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建築家とゆったりの家づくり + フォトギャラリー

太陽の光と、風を感じる生活。気持ちのいい部屋に、人が集る。
みんなが笑顔になれる場所、気持のいい家がつくりたい。
建築家としてのんびりの家づくりを紹介。
趣味で活動する写真のギャラリーも・・・。

 
10年ほど前に空き家を購入された住宅のリフォームです。 
2階サニタリールーム(浴室トイレ洗面所)のリフォーム工事の設計監理を行いました。
 
洋風バスのバスルームで、浴室洗面とトイレ全ていっしょにの西洋型を
日本型の浴室と洗い場で仕切りのガラス戸を造り
トイレ洗面に分離し
グレードの高いサニタリースペースにリニューアルしました。
2階浴室をユニットでなく仕上げるので防水と排水口に気を配りました。

着工前のサニタリールームです。

奥のニッチ(窪み)はなくし洗い場のスペースを稼ぎ出します。
右側に、ニッチを新しく造り、長さ1.2mの浴槽を1.3mに改造します。
シャワーの位置は左に変え、洗い場にシャワー水洗を設置。
ガラス製の洗面器などを置く棚をつくります。
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トイレと洗面化粧台も1室になっていました。
トイレの向こうの壁の位置を45cm向こうに広げ
洗面化粧台を造り付けます。
元の洗面台の位置を洗い場にします。
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完成後のサニタリールームです。

天井は無垢のチーク材(床用フローリング)に自然塗料オスモカラー塗りです。
ガラスは、強化ガラス、丁番の金物はスガツネの輸入品です。
 
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洗面ボウル、水栓金物、シャワー金物は、
セラトレーディング扱いのハンスグローエです。
左側入り口ドアは既存建具の吊り元を入れ替えて再使用ペイント仕上げです。
便器はTOTO、フタと便座は木製です。
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天井にはTOTOの暖房乾燥換気扇。
吸気口は間接照明の折り上げ天井に隠しています。
床はTOTOのサーモタイル300角。
 
ガラス戸引き手はユニオン。
ガラス棚の金物はスガツネ。
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家具の引き手とペーパーホルダーはカワジュンです。
排水口フタは、カネソウでオーダーサイズ、タイル目地割に合わせています。
窓の位置はそのままで、網戸を新設。
ガラスを中空部格子入りのペアガラスに入れ替え。
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今回は、使用材料のメーカーを書き込んでみました。
 
 

 
 
10年ほど前に空き家を購入された住宅のリフォームです。
  
2階浴室トイレ洗面所のリフォーム工事の設計監理を行いました。
 
FRP防水工事完了の状況です。
壁も窓下まで、床から1.2mくらいまで防水します。
この上にモルタル下地塗、モルタル仕上げ塗りの上400角タイル貼りで仕上げます。
 
手前が洗い場、1段下がった奥が浴槽部分の床です。
黒くて丸いのが鋳鉄製のドレイン(排水口)、FRP用の挟み込み金具付です。
 
緑のチューブは追い炊き配管、今回新設しました。
オレンジ色の配管は電気設備配管(VE管)リモコンの配線です。
その向こうの壁の四角い穴はテレビ用の配線BOXです。
 
 
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洗面所もFRP防水をしています。
浴室と洗い場の段差を1cmしか取っていないからです。
こちらの立ち上げは20cmくらいです。
洗面所の床配管の前で立ち上げました。
 
斜めになったところから向こうを今回広げました。
階段ホールを少し狭くした部分です。
右側は向こう側に窓があるので、下だけ洗面所です。
 
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壁モルタル塗りの施工状況です。
ベニヤ板の下には
鋳物ホーローの浴槽が設置されています。
 
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洗面化粧台の収納家具が設置され
大理石のカウンターの設置状況です。
トイレ器具以外全てオーダーメイドです。
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カウンター設置途中全景です。
左側の鏡と、カウンター廻りの一部壁タイルを後で貼ります。
 
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もうすぐ完成です。
 
 

 
 
自然素材で気持ちのいい家づくり

石油

石油は
自然が地面の奥深く
地球のために
二酸化炭素を封じ込めた
自然の摂理か

そうでなければ神の知恵。
 
それを人間が見つけてしまって
宝物と勘違いしたのか

便利さにかまけて
エゴで掘り出してしまった。
 
あるいは
増えすぎた人間を滅ぼすために
神が仕掛けた罠かも。
 
なんて
たいそうに
思ったりしますが

これは何となく
子供の頃から思っていたこと。
 


 
 
