「あやかし」 高橋克彦SF、ミステリー、歴史と幅広い分野の作品を書いている作家の こちらはホラー小説なんだかなぁ って作品。文庫本上下の結構なボリュームです。話の始まりは1964年のロンドンの幽霊屋敷、そして岩手県(作者の故郷)、ついには地球圏外と どんどこ話が広がります。ちょっと後半、その広げ過ぎのせいかなんだかなぁ って感じでしまう様な…とは言え、とんでもないストーリーを毎度楽しませる、高橋克彦作品で御座いました。