりと不具合はありました。

でも今思えば、これも一つのストーリーです。

 

でも私が建ててもらった工務店では、基本的にLINEを使っての連絡になりますが、連絡すると休業日以外であればだいたい当日中に返信していただけるので、不安になることはありませんでした。

 

 

建築中のトラブル(別ブログに飛びます)

 

入居後のトラブル

 

 

よくアメブロの他の施主さんや、他ブログの記事を見ていると、大手HMやローコスト住宅で問題が発生した場合に、たらい回し的な扱いはされる事が多いようですが、建ててもらった工務店はきちんと迅速に対応してもらえるので安心できました。

 

 

 

住宅会社で発生したトラブルや施工ミスって、中々世の中に出てこないものです。そして施主が自ら公開される方も少ないのが現状です。

それはその施主が、住宅会社の事を悪く思っているからだと思います。

 

一方で当ブログではそれをあえて公開していますが、理由としてこの住宅会社を評価していて、皆さんにおすすめはしたいけれど、ちょっと弱点もあるので、この工務店さんで建てる場合に気をつけてほしいことをお伝えしています。

 

事前に工務店の欠点(建築中に施工ミス)が分かっていれば、事前にミスを発生させないように対策ができるので、検討中の施主さんからしてみればメリットしかないのではと私は思っています。

 

 

  当家を建ててもらった工務店

 

当家を建ててもらった住宅会社は、三重県鈴鹿市の市役所から近い場所にお店がある「株式会社 パワーホーム大建」です。

 

住宅会社の規模としては工務店で、新築、リフォーム、大手ハウスメーカー1社の下請けを中心に経営されています。

(大手HMの下請け情報は帝国データバンクで調べました)

 

フランチャイズでは、岡山県に本社がある「イシンホーム」に加盟しており、新築ではほとんどがイシンホームの建材を使用して建築が行われています。

 

 

設立は平成15年の8月で、今年で21周年となります。工務店の経営で20年以上になると、世間では優良工務店の部類と言われますので、それなりの実績がある工務店といえます。

私も家を検討している時は、この部分はとても重要でした。

 

 

対応エリアは三重県全域ですが、当方調べでは中部や北部地域の建築が多いような気がします。

 

工務店の社員さんの構成としては、社長の2級建築士1名、店長の住宅アドバイザー1名、営業1名、事務1名の4名です。(違ってたらすみません)

 

少人数なので、常にアットホームな感じの接客が中心で、打ち合わせ中は話しやすい環境になっています。

 

 

  イシンホームの住宅とは

 

イシンホームという住宅ブランドは、岡山県津山市に本社がある「株式会社イシン住宅研究所」が経営しています。


現在のイシン住宅研究所の社長さんが、阪神の淡路大震災の時に行ったボランティアがキッカケで、イシンホームの家づくりが始まりました。


 

フランチャイズ方式で、北海道と青森と秋田以外の全国各地に加盟店舗を構えています。

 

現在のイシンホーム住宅の目玉は、なんといっても光熱費大幅削減の住宅づくりです。

 

2024年4月から、Sunks  ZEGAという商品が登場しました。

 

 

太陽光発電システムや蓄電池などの高性能製品が、他社よりも安価で、しかも住宅ローンに含む事ができなければリースで契約できることが特徴です。

 

イシンホームでは、2024年度から太陽光パネルをマキシオンからアキシテック推しに変わりました。それは安価で高性能だからです。

マキシオンもアキシテックも、最新のN型パネルを採用しています。

 

光熱費削減以外にも、設備の性能にこだわっており、ちょうど良い塩梅の設備が標準仕様となっています。

 

大手ハウスメーカーやローコスト住宅では当たり前の、食器棚やカーテン、照明などの設備も標準仕様として見積書に含まれていることがイシンホームの特徴です。

 

 

皆さんは家づくりの検討中に、Youtubeでお勉強をしようとした時、せやま大学チャンネルさんの動画を視聴されたことはありますでしょうか?