 
自然素材で気持ちのいい家づくり

自然素材 雑感

自然素材は建物の中に
湿気をため込んだりすると
曲がりや乾燥による透きや割れが発生したりしますが
 
換気の仕方など少しのルールを守って、
特性をあらかじめ理解して
多少の割れなども味になると
考えてつきあっていけば
本物の良さは
使うほどよくなっていくこと。
 
じめじめしたときは湿気を吸収してくれて
乾燥時には湿気を放出してくれたり
 
キズがついても
中まで本物なので
そんなにきたないものでなく
キズもけっこう味になります。

新建材

自然素材と比べると
新建材は、完成時が一番美しく
汚れが付きにくい分
汚れは浮いた状態で
仕上げは表面だけなので
キズが付くと下地のアラが見えたり
 
木のようで木でないとか
石のようで石でないとか
人は感性でわかっている部分があるので

いつまでも変わらず汚れていくのが
たぶん古さを感じることに
なっていくのかなぁと思います。
 
主に石油で出来ているので
揮発性の有害物質も含まれています。
 
悪口を言うようでいやだけど・・・。
 

 
 
 
自然素材で気持ちのいい家づくり


当初は木造での計画で
外観とプランが決定した段階で
クライアントのご両親の
「構造は鉄骨の方がいいんじゃないの」
という一言で、鉄骨で計画することになりました。
 
そんなわけで
階段や部屋の仕切りには
木造の柱材がいっぱいの
家づくりが完成致しました。
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階段の構造も鉄骨造です。
 
段板と蹴込み板は厚さ60ミリの米松材
列柱も米松で105ミリ角
もちろん全て無垢材です。
 
鉄骨の梁を隠すように米松の梁をつけました。
木造に鉄骨階段のようにも見えませんか?
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吹き抜けやリビング、寝室等の天井は
せっかく鉄骨造にしてコストをかけたので
全部隠してしまうのはもったいないし
 
普通ではおしゃれじゃないので
鉄骨構造を主張するところは
主張することにしました。
 
床や玄関の化粧BOXも自然素材の無垢材。
1階の赤っぽいのはカリン材。
玄関の床は自然石割肌仕上げ。
玄関収納はシナ合板。
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外観夜景では、
木の列柱があたたかく見えます。
 
外壁はセメント押し出し成形版のアスロックワイド。
厚さ60ミリ幅900ミリで
素地仕上げのメンテナンスフリー。
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音楽室は床壁天井とも木質系です。
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手前のグリーンはキッチン前の壁
使用材料はガラスタイル。
ガラスも珪素で自然素材。
 
タイルと違って
目地が平面に仕上り
油汚れのクリーニングもお手軽。
 
少し見にくいですが
天井と同面で鉄骨の梁で
鉄骨構造を主張。
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壁は水性健康塗料。
 
当初の漆喰塗料の計画は鉄骨構造にしたこともあり
予算の都合で断念しましたが、
 
壁天井の仕上がりの表情は、
クライアントに
ご満足いただけたようです。
 

 
 
元は土間床の納屋でした。
主屋の客間は手をつけずに納屋をリビングに改造します。
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2階の床も天井もを取り払い2階の梁の上に杉板の天井を貼りました。
変形した丸太の梁の迫力が捨てがたい。
 
高窓からの光で気持ちよくなりました。
After
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   主屋と納屋の軒下空間
元は土間床の納屋の一部で、天井が低く、
大雨が降ると谷樋から大量の雨が入っていました。
リビングの一部に改造します。
Bifore
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主屋と納屋の2階の壁に
新しくガルバリウム鋼板の1寸勾配の
緩やかな屋根をつくりました。
玄関前の外観には瓦の勾配庇で修景したため
外からフラットな屋根は見えないように工夫。
 
内部空間は天井高4m。天窓と高窓も設置。
新旧の梁の対比がアクセントになりました。
 
右側の建具はガラス戸のガラスを
アガチス合板に入れ替えて室内空間に調和。
建具上の梁などは既存のままにオイル仕上げ。
床は無垢材のフローリング。
壁は藁入り漆喰色粉混入仕上げ。
After
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主屋北側の部屋にあったリビングルーム
天井高はあるが日の当たらない部屋。
Bifore
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主屋北側の3室の建具を取り払い
フリースペースと風呂洗面トイレを新設(右側奥)。
階段も新しく設置した。
 
