古民家再生・・・インテリアはもちろん自然素材で。 | 建築家とゆったりの家づくり + フォトギャラリー

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太陽の光と、風を感じる生活。気持ちのいい部屋に、人が集る。
みんなが笑顔になれる場所、気持のいい家がつくりたい。
建築家としてのんびりの家づくりを紹介。
趣味で活動する写真のギャラリーも・・・。

 
元は土間床の納屋でした。
主屋の客間は手をつけずに納屋をリビングに改造します。
Bifore
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2階の床も天井もを取り払い2階の梁の上に杉板の天井を貼りました。
変形した丸太の梁の迫力が捨てがたい。
 
高窓からの光で気持ちよくなりました。
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   主屋と納屋の軒下空間
元は土間床の納屋の一部で、天井が低く、
大雨が降ると谷樋から大量の雨が入っていました。
リビングの一部に改造します。
Bifore
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主屋と納屋の2階の壁に
新しくガルバリウム鋼板の1寸勾配の
緩やかな屋根をつくりました。
玄関前の外観には瓦の勾配庇で修景したため
外からフラットな屋根は見えないように工夫。
 
内部空間は天井高4m。天窓と高窓も設置。
新旧の梁の対比がアクセントになりました。
 
右側の建具はガラス戸のガラスを
アガチス合板に入れ替えて室内空間に調和。
建具上の梁などは既存のままにオイル仕上げ。
床は無垢材のフローリング。
壁は藁入り漆喰色粉混入仕上げ。
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主屋北側の部屋にあったリビングルーム
天井高はあるが日の当たらない部屋。
Bifore
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主屋北側の3室の建具を取り払い
フリースペースと風呂洗面トイレを新設(右側奥)。
階段も新しく設置した。
 
元の階段は主屋から土間に降りた玄関から
踏み台を使って上がっていた。
 
2階も1部屋を改造して
階段とゆったりしたトイレを設置。
 
右側は新しいリビングとの段差解消のスロープ。
元の縁側と書院スペース。
 
階段前の梁鴨居は新リビングに移設。
壁は漆喰塗り。
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納屋から北側に一旦外に出たところにあったDK。
蔵と浴室、洗面はこの隣。
 
2階に行くにも風呂に行くにも
ご飯を食べるのも土足に履き替えていた。
トイレも納屋の一部にあったので同様。
 
なれていたので不便と思ったことはなかったらしい。
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主寝室に改造新建材の内装を剥がすと
すすにまみれた板壁と
黒い土壁が現れた。
 
ベットから
天井も一部取り払いすすにまみれた
古木の表情を楽しめる。
白い部分はルナファーザー素地仕上げ。
 
板壁には前回のリフォーム時に取り残された
年代物のカレンダーと、赤い『火の用心』の
張り紙が貼ってあったので
保存再使用した。
 
風呂と洗面、トイレは2世帯住宅対応で
隣部屋の元の場所にも改造設置。
全てバリアフリー。
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この部屋が南東角の一番いい場所の洋間。
納屋の南に増築されたようだが
土間の南のトイレ横で、
どの部屋からも離れた位置で
物置として使用されていた。
Bifore
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LDK横に扉をつけ寝室として使用する。
キッチンの上のスペースに2階部分を残し
杉板の階段をつけて一体利用。
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2階見返し
天井高さが1.8m敷かなかったので
天井をはずして
屋根に添ってプラスターボードにルナファーザー素地仕上げ。
壁も同じ仕上げ。
 
息子さんお気に入りのプライベートスペースの完成。
2階部分は音楽を聴く部屋になっている。
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左側塀の向こうが元の納屋部分
その隣が浴室の窓一番右がDK。 
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塀を取り払いウッドデッキのテラスを新設。
東向けの部屋のため、ここでひなたぼっこ。
ここもバリアフリーのフルフラット。
塀の向こうには文に向かうスロープも新設。
壁は修景、納屋には雨戸しかなかったので
窓も新設、2階窓はLDK吹き抜けの高窓。
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長谷川建築設計事務所