 

実は学長されている瀬山さんも、元々はイシンホームの直営支店で営業マンや支店長をされていましたので、せやま基準の推奨がイシンホームの標準仕様と被っているところが多数あったりします。

 

イシンホームとせやま基準を比較した情報は以下にて記事を作っていますので、ご興味があれば一度ご確認ください。

 

 

 

  初回の店舗訪問 or ネットで資料請求

 

三重県のイシンホーム鈴鹿店を含め、全国の店舗で資料請求を行うと、まずはたくさんの教材をイシンホームのオリジナル福袋に入れて届けてくれます。

 

(下の写真にあるカタログは最新のものですが、イシンホームの最新情報について勉強したいとパワーホームさんにお願いして今月提供していただきました)

 

普通は住宅を建て終わった施主に冊子をプレゼントしても、業者側としてメリットはないのでお断りされるのですが、快くしていただきました。情報発信者の青だんごむしとしては感謝しかありません!!

 

イシンホームの冊子(お勉強冊子5冊と蓄電池などのカタログ)

 

イシンホームのオリジナル冊子と太陽光リースの詳細やテスラ蓄電池のカタログ、マキシオンソーラーパネルのカタログなど、一般の住宅会社では手に入らないパンフレットが多数同封されています。

 

工務店のパンフレット

 

 

イシンホームでは、直営だけに関わらずフランチャイズ店舗でも、まずは施主が自らこの分厚い冊子の教材を見て勉強し、それからイシンホームの店舗で打ち合わせすることになります。


なお一部の他ブログでは、冊子の中身を「宗教じみた内容」と書かれていたりもしますが、そんなことは全くありません。

 

冊子の分厚さ

 

たくさんの標準仕様が冊子に掲載されているので、住宅設備にこだわりがなければ標準仕様のまま計画を進めることができます

 

青だんごむしの場合は、住宅設備を充実したものにしたかったので全てオプションですけどね。。。


 

 

また冊子の中には、オプション建材なども掲載されているため、気になるものがあればお店に相談することでほとんど対応してもらえます。

 

ちなみに、最新冊子の「Sunks ZEGA」ですが、ページ数は238でかなり分厚いです。

 

少し紹介したいのですが、12ページには電気の自給自足に必要な設備が書かれています。

 

こんな内容のことを、他社ハウスメーカーの商品紹介冊子で見たことありますか?? 

中々ないと思います。

 

 

 

次に64ページに書かれているエコキュートや暖房設備について。

 

エコキュートの水圧って低い製品(200kPa以下)が多いと思いますが、イシンホーム標準の水圧は300なんです。当家のエコキュートの水圧も320kPaでしたので、性能の良いタイプが勝手に標準仕様として採用されていました。

 

それと2024年度の冊子に、床暖設備の床下放熱器を取り扱っていることにビックリしました。もうとっくに壁型輻射熱タイプが主流だと思っていたのですが、まだまだ現役なんですね。

 

 

イシンホーム床暖の検証記事は以下(新ブログ)をご確認ください。

 

 

 

  イシンホームでの打ち合わせ回数

 

請負契約前のイシンホームでの打ち合わせ回数は、大体4回くらいです。

最初に貰った冊子を見れば大体わかるので、設備についての打ち合わせは少ないです。むしろ太陽光発電設備の話が多いかも。

 

大体は間取りの打ち合わせが多いです。打ち合わせを行うにも人件費が掛かるので、2週間に1回のペースで、1回につき2時間くらいで時間に無駄がありません。

 

たぶんね、せやま大学チャンネルで宣伝されているせやま印工務店と同じ流れだと思います。

施主がせやま大学の動画をみて勉強しているから、打ち合わせ回数を少なくできる理論と同じ。

 

 

当時の青だんごむしは、他社とも平行して打ち合わせしていましたので、イシンホームとの打ち合わせでは回数が少なくて不安になることもありました。


でも今思えば、他社との打ち合わせ回数が無駄に多かったんだなと思っています。

 