元の階段は主屋から土間に降りた玄関から
踏み台を使って上がっていた。
 
2階も1部屋を改造して
階段とゆったりしたトイレを設置。
 
右側は新しいリビングとの段差解消のスロープ。
元の縁側と書院スペース。
 
階段前の梁鴨居は新リビングに移設。
壁は漆喰塗り。
After
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納屋から北側に一旦外に出たところにあったDK。
蔵と浴室、洗面はこの隣。
 
2階に行くにも風呂に行くにも
ご飯を食べるのも土足に履き替えていた。
トイレも納屋の一部にあったので同様。
 
なれていたので不便と思ったことはなかったらしい。
Bifore
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主寝室に改造新建材の内装を剥がすと
すすにまみれた板壁と
黒い土壁が現れた。
 
ベットから
天井も一部取り払いすすにまみれた
古木の表情を楽しめる。
白い部分はルナファーザー素地仕上げ。
 
板壁には前回のリフォーム時に取り残された
年代物のカレンダーと、赤い『火の用心』の
張り紙が貼ってあったので
保存再使用した。
 
風呂と洗面、トイレは2世帯住宅対応で
隣部屋の元の場所にも改造設置。
全てバリアフリー。
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この部屋が南東角の一番いい場所の洋間。
納屋の南に増築されたようだが
土間の南のトイレ横で、
どの部屋からも離れた位置で
物置として使用されていた。
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LDK横に扉をつけ寝室として使用する。
キッチンの上のスペースに2階部分を残し
杉板の階段をつけて一体利用。
After
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2階見返し
天井高さが1.8m敷かなかったので
天井をはずして
屋根に添ってプラスターボードにルナファーザー素地仕上げ。
壁も同じ仕上げ。
 
息子さんお気に入りのプライベートスペースの完成。
2階部分は音楽を聴く部屋になっている。
After
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左側塀の向こうが元の納屋部分
その隣が浴室の窓一番右がDK。 
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塀を取り払いウッドデッキのテラスを新設。
東向けの部屋のため、ここでひなたぼっこ。
ここもバリアフリーのフルフラット。
塀の向こうには文に向かうスロープも新設。
壁は修景、納屋には雨戸しかなかったので
窓も新設、2階窓はLDK吹き抜けの高窓。
After
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長谷川建築設計事務所
 
収納力ですっきり暮らす(その3)
 
 定年を向かえたクライアントさんが、離れて暮らすお母様に
「この機会に家族で実家に戻り、いっしょに暮らしたい」と告げた。
 
お母様一人分だけの空間に4人家族の荷物が増えるとあって、
収納は最大の課題になった。
 
ロフトと納戸スペースも設けて、
リビング、階段、廊下廻りに、可能な限り造り付け収納を設置。
 

 
個室には収まりきれない書籍類のために、
1階、2階の階段まわりには
段差を利用した書棚を設置しています。
 
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天井まで背表紙がぎっしり‥‥となると窮屈な気がしますが、
小物や写真などの飾り棚部分を配置したり、上手に使っています。
 
本を通じて、ご家族それぞれの趣味が垣間見えるのも楽しいでしょう。
 
 
収納力ですっきり暮らす(その2)
 
定年を向かえたクライアントさんが、離れて暮らすお母様に
「この機会に家族で実家に戻り、いっしょに暮らしたい」と告げた。
 
お母様一人分だけの空間に4人家族の荷物が増えるとあって、
収納は最大の課題になった。
 
ロフトと納戸スペースも設けて、
リビング、階段、廊下廻りに、可能な限り造り付け収納を設置。
 

 
左側のルーフバルコニーと南側上部の光を採り込めるため、
廊下部分は物干しスペースとして活躍しています。
竿はタモ材の造り付けです。
 
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三方を隣地に囲まれた敷地で一番明るいロフト部分。
その南北に小屋裏を利用し
た納戸スペースを配置し、2階の洋室とつ
ながる南側は採光も確保しました。物入れ
だけでなく、広々としたロフト空間として
使えるようになっています。
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大学生の子供室からの見上げ
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南側高窓からの光でロフトが明るい。
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細長い、間口の狭い部屋も
上部空間にゆとりを持たせることで
ゆったり。
一石二鳥です。
 
