おはようございます、こんにちは、青だんごむしです。
今回もまた瀬山さんのことについて、記事を書こうと思います。
瀬山さんのプロジェクトを否定しているわけではないので、そこはご理解いただきたく思います。
先日は、せやま印工務店が失速する理由の記事を書きましたが、その続編です。
せやま大学で3月26日に投稿されたYoutube動画で「せやま基準」のベース価格が上がることになりまして、そのことについてお伝えしていきます。
価格を生々しくお伝えされているので、すごく参考になるんですけども、
こうなると、ますます低所得者の方々にはせやま印で検討していくのは難しい状況です。
建物本体のベース価格が変更
今まで従来価格でいうと、2階建て延床面積30坪の建物本体価格が2150万円(税抜)でしたが、2023年4月11日から2180万円に値上がりします。平屋住宅でいうと、2階建ての基本価格に+7万円だったものが9万円に上がります。
詳しく言うと、当初の価格2000万円に、ウッドショック調整費が+180万加算されて2180万円となります。
今回の値上げは、建材資材の高騰によるものでウッドショック調整費の部分を30万円上げた形です。
ちなみに、建物本体価格の中には付帯工事費用も含まれています。
勘違いしてほしくないこと
Youtube動画だけを観ている人なら、30坪を2180万円で建てられると思っているのかもしれませんが、実は違います。
せやま印工務店では、地域によって価格を調整しています。これは工務店側の人件費に関わるところで、所得の低い地域は+0円で、所得の多い大都市部では+150万円の調整費用が別途で掛かるようになっています。
これを、エリア調整費といいます。
例えば、東京23区内や神奈川県の横浜市に建築するとしたら、建物価格はこうなります。
2階建ての場合
基本の建物価格2000万円+ウッドショック調整費180万円+エリア調整費150万円
合計:2330万円(税込で2563万円)
坪単価:77.6万円(税込85.4万円)
30坪の平屋ならこうなります。
建物価格2000万円+平屋変更270万円+ウッドショック調整費180万円+エリア調整費150万円
合計:2600万円(税込2860万円)
坪単価:86.6万円(税込96.3万円)
もう一つ例えをあげてみましょうか。
名古屋や大阪、福岡などで建てる場合はこのようになります。
上記との違いはエリア調整額であり、この地域では+100万円になります。
2階建て総額:2280万円(税込2508万円)
坪単価:76万円(税込83.6万円)
平屋総額:2550万円(税込2805万円)
坪単価:85万円(税込93.5万円)
基準は30坪なのでそれを超えた分については、1坪あたり65万円(以前は60万円)で値上がりします。
他の地域については、新ブログのほうでまとめていますので、ご興味があればご確認してみてください。
一方でエリア調整費+0円の地域は、全部で18箇所あるんですが、面白いことに9割以上の地域で、せやま印工務店がありません。これは偶然なのでしょうか・・・。これも上記サイトでまとめています。
しかしながら、これはせやま印工務店だけがこんな状況ではなく、住宅業界の全てに言えることです。
当然イシンホームでも坪単価は上がっているものと思います。
他のイシンホーム紹介サイトに書いてある坪単価を参考にしていてはダメです。2019年以前の住宅情報で書かれていますので。
せやま印は、工務店が従来の流通方法で仕入れているのに対して、イシンホームフランチャイズ店舗は、イシンホーム本体から直接仕入れているので、まとめて仕入れられる分でいえば、せやま印よりは建材資材価格が安いのではないと予想しています。
最後に言わせてほしいこと
動画内の最後のほうで訴えられているのですが、「せやま印プロジェクトは施主のメリットを最大化する目的で運営しているので、良い工務店が参加しないとダメなんです。皆さん、良い工務店で建てたいでしょ?それなら良い工務店さんに沢山儲けてもらわないといけない。良い工務店を担保した上で、クルーにちょうどいい塩梅の価格で建ててほしい」
あー、なんだか いきなりステーキの元社長が発言していた事と似ているような気がする
クルーにたくさんお金を払ってもらわないと、良い工務店を担保できないと言ってるイメージです。
このようにおっしゃられているわけですが、現状で2階建て30坪で2600万円掛かる住宅が、コスパの良いちょうどいい塩梅の価格と言えるでしょうか?(もちろん瀬山さん推しの太陽光設備は別途掛かります)
外構工事等を含めたら、3000万円余裕で超えていってしまいます。
ウッドショック、建材、資材の高騰により価格が上がっているのは事実ですが、ここまで高いとなると今後こちらで検討する方は少なくなりそうです。それ以前に加盟店舗数も少ないわけだし。
20代、30代前半の検討者さんは、他ハウスメーカーで検討したほうが賢明という判断でしょうか。
せやま印工務店で検討される世帯は、30代後半以上のお金のある富裕層がターゲットなのかな?
せやま印工務店の今後の展開が楽しみなところです。
最後までみていただき、ありがとうざいました。
今回もまたまた瀬山さんの宣伝してしまったよ!
前編は↓
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