大手HMや他の住宅会社で打ち合わせした時は、毎週行って毎回1~2時間でしたので、これが一般的だと思っていた自分が恥ずかしいです。

 

 

青だんごむしの場合は、この冊子をみて感動してしまいましたけど、他の数社ともやりとりがあったなかで、勉強不足だと標準仕様の中身も分からずに見積書を出されるので、大手HMにしていたら色々と騙されてしまうところでした。

 

 

  イシンホーム鈴鹿店で契約後から住宅完成まで

 

イシンホームで契約を行うと、大体どこの店舗でも1ヶ月以内に建築業者とのLINEグループが作られて、施主側もグループに参加することができます。

 

もちろん鈴鹿店でもグループが作られて、青だんごむしも参加させていただきました。

 

 

業者数は約30社くらいでしたが、大工さんをはじめ、基礎施工業者や配管業者、電気屋、屋根屋、塗装屋、サッシ建材の搬入業者などと直接お話しができるので、便利なツールサービスです。

 

 

建築中の施工写真等が、毎回LINEで報告されるので施主側としては見ていて安心できます。

 

建築中に分からないことがあれば、グループラインに書き込むことで、担当の業者さんから直接お返事していただけるので、とっても安心できるのがイシンホーム鈴鹿店で建てるメリットです。

 

あと鈴鹿店では、住宅の完成保証がありますので、万が一何かあってもとても安心です。確かせやま大学さんでも、「完成保証制度のある住宅会社で建築して」と呼びかけていたはずです。

 

 

  鈴鹿店では気密測定ができる

 

当家では、建築契約後に気密測定ができないかパワーホーム大建さんに相談してみたところ、オプションで建物の気密性能を測定してもらうことができました。(費用は1回目で7万円、2回目で5万円)

 

パワーホーム大建さんで気密測定を行っている住宅は、おそらく当家だけかと思います。

 

住宅会社の中では、気密測定を実施してくれない会社も多いので良心的な工務店です。

 

 

でもガチな性能重視の住宅会社ではないので、インターネットで堂々と公開されている良い数値は難しいのかもしれませんが、世間で高気密住宅といわれている数値のC値=1.0以下にはできます。

 

当家では断熱材施工されてから、壁に穴が空いていない状態での測定結果がC値0.69でした。

 

 

 

イシンホームの建物は、パネル工法なのでそもそもあまり隙間ができないようになっていますし、外壁には外遮蔽貼りシートも施工されるので、隙間ができにくいです。

 

 

  電気の自給自足を目指したいならイシンホームが一番

 

現在、電気の自給自足生活を目指す住宅を検討中であれば、イシンホーム一択です。

 

他社では大手の一条工務店がありますが、長期間でコスパが一番優れているのはイシンホームの設備であると私は思っています。

 

そしてちょうど良い塩梅の建材をしていて、他社ではオプションとされているカーテンや照明等の設備もイシンでは標準仕様です。南海トラフ地震や台風などの災害でも、電気の自給自足が可能な家づくりが可能です。

 

実際の電気料金は、当ブログを観てもらえれれば全て分かります。

 

 

  パワーホーム大建のおすすめと改善してほしいポイント

 

パワーホーム大建さんの一番のポイントとしては、年間の新築棟数が少ないので建築前や建築中のサポートは万全なことです。

 

建築中は細かい気配りをしてもらえて、他業者さんとのコミュニケーションもできるので、全てお任せしても大丈夫な感覚になれます。ただし全てお任せしきってしまうと、施工ミスに気付けないので自分達も建築中に現場を見に行く必要はあります。

 

 

断熱性能や気密性能

 

三重県のイシンホームFCは全部で5社ありますが、イシンホームの鈴鹿店であれば、断熱性能や気密性能も担保することができるので、間取りと住宅価格さえ納得すればちょうどよい工務店です。

 

 

施工ミスやトラブル

 