高窓のある外観です。
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見せる部分、隠す部分を使い分けた壁面収納 はこちら
 

長谷川建築設計事務所
 
 
 
収納力ですっきり暮らす(その1)
 
 定年を向かえたクライアントさんが、離れて暮らすお母様に
「この機会に家族で実家に戻り、いっしょに暮らしたい」と告げた。
 
お母様一人分だけの空間に4人家族の荷物が増えるとあって、
収納は最大の課題になった。
 
ロフトと納戸スペースも設けて、
リビング、階段、廊下廻りに、可能な限り造り付け収納を設置。
 

 
1階LDKは壁一杯に天井までの棚を造作。家全体の木のテ
イストを延長させて、圧迫感を軽滅しました。
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隠された扉のつはトイレで、スペースの関係上異色の配置に。
 
 
ダイニングの洗面は帰宅時、
食事前にサッと手を洗うなど、何かと重宝します。
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オープンな部分と扉のある部分を設けて、
食器から細かい生活道具まで上手にに分類されて
使って頂いています。
 
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は、こちら。

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10年前の新築時のLDKの写真です。
使用材料は
柱・梁はピーラ(米松の無地材)。
けっこう高価な材料です。
 
本棚は2×12の構造材で
木の種類を指定しなかったのですが
同じ米松が使われました。
こちらは安価ですが
下地用の構造材の為乾燥が不十分で
ねじれなどの狂いがあり
組み立ての大工さんはすごく手間をかけてきっちり造ってくれました。
 
壁・天井はプラスターボードにAEP(アクリルエマルジョンペイント/水性塗料)
枠廻り・額縁は米栂CL(クリアラッカー)です。
<最近は自然オイル仕上げを使うようになりました。>
カウンター天板は素焼きタイル縁はタモ材
建具はシナベニアです。
ブラインドはプリーツスクリーンを使用。
床は厚貼りフローリングですが無垢を使っていませんでした。
 
写真には写っていませんが
流し前の床はメンテナンス時の耐水性を考えてコルクタイルを使いました。
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10年後の写真です。
柱・梁のピーラは、木の樹脂がでてつやつやしています。
色も赤っぽくなっていますが、使用面積が多くないので
こってりした感じになっていないと思います。
 
松系を壁板に使うと少しくどい感じがすると思います。
 
生活しているクライアントさんは気がつかなかったのですが
1~2年で赤っぽくなりました。
 
水性塗料の壁も塗り替えはしていませんが
味がでた感じがするくらいで
古さは感じません。
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こちらも10年前の写真です。
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そして、こちらが10年後。
柱の艶が、いい感じだと思います。
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2階ご主人のアトリエです。
ガラスの向こうはふたりの子供さんのための部屋。
ニューヨークのロフトのイメージで、ラフな感じにするため
壁と天井の一部を
プラスターボード、パテ処理のままにしました。
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築10年後、現在のようすです。
いい感じにおしゃれに使って頂いています。
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新築時の子供室。
将来、2室にわける予定で14帖あります。
当分、家族3人で使います。
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子供室は築8年後に、ご主人がアートペインティングしました。
モチーフは成長していく子供達です。
愛情あふれる部屋に仕上がりました。
 
これは、当初から計画されていたことでした。
ただ、1年くらいで完成するつもりが、8年後になってしまいました。
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1階トイレの柱や建具も赤っぽく色づいています。
床と腰壁の白いタイルはいつまでも美しい。
洋便器の蓋は木製。
洗面台も陶器製で新建材は棚のアクリルと合板くらい。
鏡の裏は埋込棚。
 
壁に埋め込んだアクリルの棚に
美しくレイアウトした小物達は実は商品。
作家さんの器などを中庭と和室で販売しています。
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外観の新築時写真。
外壁はメンテナンスフリーが、おすすめのラムダサイディング
(中空押し出しセメント板)です。
勝手口の扉は米ヒバの白木にキシラデコール(防腐着色材・クリア色)塗り。
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10年後の様子。
最近、中庭に庇をつくりました。
勝手口の扉は、クライアントさんが
ご自身で青く塗りました。
縦樋は車があたって取り替えましたが
同じ色がなく、ちょっと残念。
 
植木鉢がふえて生活感がいい感じ。
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施主さんといっしょに考えた住まいを
いつまでも大切にお使い頂き
設計者として感謝いたします。
 
この住宅は設計に2年かけました。
 

長谷川建築設計事務所