トラブルや不具合は少しありますが、何かあった時の対応がGoodなので、施主が不安になることはあまりありません。

 

それに建築中の打ち合わせで、床暖用のエアコンの配置場所やリビング照明器具の設置場所を相談したときに、できる事と出来ない事をしっかりと言ってくれたこと。どんな事でもハイハイ対応ではなかったことは素晴らしいと思います。

 

「エアコンの隠蔽配管はメンテナンスができないので絶対おすすめしない」と言ってくれなかったら、今頃・・・・

 

 

建築中に唯一ダメなところ

 

唯一、青だんごむしが鈴鹿店で残念だなーと思うところは、標準仕様から他建材に変更した時の差額費用の提示がないことです。

 

建材や設備をオプションに変更すると、追加の建築費用の請求書をその都度工務店側からいただくのですが、最終的にいくら上がったかの状況が把握できませんでした。

 

なので、自分で追加費用のリストを作って、住宅ローンの支払額をオーバーしないか再確認する必要がありました。

 

オプション差額表


 

水周り設備にこだわりがなく、全て標準仕様のままであれば、工務店から契約前の見積もり内容で大丈夫なんですけどね。もし拘りオプションがイッパイ出てしまいそうであれば、事前にこういう表を準備しておいたほうが無難かもしれません。

 

 

入居後 定期的に届くお便り

 

年に数回、家のメンテナンス方法や知恵袋的な内容の事が書かれたお便りが届きます。

やっぱりあるとないでは、安心感が違います。

 

2024年8月に届いたお便り

 

封筒でのお便り以外にも、LINEで定期的にお便りが届くので、色々と入居後のサポートも万全です。

 

 

入居後の交流会

 

入居後には、年1回の頻度で工務店関係業者さんとの交流会があります。当家が建った2020年は、コロナの影響で開催されていませんでしたが、今年からまた交流会が再開されました。

 

交流会では、主にボウリング大会や飲食店での食事会がメインですが、色々な方々と住宅のことやプライベートについてお話しができるので、工務店を通してコミュニケーションがとれるのは良いと思います。

 

ハガキで案内が届くので、興味があれば家族揃って参加できることは嬉しいですね。

 

 

イシンホーム鈴鹿店の店舗内で見学できること

 

パワーホーム大建さんでは、住宅展示場は設けられていなくて、基本的には建築中現場見学と住宅完成見学会で家づくりの検討を行う事になります。

 

青だんごむしの場合、どちらも見学することなく請負契約まで行いました。自分の場合は、コスパの良い高性能な住宅設備に重点を置いていましたので、どうしてもイシンホームで建てるという選択をするしかなかったんです。

 

2024年8月現在、イシンホーム鈴鹿店の店内で見学することができる設備といえば、

 

・構造材のヒノキ集成材柱の展示

・換気システム本体(マーベックススティーベル)の作動体験

・地震対策の免震資材の展示

・ウレタン断熱材の吹付け体験

 

自分が打ち合わせしにいってた時は、ウレタン断熱材の拭きつけ体験はなかったんですけど、色々と変わっていますね。

 

ちょっと前までは太陽光パネルの展示もしていたそうなんですが、今年の4月にパネルの推しが変更なったために現在は行っていないようです。そのうち展示しはじめるかもしれないですね。

 

 

三重県内でイシンホームを検討しようと思われた方、是非鈴鹿店にお問い合わせしてみてください。微弱ながら紹介割引も行っていますので、「青だんごむしのブログを見た」と言ってもらえれれば分かります。

 

あと最近は、高性能な太陽光パネルの5kW相当プレゼントキャンペーンも実施していますので、大変美味しくなっています。

 

 

お盆前にいただいたたくさんの最新の冊子ですが、まだまだ全て読みきれていないので、少しずつ時間をかけて読破したいと思います。ブログ更新頻度も最近は落ち気味なので、維持しつづけないとね。

 

長々と最後まで読んでいただき、ありがとうございました。